塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

もし天皇杯でパルセイロ対レイソルが実現したならば

2013-10-20 22:48:58 | 日記
 仮に本当の意味合いでの

 「ジャイアント・キリング」

 が起きた際、パルセイロは柏レイソルと大分トリニータの勝者と対戦します。

 (本当の意味合いと僕が記したのは、グランパスエイトが今季のJ1で優勝争いに絡む事がなく、F・マリノスの方が2冠
  達成のために気持ちにハリがあるだろうと捉えたためです。)

 柏レイソルもレッズとのナビスコ・カップ決勝も含めて2冠達成の現実味がありますし、ネルシーニョ政権の延長も決定し
ました。

 それ以上にパルセイロファンとしては、レイソルと檜舞台で戦うパルセイロを見てみたいものです。

 前任者の薩川監督、そして大島と宇野沢。

 彼らのルーツはレイソルにあり、だからこそ古巣と戦える醍醐味は格別だと思います。

 宇野沢に引き続き、今季からは大島もプロ契約を結び、松原、西口、そして高野といった面々と最終ラインを形成し、鼓舞
しています。

 信濃毎日新聞が開幕前のパルセイロ、JFL特集で

 「大島、新リーダーの自覚」

 という題名で、24歳の若きリーダー候補が生まれ変わったチームと共に、もう一回り大きくなろうとしていると記してい
すが、やはり薩川氏の退団で考える物はあったと思います。

 仮にF・マリノスを破り、レイソルと対戦しても

 「アジア4強」

 はフィジカル・コンタクトもボール回し、シンキング・スピードのいずれもJFLを凌駕していることは間違いありません。

 でもパルセイロだってJ3、J2、J1に進化してゆけば、チャンピオンズ・リーグで戦う日が来てもおかしくはないので
すから、今経験クラブと戦えるのあれば、それは有意義な出来事です。

 まずは対戦相手の心配よりも、F・マリノスとJFLに集中する必要があります。

 
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パルセイロ、天皇杯はF・マリノスと対戦決定

2013-10-20 22:29:19 | 日記
 「きっついなー!」

 今インターネット検索で、長野パルセイロが天皇杯4回戦で戦う相手がF・マリノスだということを知りました。

 しかも日産スタジアムで試合をするために、パルセイロとしては観客動員の面でも劣勢を強いられる事になるはずです。

 例えば山雅が今日、敵地でヴィッセルに0-7で敗れたのですが、J1経験クラブというのはやはり計り知れない存在価値
があります。

 山雅だって過去2年、J2の一員として戦ってきた歩みがあるわけで、それでも

 「J2」

 という同じ土俵で戦っていても、何らかの形で劣勢に追い込まれてしまえば、集中力と体力が維持できずいたずらに失点を
重ねてしまったのでしょう。

 つまり、パルセイロの場合

 1・早い時間帯での立て続けの失点
 2・逆に自分たちが先制して浮足立たない

 という2点が注意事項になるでしょうか。

 F・マリノスは昨日サンフレッチェを倒して再度首位に立ちました。

 ナビスコカップを戦うレッズと同様に、F・マリノスは2冠の可能性がありますから、主力の温存をどうするか、樋口監督
は悩むでしょうね。

 ただ嘉悦社長就任以降、度々サッカー批評でも特集されているように、F・マリノスは補強と財政問題、マリノス・タウン
の存在意義を振り返ってきました。

 かつては

 「チャンピオンズ・リーグに出場できないのであれば、私は辞職します」

 と嘉悦氏自らが発言してしまい、混乱を真似ていたことがありました。

 サッカー批評55号の52ページで当時の指揮官木村和司氏が

 「へんな約束したったから」
 「(中略)社長をやめさせたくなかったからね。
   辞めたらクラブもなくなってしまうんじゃないかと思っていたから」

 と語っているように、指揮官としては難しい状態に陥ってしまったのです。

 皮肉ですが就任2年目の木村監督は、勝ち点3を取りに行き、嘉悦氏の公約であるチャンピオンズ・リーグ出場を狙いにい
ったのです。

 その目標が前任者ではなく、現体制で達せそうな気配があるのは、ミスター・マリノスがどう捉えているかは別ですが。
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最近日本代表にがっかりする要因とは

