アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

「広島原爆70年」に思ったこと・・・

2015年08月06日 | 日記
ブログではできるだけ政治的な話題には触れないように気を使っている私ですが、時々「世の中にこんな
に大変なことが起こっているのにお気楽な話(アンティークとか・・・)ばかりを書いていて良いのかしら」と思うことがあります。

       (数年前にお誕生日にいただいた私の好きな白い花・・・・)



今日は、広島に原爆が落とされて70年。朝のNHKで放映されていた「平和記念式典」を見ながら、「戦争の
悲惨さや平和の尊さを願いながらなぜいまだに世界中から核兵器がなくならないのか・・」ということを
考えていました。

今朝の西日本新聞の社説に書かれていた記事に共感したので、抜粋して少しだけ活用させていただきます。

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2009年にオバマ大統領は「核兵器なき世界」を目指す演説を行いながら、いまだに米国は「核兵器禁止
条約に強硬に反対している。

核保有国は、核による抑止力という戦略を見直すつもりはないらしく、プーチン大統領はクリミア併合に
絡んで一時核使用の準備を始めたと発言した。


日本政府も核軍縮に熱心なポーズを示しながらも、日本の安全保障戦略が米国の傘の下に依存している
せいか「核兵器禁止条約」などの動きには消極的だし、安倍政権は米国との軍事的一体化を進めるのに
必死になっているので、今の政権では核軍縮への熱意がほとんど感じられない。



「傘の下」で思考停止するのではなく、核抑止力に頼らない安全保障を構想し、世界をリードする。
これが唯一の戦争被爆国である日本の責任ではないか。


核は空極の非人道的兵器である。絶対使わせないためには、核兵器自体をなくす方法以外にはない。
被爆70年を機に、私たちはこの原点に立ち返り、核廃絶への歩みを続けなければならない。

原爆死没者が安らかな眠りに就き、私たちとその子孫が平和な世界で生きていくために。


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子供の頃、悲惨な戦争体験を語る母に「そんなに嫌だったのにどうして反対しなかったの?」と
問い詰めたことがあります。

母は「反対するなんてとんでもない。そんなことできるわけがなかった・・・」と言っていましたが、
今度は私たちが子孫から「何もしなかったの?」と批判されないようにしなければならないと思って
います。


連日、日本各地で猛暑が続いています。みなさまもどうぞご自愛ください。


今日も、拙い私のブログをご覧いただきましてありがとうございました!

コメント
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