塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

マイケル・チャンとリーボックに見る、理想的な契約

2015-08-27 01:42:11 | 日記
 先程見終えた「マツコ・有吉の怒り新党」の中で、マイケル・チャンの特集が組まれました。

 感激しましたね。

 それは彼の試合内容では無く、今でも彼がリーボックの愛用者であり、良い関係を保っている点についてです。

 クラブもそうですが、契約というのは見直しすべき問題であり、喧嘩別れする時もあれば、円満にさようならの時もあるでしょう。

 例えばベルギー代表のヤヌザイは。ニューバランスとの契約中にも関わらず、黒塗りのスパイクを履いている為に随分と騒がれていますが、これは致し方ありません。

 お世辞にも、近年リーボックがテニス、バスケット、サッカーの分野でビッグ・ヒットを飛ばしているようには見えませんが、マイケル・チャンとリーボックの関係は、本来あるべき

 「ブランドと選手の契約」

 の神髄が見えてきます。

 彼は引退しているわけですし、リーボックに義理立てすることもないのでしょうから。

 それでもチャンは自分を支援してくれたリーボックに、感謝と敬意を抱いているのでしょう。

 ちなみにこの中で、ボリス・ベッカーがロットのジャージと靴を履いている場面が確認できました。

 シェフチェンコがキエフ時代のアディダスから、ミラン時代を通じてロットを愛用したのは、ボリス・ベッカーとの出会いがあった為と聞いた事があります。

 今の若い方には連想できないでしょうが

 3本線ではなく、月桂樹時代のアディダス
 リーボックがブランドロゴではなく、アルファベットで表記

 という、時代がかつてはあったものです。

 今、1990年代のファッションが最注目され、フィラやセルジオ・タッキーニの注目度が挙がっているようですが、20年後になれば、今の商品の多くもレトロで括られるのでしょうか。
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ナイキが持つ、過去の名品と言う強み

2015-08-27 01:30:52 | 日記
 アンダーアーマーとナイキの隔たりは、サッカーに限らず簡単に埋まらないと思います。

 ナイキは過去ブルーリボン・スポーツ名で、オニツカ・タイガーの輸入代理店を務めていた過去を持ち、アディダス、プーマは勿論、ル・コックやパトリックのような古い歴史を持ちません。

 それでもナイキにはアンダーアーマーには無い強みがあります。

 それは復刻と融合です。

 ナイキは既にワッフル・トレーナーやインターナショナリストのような、過去の名品を復刻して市場を賑わせていますが、アンダーアーマーはまだ復興するほどの歴史と、名品を持っていません。

 ナイキだけでなく古豪は過去の名品という強みがありますし、ル・コックのアーサー・アッシュのように、歴史に埋もれた名手を現代に蘇らせる利点もありますからね。

 ちなみにナイキはロナウジーニョが履いたスパイク「ティエンポ・レジェンド」を復刻することを決定しています。

 融合と言う観点でも、ナイキは十八番を持ちます。

 例えば

 エアマックスの最新作に、過去のソールを用いる
 エアー・ジョーダンとエアー・フォースの融合
 スパイク・リーが監修したエアー・ジョーダンシリーズ「スパイジク」

 など、現代と過去の融和が大きな関心を集めています。

 プーマがディスクを、リーボックが新型ポンプを過去の製品からリニューアルしているように、過去はブランドにとって大きな財産なんですね。

 ですからアンダーアーマーは今、

 「あの時履いていた靴がまた欲しいな」
 「この靴、将来も発売しているだろうか」

 と顧客が思えるような靴、生産を終える事の無い、自社の看板商品を今作る事で、将来ナイキを覆す事ができるかもしれません。
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アンダーアーマー、北米で快進撃

2015-08-27 01:22:06 | 日記
 一昨日の日経によれば、米国市場ではアンダーアーマーの着用率がアディダスを抜いて2位になったとの事。

 アンダーアーマーの契約選手では

 ジョーダン・スピーズ(ゴルフ9
 ステフォン・カリー(バスケット)
 ミスティ・コーブラン(クラシック・バレエ)

