塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ジュビロ、降格へ待ったなし!

2013-10-21 23:34:39 | 日記
 2012シーズンは勝ち点50での12位。

 最終節のヤマハスタジアムで、監督問題が最後まで尾を引き降格したガンバ大阪を見ていたジュビロが、まさか今季最終節前に
降格の可能性があるとは、ファンも選手も考えなかったでしょう。

 昨年は降格して金森社長に怒声を浴びせるファンの姿を見、そして今季は自分たちがガンバの選手が味わった苦痛と自信の無さ
を感じる。

 これもある意味デジャブなのでしょうか。

 前田、駒野、山田と川口という代表経験者が存在し、金園も故障で離脱してしまいましたが代表合宿に呼ばれた過去を持ちます。

 関塚体制を早い段階で発足させ、フィテッセから安田を獲得し、ジュビロが何も手を打たなかったわけではありませんが、それ
でも勝ち点3はおろか「1」すら得るのも難しい状況でした。

 森下前監督と関塚監督が唱える戦術と対戦相手の分析、そして練習内容。

 それほど隔たりがあるのかどうか、わかりかねますがジュビロが開幕からの躓きを克服できず、そのまま来てしまった事は確か
です。

 嫌味な言い方ですが、これが2ステージならば

 「後期リーグで挽回」

 という形になり、2015年からがファミコン・ボタンのリセットが加わる形ですから、正直思いやられます。

 ジュビロが降格することで最も気になるのは、来季がワールドカップ開催年ということで、代表招集を受けてきた選手の選択で
す。

 前田と駒野は現在でも有力候補でしょうし、特に駒野は2010年の

 「PK失敗」

 を挽回できる、最後のチャンスと言えます。

 ヴィッセル、ガンバが1年でJ1復帰のメドがたっているように、噛み合いさえすれば問題は無いのですが。

 もしジュビロが降格するとなればヴェルディがそうしたように、中山や名波がコーチとしてクラブぶ復帰するのでしょうか。

 
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ブランドバリューではなく、流した汗に報いる姿勢

2013-10-21 01:30:13 | 日記
 1995年のNBAプレイオフで行われたシカゴ・ブルズとオーランド・マジックは後者が勝利し、東カンファレンス王者と
してヒューストン・ロケッツとのファイナルに進出しました。

 結果はヒューストンがNBA2連覇を果たすのですが、オーランドとしては実りあるシーズンを過ごしたと言えます。

 このブルズとの対戦の最中、オーランドの主力であるニック・アンダーソンが

 「背番号45のマイケル・ジョーダンはただの人」

 と発言し、騒然となる騒ぎがありました。

 確かにジョーダンは1993年に1度目の引退をした後、大リーグに挑む為にマイナーリーグで奮闘していましたが、労使協定
がまとまらないのを見ると、NBAに復帰し世界中を驚かせたのです。

 さすがにジョーダンと言えども、2年オンコートから離れていた為に、ボールの感触、ネットまでの距離が思うように把握でき
ず、苦労を重ねます。

 またジョーダンが履くことを想定して制作されなかったジョーダン10は、それまでの品と比較して横幅が広く、ジョーダンが
満足していないと囁かれました。

 つまり、アンダーソンの発言には根拠があったのですが、これを聞いたジョーダンは度肝を抜く動作にでます。

 それは

 1・ナイキが公表していなかったジョーダン11を履く
 2・背番号を23に戻す

 というもので、ジョーダンとしては自分が出来る「喝」を自身とブルズの面子に与えたのです。

 では、こういう見方もできます。

 「試合に出ていない香川真司はただの人」

 断っておきますが、僕は彼の人間性を指摘しているわけではありませんし、彼が歩んできた道のりには当然敬意を払います。

 しかしバスケットであれサッカーであれ、試合に出場して汗を流した選手こそ。やはり代表招集を受ける権利があり、ユナイイ
テッドで戦列を離れている今の香川は、ドルトムント時代の彼ではありません。

 むしろ、ザッケローニ監督の招集が彼を傷つけている、そんな気さえしています。

 監督は「ブンデスリーガ」だとか「プレミアリーグ」というブランド・バリューで選んでいるのでしょうか?

