塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今からゴン中山復活の時!

2013-10-17 23:00:43 | 日記
 僕は以前、ワールドカップ本戦に向けて

 「ポット2に入るであろう国から勝ち点3を確実に得られるように」

 と記した事があります。

 僕はベラルーシ戦の映像は全く見ていませんが、セルビア戦同様随分と気迫に欠けた戦いぶりだったとは聞いていますが、その
セルビアはポット2に相応する国ではないでしょうか。

 少なくとも今の日本代表に、ブラジル、スペインが確実にノミネートされるポット1、つまりシード国から勝ち点3を得る力は
ありません。

 では代表が勝ち点0を勝ち点「1」に繋げるためには何が必要なのか?

 一番手っ取り早いのは

 「ゴン中山」

 でしょう。

 つまり劣勢の場面で流れを変えられる選手、簡単に言えばこの選手が入れば、残りのフィールド・プレイヤー9名全てが、監督
が送り込んだメッセージの意味を理解し、どう攻撃を振る舞うべきか一瞬にして理解できる。

 そんな交代です。

 ただそれまでの交代枠は「2」しか残らないわけですが、92、93年当時のオフトも現在のように布陣を固定しながらも、3
トップの4-3-3-や菱形の4-4-2を導入していました。

 また中山の投入は選手全てに

 「攻撃に手数を掛ける」

 という意識を持たせることで非常に効果がありましたし、現在の代表にも通じる面はあると思います。

 それが豊田や川又目当てのクロスになるのか、フロンターレの矢島や小林、FC東京の渡邊のように最終ラインを混乱させる選手
なのか、それは監督の描く方法論によって異なります。

 しかし今こそゴン中山のように

 「勝負はこれからよ!!」

 と思わせる風貌の選手、一番必要ではないでしょうか。
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お買い得品にある表と裏

2013-10-17 22:48:14 | 日記
 前回お話したように、名の通ったブランドが低価格で購入できるのは僕たちだけでなく、ブランドにもメリットがあります。

 僕たちにとっては生産国、通常アジア生産が人気なのは日本生産よりも廉価が魅力だからですが、日本産でも低価格であれ
ば食指は動きます。

 ブランド側からすれば、余剰在庫が軽減できますし、少なくとも僕からすれば新品と比較した際、着心地と機能に変わりは
見られませんでした。

 ただ余剰在庫は気をつけるべき点もあります。

 在庫は店頭にあるのみですから、次回来店しても買える見込みはありませんし、デザインが良くないと判断したならば控え
ておくべきでしょう。

 サッカーも同様で、スター選手を安く移籍させたとしても、全てがプラスには働きません。

 フラメンゴがミランからロナウジーニョを獲得した際がそうでした。

 体力と継続性を疑問視されながらも、フラメンゴが彼を獲得したのは、ロナウジーニョ獲得で大きなスポンサーが幾つも付
き、彼の報酬を負担してくれる見込みがあった為でした。

 同時にロナウジーニョの名声によるチケットの販売促進、ファンの熱狂などが考慮されたことでの獲得でしたが、事実、入
団当初はフラメンゴ首脳陣の予想通りに事は進みます。

 しかし、フラメンゴ自体のリーグでの成績が下降し、ロナウジーニョ個人の不調が囁かれた瞬間、ファンは彼を批判しはじ
めます。

 また獲得前から、そもそもフラメンゴに豊かな財政基盤は無く、最終的に両者は袂を分かち、ロナウジーニョはアトレティ
コMGに移籍し、遂に南米王者に輝くと言う、フラメンゴファンへの

 「皮肉」

 を贈る形となりました。

 ただそれ以上に屈辱なのはグレミオで、パリに旅立つ際もブラジルに帰国する際も、ロナウジーニョと兄にアジスに小馬鹿
にされたと感じています。

 お買い得品にはやはり、知っておくべき情報が隠されています。
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衣類のハンパセールと合同トライアウト

2013-10-17 19:05:52 | 日記
 スーパーで働いてますと、掘り出し物に出会う確率は皆さんより高いでしょうね。

 僕の勤務先に限らず、最近どこでも「インナーセール」を行う機会が増えました。

 男性肌着ですと、グンゼとワコールの2銘柄が定価の半値、もしくは半値以下で売られている事が多く、種類も豊富にそろって
います。

 グンゼ、ワコール共に国内生産を行っていることもあり、日本製の肌着が3ケタプライスで買えるのであれば、それは嬉しいに
違いありません。

 これは

 「型落ち品、旧作」

 であるがゆえの価格設定ですが、僕からすれば痛みもなくむしろ有難い気持ちで一杯です。

 今、長野東急でも「傷モノハンパ市」を行っていますが、僕は以前このセールを利用して銀座プレリーが手掛ける日本製のコード
バン・ベルトを4桁(通常は5桁)で買って今でも愛用しています。

