塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

トヨタ、シエンタに全精力をささげている?

2015-08-25 01:23:43 | 日記
 トヨタがどれほど「シエンタ」を売り込もうとしているか、それはCMのパターン数だけでも判断できます。

 ロドリゲスと滝川クリステルさんは夫婦役なのでしょうか、スーパーマーケットでFKをお見舞いし、棚の商品をカートにいれるCMが僕は特に印象的です。

 滝川さんは雑誌「ゲーテ」で、様々な方とお会いしています。

 でも、さすがに

 「レアル・マドリードの背番号10」
 「母国コロンビアでは子供たちの憧れの選手」
 
 と共演のオファーを受けた際は、さぞかし面食らったと思いますよ。

 トヨタの車は、その高性能で知られています。

 でも、選手からすれば

 「トヨタカップで活躍すれば、最高の車が手に出来る」

 という印象が強いと思います。

 ジーコがフラメンゴの選手として優勝した際は、副賞として贈られた車を現金に換えて皆で分けたと聞きましたし、時代も反映し最後の2004年大会では、プリウスが送られました。

 トヨタとしても、トヨタカップは冠スポンサーだけでなく

 「世界の名手に車を送る名誉」
 「その選手が自社製品を愛用する宣伝効果」

 も気にしたでしょう。

 僕はトヨタの車を購入したことがありませんが、IQが発売された時は、トヨタも思い切った事をするなあと感じたものです。

 近い将来、彼らが手掛けるミライは

 「未来の商品では無い存在」

 になっているかもしれません。

 
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あまりに声をかけ過ぎる事で生まれる弊害

2015-08-25 01:13:19 | 日記
 僕は自分で言うのも何ですが、アイロンがけ、洗物、風呂掃除など、家の作業は率先して行います。

 帰宅してまず最初に行う事は、シューキーパーを入れて靴を磨く事であり、シャツとハンカチのアイロンがけは毎日行います。

 一方で掃除をしていても

 「ほうきの使い方がなってねえな」
 「もっと能率を考えろよ」
 「駄目だなあ」

 を罵声が飛んでくるわけです。

 サッカーでも実生活でもそうですが、僕は回り道はすべきだと考えています。

 昔、旭化成が「イヒッ・ブレイクスルー」と言うCMを流した事がありましたが、僕は何度も繰り返す行為の中で

 「ああ、こうしたら良さそうだぞ」
 「良い発見ができたな」

 と思える瞬間が好きなんです。

 それお逐一叱責され、最短距離を歩まなく蹴ればばか丸出しと指摘される事が大嫌いなんですね。

 海外から来た関係者が

 「日本の子供たちはかわいそうだよ」
 「ボールをもっても怯えているよね」
 「それはコーチから言う事を聞け、親からも言う事を聞けと言われ、自分の意思でサッカーができない、だから責任を持てないし、想像力も膨らまないんだ」

 と指摘してます。

 39歳の僕ですら、毎日こんなに嫌な思いをしているのですから、子供たちはもっと嫌悪感を感じていると思います。

 大概の場合

 「お前の為」
 「将来、きっと役に立つ」

 と言いますが、その未来はいつ来るのでしょうか。

 僕は案外、子供は何も声を掛けない方が、サッカーでも学校でも有意義に行動できるような気がします。
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池波先生が記した「不作の生大根」

