蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

NPO法人 劇空間夢幻工房 通常理事会&総会開催

2020年06月25日 14時08分42秒 | 日記

一昨日、我が劇団の通常理事会&総会を開催。

久しぶりに理事、会員の皆さまと一堂に会した。

毎年5月に行っているが
今年はコロナ禍の影響により
総会議事録等の提出時期が延期になったため
今年は6月に行うことにした。

この会は、1年間を振り返りつつ
外部理事の方々のご意見やご提案をいただきながら
次の1年を検討する良き機会だ。

審議に先立ちまず理事長である私が挨拶して
議長・議事録署名人を指名。

すぐに議案審議に入った。

〈理事会及び総会議案審議内容〉
◎第1号議案 任期満了に伴う理事及び監事の選任の件
◎第2号議案 令和元年度事業報告及び決算報告の件
◎第3号議案 令和2年度事業計画及び収支予算の件

第1号議案から第3号議案まで審議が行われ
理事の皆さんからご意見やご提案が闊達に発言され
とても有意義な時間となった。

団体の中にいると見えなくなることや
気づかないことを、外部からの視点で
ご指摘いただけるのは本当に有難い。

会計は公認会計士のY氏のご指導をいただきながら
経済学部を卒業したケンジが一手に引き受けてくれている。

Yさん、いつもありがとうございますm(__)m

監査役のMさんから「会計は適正に執行されている」という
監査報告をいただきホッ。

零細企業ながら大きな舞台をつくっているので
年々大きな金額が動くようになっている。

利益の殆どが劇団本公演の補填に・・・

なので、相変わらず実入りは少ない💦

何はともあれ、社会的な信用を得るためにも
会計は大事です!

全議案とも満場一致で可決、承認されました。

その後、近況報告や意見などを一言ずついただいた。

貴重なご意見をありがとうございます。

終了後、例年通り会食~

ちょっと前なら会食は出来なかったよね。

皆さんと話が出来て良かった💛

ご出席を賜りました皆様に御礼申し上げますと共に
変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

下半期の舞台はコロナ感染防止対策をしながら
製作していかねばならない。

アイデアは浮かぶものの、適切な手法を悩む日々。

小布施北斎ホールシアターの面接会は次の日曜日。

そろそろ決定せねば・・・


「生きる」ということ

2020年06月25日 11時06分47秒 | 日記

先日、昔の戦友が亡くなった。

長らく疎遠だったため訃報を知ったのは
親族による密葬が終わった後だった。

訃報を知らせてくれたのは戦友のお母さん。

食道癌だったそうだ。

昨年の8月にガンの宣告を受け
抗がん剤治療を続けていたが
今年3月頃から悪化。
6月7日、親族に見守られ
静かに息を引きとった・・・

病気であることも知らなかったので
ただただ驚くばかり・・・

その翌日、新聞のお悔やみ欄に名前が掲載されて
本当に亡くなったのだ・・・という事実が
どーっと私を襲ってきた。

一時期、共に舞台をつくった仲間の死・・・

密葬で見送られたご親族のお気持ちを察して
私は昔の仲間に一人ずつ電話で訃報を知らせた。

やはり弔問に伺いたい・・・

仲間2人と予定をすり合わせ
一緒にお悔やみに伺わせていただくことにした。

弔問までの間、戦友の舞台写真を探し出し
昔を思い出しながら冥福を祈る・・・

キラキラ輝いていた時代の写真をみるうちに

 この姿、ご親族にもご覧いただきたい・・・

と思うようになって、一冊のフォトブックを製作することにした。

昨日、そのフォトブックを持参し
戦友の遺影に会いに行ってきた。

一緒に行った仲間も、戦友の舞台写真と
他の仲間からのメッセージをご家族にお渡しした。

親子二人三脚で最後まで生きることを
あきらめなかったと語るお母さん・・・

ご親族の皆様の心痛は計り知れない・・・

告別式はコロナによる緊急事態宣言解除後だったので
各地から親族が駆けつけてくれて
親族全員に見守られての旅立ちだったそうだ。

お母さんから劇団時代の遺品として
数冊の本と衣装を受け取った。

想像を絶する癌の痛みから解き放たれて
今は自由を満喫している・・・と信じたい。

心よりご冥福を祈ります・・・

 

戦友の訃報はこれで3人目・・・

みんな若い( ;∀;)

悲しい・・・

・・・・・・・・・

私とて、いつまで生きるかわからないが
少なくとも今を生きる私にできることは・・・

彼らが生きた証を我が胸に刻み
私の「死」が訪れるその日まで
私の「生」を全うすること。

それが

今を生きる者の使命だと
私は信じている・・・