塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

もし日本代表監督をJ1から選出するならば

2013-10-28 23:28:55 | 日記
 もし来年、日本サッカー協会が伝統を踏襲し

 「代表監督は自国リーグで優勝、好成績を残した人物」

 に委ねるならば、僕はレッズのペトロビッチ氏にオファーがゆくと思います。

 イタリアのプランデッリ、フランスのデシャンがその代表例ですが、ドイツのレーブ政権はアシスタントからの繰り上げ昇格
のように、伝統国も必ずしもこの慣例に従ってはいません。

 僕がペトロビッチ氏の起用を考えたのは、まず会見でのヒューモアがあり、同時に話す事をためらわない性格が代表会見を今
以上に魅力あるものに変えると思う為です。

 また、今日本全体に波及しつつある

 「3-4-2-1」

 を根付かせたと言う意味で、この布陣が日本の概念として世界で対等に戦う際の基本軸になる、そんな気持ちにもさせてくれ
ます。

 短期で更迭されてしまいましたが、韓国代表を率いたチョン・グアンレ氏もこの3-4-2-1で戦う事を示唆しました。

 韓国代表と言えば2002年のように、両翼がワイドに開いた3-4-3が連想できますが、チョン氏はシャドーを置く形で
よりパスワークを活かしたサッカーを展開しようとしたのですが、思うようにはいきませんでした。

 3-4-2-1は4-4-2と4-2-3-1と比較した際、中盤で数的優位が得られます。

 同時にウイングバックと2シャドー、そして1トップが絡むことで多妻な攻撃が出来ますし、パスワークだけでなくより直線
的にゴールを目指せます。

 3バックは1トップと相性が悪いことも確かですが、ペトロビッチ監督は4バックも示唆しますし、相手の内容によって柔軟
に布陣を変えることでも知られています。

 パルセイロのようなアマチュアでも、開幕時の4バックから現在の3-4-2-1に布陣変更することで、守備が格段に安定
しましたが、それは4バックよりも約束事が少ない為でしょう。

 レッズの選手たちは、来日してまだ優勝経験の無い彼の為に懸命に汗を流しています。

 選手が監督を思いやることが自発的に出現する、これは監督としての資質として不可欠だと言えます。
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ジュビロ、今節での降格は回避

2013-10-28 01:10:22 | 日記
 エスパルスにホームで0-1で敗れたものの、ベルマーレも敗れたことで降格を回避できたジュビロ。

 もし今節でJ2に落ちていれば、選手もファンも

 「宿敵に敗れ加えての降格」

 と2重の重みに耐えられなかったと思いますが、やはり選手達は心の中に恐れ、過緊張、不安など前向きな要素を得られてい
ないのでしょうか。

 もし、前向きな材料を入手できるとすれば、外的要因に目を向けるしかなく、フロントは少なくともカルリーニョスと安田を
補強し、監督交代という手は打ったという履歴があります。

 僕自身、ジュビロは現在

 「ヴァンフォーレ甲府」

 が外的要因にあたると感じています。

 両クラブの勝ち点差は現在6ですが、城福監督にすればここにきて幾度も引き分けで試合を終えていることに、相当の苛立ち
を感じていると思います。

 聞いたところ、城福監督はパトリック獲得後、思い切って布陣を3-4-2-1に変更し、ウイングバックとシャドーが絡み、
1トップと連動する形での攻撃に舵をきったそうです。

 キャンプから伝えてきた4バックから、関連性の無い3-4-2-1への布陣変更は、監督にとってもある意味

 「賭け」

 だったに違いないのでしょうが、むしろ終盤にきての躓きは思いもしなかったはずです。

 ヴァンフォーレもベルマーレも勝ちきれない、でもジュビロも勝ち点3が遠い。

 この状況がトリニータ以外の3クラブの状況を混沌とさせていますが、逆に言えば自分たちで勝手に躓いているという印象も
あります。

 案外降格が決定するのは、最終節までもつれるかもしれません。
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Jリーグの2ステージ制は英断か、それとも

2013-10-28 00:48:47 | 日記
 先ほどまでスポーツ・ニュースを見ていましたが、見ているうちにだんだん気分が暗くなってきました。

 今日行われたJ1の8試合の内容は、日本シリーズ1試合に太刀打ちできない程中身の無い物なのでしょうか。

 田中投手の登板で楽天が勝敗を5分に戻し、レギュラーシーズンから続く勝率10割を維持したことは本当に素晴らしい
出来事なのは間違いありませんが。

 2012年5月29日号の週刊サッカー・ダイジェストの巻頭は

 「100人が語る20年目のJリーグ」

 というもので、選手、審判、テレビ局、評論家などがそれぞれの立場で意見を出しており、表紙にはカズが用いられてい
ます。

 その38人目に登場したのが、TBSテレビスポーツ局チーフ・プロデューサーの名鏡康夫氏で、提言案として2点を挙
げています。

 1・チャンピオン・シップのふっかる
 2・Jリーグのプレミア化

 つまり、業界の方は昨年の時点でチェアマンと中西理事と同様の意見を持っている事が示唆されているわけです。

 チェアマンも語っているように、皆は常に

 「1シーズンを通して戦う事が最善」

 と言う点では一致しています。

 でも僕は最近、この考えが軟化しまして2ステージ制をとりあえず見てみようという気になりました。

 それは冒頭でもお知らせしたように、野球1試合の映像に使われる所要時間よりも短いJのダイジェスト映像だけでなく、
僕たちが提案した案件を導入するゆとりさえない、現在のJの金銭面を考慮するようになった為です。

 「やって良かった」になるのか「決断は早すぎた」になるかは現段階では把握できませんが、僕のように心境変化したファ
ンも存在すると思います。
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