2015-08-25 00:55:38 | 日記
 昨日、おやつに焼き芋を買いました。

 でも、サツマイモのの時期ではないためか、苦味が多く正直美味いとは感じませんでした。

 鬼平外伝とも言える作品「乳房」で、池波先生は主人公であるお松が抱かれた男、勘蔵を殺める理由に、勘蔵が常に

 「不作の生大根をかじっているようだ」

 と毒づくことにしました。

 最後の最後で、この「不作の生大根」の言葉が、お松にとってのカタルシスになるのですが、大根だろうがサツマイモだろうが、作物二は旬がありますしね。

 天候の問題
 土と肥料の問題

 農業には常に付きまとう問題ですが、仮に美味しくないものに巡り合っても、我慢して食べた方が良いと僕は思うのですが。

 サッカーも同様で、肥料や太陽光線、雨に相当する

 コーチとの出会い
 練習内容の有無
 練習施設の充実さ

 などは、選手の育成に大きな影響を与えます。

 日本であろうとなかろうと、

 「ある年代に優れた資質の子供が集中して現れる」

 事がありますが、それはあくまで例外です。

 時には

 「不作の生大根」

 のようなときがあるかもしれませんが、それはコーチ側が勝手に押し付けた価値観かもしれませんし、子供たちの生活環境は、年を追うごとに変化しています。

 僕はスマートフォンの持ち主ではありません。

 ほんのわずか時間、例えば信号待ち、エレベーターが着くまでの間ですら、スマートフォンを手ばせない人間が圧倒的な中で、子供たちにサッカーの持つ意義を教える事は難しいことでしょうが。
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選手が移籍する際、注意すべき事

2015-08-24 01:14:37 | 日記
 選手の移籍が当然の現代、かつて味方として戦ったスタジアムに、敵として現れる瞬間はどんな気持ちでしょうか。

 見慣れたドレッシング・ルームとは反対の方向に向かい、かつて声援を送ったファンからの冷たい視線と、逆に数少ないファンが自分を鼓舞する現実。

 例えばカリアリの英雄であるジジ・リーバのように、スモール・クラブで優勝を味わう事が極端に少ない現代だからこそ、移籍が数多く成立するとも言えます。

 すべての選手が罵声を浴びるわけではありません。

 例えばラヒム。スターリングがアンフィールドで今季味わうであろう光景は、既に本人も自覚しているでしょう。

 2000年、ルイス・フィーゴが白のジャージを纏い、ノウカンプに現れた瞬間の憎しみは、仮に彼がここで殺されても、その殺人犯は許されるのではないか、そう思えるほど殺伐したもので、敵愾心という言葉では納まりませんでした。

 一方でアーセナルからバルサに移籍したアンリのように、帰還した際、多くの拍手で迎えられた事例もあります。

 もし、LAギャラクシーがリバプールと対戦する際、その場所がアンフィールドならば、ジェラードにもアンリと同様の光景が待っているでしょうね。

 それは日本式に言えば

 「立つ鳥跡を濁さず」

 という格言があてはまります。

 給料と契約内容で揉めたわけでは無い
 別れの際、きちんとファン、スタッフに礼をつくした
 そしてファンも、選手の気持ちを尊重した。

 これらの要素が歩かないかで、移籍が殺伐したものか、否かが決まってくると思います。

 フィーゴへの罵倒は、まさに常軌を逸していましたが、今後、日本でもあのような風景が日常になる時がくるのでしょうか。
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世論を割る選手の存在

2015-08-24 01:06:03 | 日記
 サッカーでは世論を割る選手が現れます。

 イタリアではバッジョがそうでしたね。

 韓日ワールドカップの際、バッジョを23名に選出するかどうかで、イタリアが大きく揺れた時期でしたが、反対派の多くは

 「トッティ、デルピエロにフィオーレと、バッジョを呼ぶ必要などない」
 「彼が94年、98年とワールドカップをフイにした事実を忘れない」

 という意見を掲げています。

 つまり

 94年大会のPK失敗
 98年大会、フランス戦でシュートを外す

 事が苦い記憶になっているわけです。

 しかし、94年決勝はバレージもPKを外し、98年大会ではバッジョはレギュラーではありませんでした。

 また、94年大会はナイジェリア戦も含めて、彼の獅子奮迅の活躍があったからこそ、アズーリは決勝に進出できたという意見も健在でした。

 世論は時に、近視眼的に陥りやすいのかもしれません。

 一方で識者の多くは

 バッジョと言う選手の資質は万人が認めるべきもの
 今回は、指揮官トラップの戦術と、彼の持ち味がかみ合わないだろうから、選出は難しい

 と言う結論でした。

 イタリアは予選で軸となった3-4-1-2を本戦では4-4-2に変更するなど、直前で慌てふためいた事実がありますから、バッジョがいた際、もっと情報が錯綜したかもしれません。

 ただ、2010年のワールドカップで中村が味わった苦痛を考えるならば、出場の可能性を残すよりも、

 「君を本戦には連れて行かない」

 と23名発表の時に伝える方が、双方にとって良い結果なのかもしれません。
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