2013-10-20 02:18:47 | 日記
 2013年に入ってからの日本代表を残念に思うファンは多いでしょう。

 僕はここに刷り込みが働いていると思います。

 それはメディアの報道方法だけでなく、僕たちファンが勝手に代表は成長していると感じとった面はあるでしょうね。

 2012年は日本代表の主力達が海外リーグで最高に輝いた年であり、その代表例が香川真司のドルトムント優勝であり、清武
が素早くニュルンベルクの主軸となり、吉田がサザンプトンに移籍したこともそうですね。

 そしてロンドン五輪では開幕戦でスペインに1-0で勝利するなど、痛快な勝利はワールドカップ最終予選、オマーンに3-0
ヨルダンに6-0で勝利することでピークに達します。

 これら

 「代表の予選前半の快勝」
 「海外リーグで主役を張る活躍」

 が僕らのの脳裏に焼き付いてしまい、本来の代表の立ち位置である

 「ワールドカップにおけるグループリーグ突破」

 という最低目標をぼやかしてしまった、そう僕は思います。

 コンフェデ杯とそれ以後に戦った国の多くは、本大会でもそれなりの成績を得られるであろう国であり、ヨルダンとオマーンが
どんなに成長を続けても、彼らは

 「ワールドカップに参加しない国」

 なのです。

 確かにセルビアもそうですが、彼らは本戦を戦った過去、スシッチ、ジャイッチ、ピクシーを軸に旧ユーゴ時代から名手を輩出
してきた歴史があります。

 オマーンとヨルダンに勝つ事も容易ではありません。

 しかし欧州と中南米の常連国に勝つ事はそれ以上に容易ではない、その当然の事実を僕たちは日本代表の成長という、実態が
さほど伴わない中で見失う形になった。

 そんな気がします。
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2014年イタリアに起きるであろう問題を探る

2013-10-20 02:07:35 | 日記
 2002年の春、イタリアの世論は真っ二つに分断され、トラパットーニの談話が常に注目を集まました。

 「ロベルト・バッジョは果たしてアズーリに必要か」

 このお題目をクラブの垣根を越えた議論の対象となり、彼の日本における知名度がアズーリを後押しする、何よりバッジョの
閃きがきっと必要になる。

 肯定派の意見は何より、

 「アズーリのバッジョ」

 というもので、1994年当時に「バッジョあってのアズーリ」という代物と比べたならば、大変地味な、主語と述語が入れ
変わった内容でした。

 当然熱烈なアンチも存在し

 「35歳の怪我人に何ができる」
 「トッティにデル・ピエロ、そしてインザギにヴィエリ。ロートルの居場所は無いぜ!」

 という痛烈な謳い文句も出ました。

 穿った見方をすれば、バッジョが2004年ブレシャの一員として引退できたのは、この大舞台を経験することなく体力の温
存ができたからかもしれません。

 僕は2014年の春、12年振りにイタリア国内が真っ二つになると予想します。

 そう、まるでデジャブのように。

 そのお題目は

 「フランチェスコ・トッティを代表に招集すべきか」

 というものです。

 まずラツィオの人間は反対でしょうし、熱烈なローマファンであればあるほど、彼の代表入りを後押しする形になるでしょう
が、プランデッリはトッティの招集には好印象の様子です。

 トッティは僕と同じく2014年で38歳になりますが、少なくとも35歳のバッジョよりは頑健であり、ローマでもガルシア
政権の中枢を担い開幕8連勝を飾る要因となっています。

 「バッジョの招集は既存戦力を苛立たせてしまう」

 と囁かれた2002年、トッティもバッジョの招集には疑問を投げかけていました。

 もし彼が2014年ワールドカップの招集が囁かれ、既存戦力であるバロテッリやシャーラウイから不要と断罪されたならば、
それこそが本当のデジャブかもしれませんが。
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