アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

「英国王室」について・・・

2021年03月10日 | イギリス
この数日間、テレビや新聞などで英国王室についての報道が目立ち少しうんざりしていましたが、昨夜のNKの7時のニュースでも取り上げられていたのを見て「さぞかし女王陛


下は胸を痛めていらっしゃることでしょう・・・」と思ってしまいました。そして、「ミセステーラーが生きていなくて良かった・・・」とも・・・・


もし、ミセステーラーが生きていらしたら今回の「お二人」のインタビュー報道に怒り狂っていたと思うからです。


「英国びいき」の私ですが、「英国王室」にはあまり興味がありません(でも、ダイアナ妃が日本を訪れた時には京都に住んでいましたので見に行きましたけれど)。


でも、これではあまりにも女王陛下がお気の毒だと思う方が多いのではないでしょうか。


確かにメーガン妃もいろいろと辛い思いをなさったと思います。でも、あのような形で「暴露」するのは良くないのではないかと思うのですが・・・


あるブログにロンドン在住の方が今回の「騒動」についていろいろと書かれていましたが、興味深かったのは「イギリス人とアメリカ人の違い」ではないかと言うこと。


どちらの国にも住んだ経験がある私としては納得ができました。


言葉でも英語とアメリカ語とは少し違いますし、まして文化や生活習慣となればかなり違うのではないかと思います。


実は、ミセステーラーの息子さんが選んだ女性はアメリカ人でしたので、最初の頃はいつもその方の悪口を聞かされました。


嫁姑は同じ国民同士でも上手くいかないことが多いのですから、まして国が違うといろいろと問題があったのだと思います。


私も何度もロンドン郊外にある息子さんのご自宅にお邪魔したことがありますが、お嫁さん(この呼び方はあまり好きではありませんがここではあえてこの呼び方をします)


は気さくで明るくてとても感じの良い方でした。


ただ一つ気になったのは「気が強くて自分の意見をはっきりと言うこと」は良いのですが、時にははっきり言い過ぎてミセステーラーを泣かしてしまうこともあったということ


です。


私も日本では「はっきりと意見を言う人」と思われていましたが、でもさすがにミセステーラーには「口応え」をしませんでした。


時には「それは違うと思うけれど・・・」とここの中では思いながら、口には出しませんでした。


そこまで英語が堪能でなかったこともありますが、でもやはり「彼女は私にとっては母のような人」なので、彼女を批判するようなことはしたくないと思ったのです。


例え愛する夫の母親であろうと「違うことは違う」と自分の意見をはっきりと言うアメリカ人の姿を見て、日本で生まれ育った私はただ驚くばかりでした。


ミセステーラーもかなり強い女性でしたので、「ミセステーラーを泣かしてしまうなんてなんてすごい人かしら・・・」と思ったことを今でも覚えています。


英国王室に興味がないと言いながら、ミセステーラーのことを思うとつい私的感情を移入してしまう私です。


   * なお、イギリス人とアメリカ人の違いについてはあくまでも私個人の感想ですので、ご批判はご遠慮ください。


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