 革製品は良い皮を使えば使うほど価格は高くなりますから、こうしたワゴンセールで掘り出し物があればお買い得と言えます。

 これ、Jリーグで例えるならば、シーズンオフに行われる

 「合同トライアウト」

 に相当します。

 クラブを解雇された選手たちは、年齢、負傷の有無、高給取りであるなど様々な形で追い出されてしまった経歴があります。

 しかし、当の本人たちに引退と言う考えは全くなく、だからこそ生き残りをかけたトライアウトでは、自分本来のポジションで
なくとも、懸命に汗を掻きます。

 三都主アレサンドロがJ2の栃木を契約したように、日本代表経験者だからという肩書はむしろ邪魔になる形ですし、無印の
方が給料を含めて提示しやすい環境にあります。

 選手は傷物ではありません。

 ただ、選手の資質がクラブの方向と合致しないだけで、きっと必要とするクラブはありますし、クラブも注意を怠ってはいけま
せん。
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もし日本代表監督が交代したならば、後任は誰が適当か

2013-10-17 01:56:25 | 日記
 まず解任はあり得ない話ですが、もし任期半ばでザッケローニ監督が解任されるとしたら、私たちは誰を指名すべきでしょう
か。

 まずはき違えていけない点は、あくまで監督交代は監督の人間性ではなく、選手選考や練習内容というサッカーに関する事で
決めるべきであり、メディア対応の悪さは2の次になります。

 ここで問題になるのは

 1・準備時間の少なさをどう考慮すべきか
 2・日本語が理解でき、同時に海外、J1の選手のいずれを分け隔てなく起用できるか

 という2点になります。

 例えばアルディージャを解任されたベルデニックはこの2点をクリアしていますし、ブラジルに帰国したオリベイラにラブコ
ールを贈るという話もあるでしょう。

 コンフェデレーションズ・カップでも見られたように

 1・やはり英語では無くポルトガル語が中心
 2・アマゾン流域、サンパウロのような都市部、サントスのような港町など、一口にブラジルと言っても気候、食事のいずれ
も大きく異なる

 という点が理解できました。

 オリベイラ監督ならば日本人気質だけでなく、ブラジルでの過ごし方に抵抗なく選手達を導いてくれるはずです。

 確かに解任論に消極的な理由もわかります。

 昨年のガンバに見られる、監督交代が即「地盤沈下」に陥った例もありますし、今季の例で言えばアルディージャにしてもジュ
ビロにしても、残念ながら

 「政権交代」

 がプラスに働いていません。

 韓国のようにドライと思われても積極的な監督交代を見せることで、日本でもひとつの参考例は生まれますが、やはり議論は
あっても事は慎重に行うべきですね。
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代表選手の顔ぶれはモトサヤ

2013-10-17 01:38:12 | 日記
 「モトサヤ」

 別れた男女の仲が再び戻る事を僕たちはこう呼びますが、この単語、現在の日本代表に当てはめても問題なく使えます。

 何故かと言いますと新戦力を試しながらも、最終的に監督は自分が最も信頼している選手、言い換えれば就任当初から
変わり映えする事の無い選手を、常に先発させてきた為です。

 ではどうしてこの「モトサヤ」は起きてしまったのでしょうか。

 1・選手がクラブで故障してしまい、招集を受ける権利が無くなった。
 
 これはサザンプトンの李忠成がそうですね。2011年アジアカップのハイライトで流される、あのボレーの軌道を見て
もわかるように、彼が素晴らしい力を備えているのは事実です。

 2・所属クラブが下位に沈み、同時に選手自身も不調になった。

 ジュビロの前田、伊野波がこれに相当しますが、もしジュビロが降格すれば伊野波は昨年のヴィッセルに続く、2季連続
での降格となり、さすがに移籍が憚られる形となります。

 3・選手個人が素晴らしい活躍を見せても、代表監督の食指が伸びない

 以前からお話しているように、リーグMVPの佐藤やフロンターレの大久保、ベガルタの赤嶺やアントラーズの遠藤など
がそうです。

 これは選手の資質ではなく、代表の4-2-3-1、3-4-3との相性が問題なのでしょう。

 4・監督本人が「期待している」と語りながら、一向に出場機会が巡ってこず、来てもほんのわずかしかない。

 現代表で言えばGKの権田、MFの高橋がそうですね。

 今4つの例を軸に「モトサヤ」を振り返ってみました。

 選手の側にも問題があることもありますが、やはり監督のさじ加減が大きな鍵を握り、アントラーズの西のように1試合
のみで

 「お役御免」

 になった例もあります。

 継続性は確かに大事な要素ですが、現在の動脈硬化を解決するには来月のオランダ戦が、大変重要な一戦になります。
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