 ではJリーグは蔑ろにされるべきリーグでしょうか。

 僕は全くそうは思いませんし、そうしたリーグに在籍しても勝ち点3を得られないのであれば、Jで勝ち点3を得る要因となっ
ている選手、FC東京の太田、F・マリノスの富澤、レッズの那須、興ろきなどが流した汗に報いるべきだと感じます。
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ホマとレゲア、中規模ブランドの存在

2013-10-21 00:37:53 | 日記
 世界各国でワールドカップ出場国が決定しています。

 その大半がナイキ、アディダス、プーマと契約していますが、中にはホンジュラスがスペインのホマと契約しているように、
日本語で言う「ニッチ」はサッカーの世界でも必ずあります。

 前回2010年はチリ代表がアメリカのブルックス、北朝鮮代表がイタリアのレゲアから支援を受けたように、ワールドカ
ップという世界最高峰の舞台では、その露出の高さはスポンサーにとっても大変魅力的です。

 チリ代表は現在プーマと契約していますが、ホマはホンジュラスに2000年代から供給をしており、長年のパートナー・
シップが存在します。

 過去にル・コックが1982年のイタリア、86年のアルゼンチン代表に提供していたジャージの復刻盤を発売したのも、
当時を知るファンには大きな楽しみを与えるためでしょう。

 ホマは現在バレンシアとヘタフェをサポートし、日本では

 「アネックス有限会社」

 が代理店を務め、公式ホームページの作成をしています。

 (僕も今閲覧したばかりです)

 僕の記憶違いでなければ、遂に初出場を決めたボスニア代表はレゲアのジャージを着て戦っていたはずですから、レゲアに
とってもブラジル・ワールドカップは最高の舞台でしょう。

 もしカッサーノ(ディアドラ)ラノッキア(ロット)が代表から外れるようであれば、レゲアは文字通りイタリア代表として
ブラジルに行く形になります。

 アズーリは今プーマと濃密な関係にありますからね。
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アンブロが描く新しい指針

2013-10-21 00:20:16 | 日記
 マンチェスター・シティに続き、アスレチック・ビルバオも契約をアンブロからナイキに変更しました。

 アンブロの公式ホームページを閲覧しますと、インターナショナルの項目ではイングランド代表のジョー・ハートとアンディ・
キャロルが掲載されています。

 現在アンブロが公式スポンサーを務める国は以下の5か国ですが、契約選手と共に減少しているように感じます。

 カナダ、グアテラマ、ノルウェー、ペルー、アイルランド。

 アンブロ伝統のダブルダイヤモンドの露出が少なくなっているのは、ナイキの傘下であることも影響しているのかもしれません
し、同じく傘下のコンバースがNBAでの露出が減少している点と無関係では無いように思います。

 アラン・シアラーとマイケル・オーウエン(イングランド代表)
 カルロス・バルデラマ(コロンビア代表)
 ペレ(ブラジル代表)

 が愛用者として名を連ねブラジル、イングランド、スコットランドと伝統国に供給してきた過去の事例に、僕が勝手に捉われて
いるだけかもしれませんが。

 逆に新規開拓と言う面で、このホームページでは

 「音楽フェスティバルでの商品提供」

 が記載されています。

 音楽フェスティバルに集うファン、そしてサッカーも音楽も両方に関心があるという来場者に向けての商品提供で、アンブロ自身
が記してきた

 「私たちはフットボール・ブランドです」

 という範疇を超えた試みと感じました。

 それはコンバースがタウンシューズとして絶大な支持を得ているのと同様、アンブロがファンが街でサッカーを意識したいと感じ
させる事を目標にしている印象を受けます。
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