 が最も知られているそうで、アンダーアーマーは完成された選手よりも、多くの伸びしろを持つであろう選手を求めているそうです。

 さすがにナイキの牙城を屑図までには至っておらず、ナイキはアンダーアーマーの10倍の売り上げを持つと言われています。

 日経は

 「ナイキは北米市場は4割しか満たしていないが、アンダーアーマーは9割を占める」
 「北米以外でのシェア獲得が急務」

 という論調で執筆していましたが、スポーツも何だか車と同じ形になってきました。

 2000年代、中国で高まるバスケット人気に伴い、リーボックはヤオ・ミンをナイキから強奪するも、彼の相次ぐ故障により、思うようなファン・プロモーションを打てませんでした。

 僕はアンダーアーマーの袖を通した事がありませんが、確かに街中ではよく見かけますよね。

 アンダーアーマーはオランダ代表

 「メンフィス・デパイ」

 にスパイクを提供しています。

 デパイはPSVでリーグ優勝し、ファン・ハールに請われる形でユナイテッドに移籍しました。

 アンダーアーマーは、彼がプレミアで好成績を残す事を期待しているかもしれませんが、既にスパーズとの契約で欧州市場を意識している点も確かです。
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レイソル、ファーストレグを1-3で落とすも

2015-08-26 01:27:14 | 日記
 昨日行われたチャンピオンズ・リーグ、レイソルは1-3で敗れたんですね。

 パルセイロはレイソルから移籍した選手が多く、レイソルが優勝するたびに良かったと思うファンが多い事が特徴です。

 ですから、長野からもこの広州恒大との一戦を注目するファンは多かったと思います。

 今、幾つかレイソル関係の記事をインターネットで確認しましたが、

 「悔しいなあ」
 「でも、逆転での準決勝進出を諦めない」
 「フェリポン達にあそこまで言われて黙って引き下がるわけにはいかない!!」

 など、皆が声を張り上げているのが印象的です。

 羨ましいですね。

 でも、パルセイロだって南長野でチャンピオンズ・リーグを戦う可能性も将来はあるわけです。

 ボーンマスでしたか、凄く長い歴史を持つにも関わらず、1部リーグで戦うのが今季が初めてというクラブがイングランドにありますが、自分たちに見合った強化策を入手できれば、パルセイロもJ1に昇格する可能性は高まります。

 それは、あくまで可能性であり、時間がどれくらい必要か、まではわかりませんが。

 スペインならカディスはコンポステーラのように

 「1部よりも下部リーグで戦う事の方が長いクラブ」
 「バス移動の時間が長すぎ、試合前から選手が疲れている」

 ようなクラブもあります。

 パルセイロも地方クラブですが

 「強烈なオーナーシップを持たない」
 「皆で知恵を出し合ってここまできた」

 という一体感は、やはり他の競技とは異なる印象を与えます。

 パルセイロもJ2に昇格して、近未来を描ける戦いが来季から始まると良いのですが。
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長野コマチ、パルセイロFWを突撃取材

2015-08-26 01:14:25 | 日記
 長野県のタウン誌である「長野コマチ」

 最新号ではパルセイロからFWの土井がインタビューを受けていましたね。

 通勤は自転車
 8月27日が誕生日
 ブラックバスを釣る事が趣味になりました。

 内容はサッカーではなく、ポポロやジュノンのような形でしたが、選手としてもサッカーの事を聞かれないインタビューも良いでしょうね。

 と言いますもの、専門誌は

 「誰とコンビを組むのがやりやすい?」
 「クラブの中では誰と仲よし?」

 というような、誘導尋問もあり、答え方ひとつで記事の内容が劇的に変化する可能性があります。

 記者は上司から

 「選手の本音を聞き出してこい!」

 という特命を受けている模様です。

 でも誘導尋問や、肝心な箇所をカットして自社に都合の良い記事のみ掲載する。

 これでは選手が話を市が足るはずはないでしょう。

 Jもクラブ広報も

 「メディアに良い印象を持ってもらう為に」

 様々な講習を開いています。

 でも、選手にどんなに上達しようとしても、メディアの態度に変化が無ければ、それは無意味だと思うのです。

 ちなみにこの号では、移転した「なから」「燈宴」の2店舗も掲載されています。

 どちらも、パルセイロ・ファン贔屓のお店ということで、どんな形でも支援する人、される人が掲載されることは気持ちよいものです。
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