蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

撮影二日目☆

2009年12月17日 23時09分35秒 | 日記
朝、雪が積もってましたねぇ~((;゜Д゜))ガクガクブルブル・・・

お昼に自宅を出るときは、もう融けてたけど。。

今日も「悪徳商法DVD」の撮影だった。

やっぱり寒かったぁ。°・(>_<)・°。

昨日の寒さに懲りて、見えないところに着込んでいったので
少しはマシだったけどσ(^◇^;)。。。

私は、振り込め詐欺にまんまとひっかかり
ATMに駆け込むシーンの撮影。
10分弱だったけど、面白かった(^_^)v

他に準劇団員SARIAとK・A君の撮影があり
少々心配で、撮影に数時間お付き合いした。

撮影場所は、駅前と喫茶店と製作会社の事務所の三か所。
移動があったので、時間はかかったが
案外スムーズに進んだのでホッ!

撮影に使った喫茶店がレトロチックで
雰囲気がとても良いお店だった。
場所は古牧で、いつも通っている道沿い。
なのに、今までこの喫茶店の存在に全然気付かなかった。
知る人ぞ知る、という感じの隠れ家的な「cafe」でした(*‘‐^)-☆

この他に、午前中は劇団員もっちゃん
夕方から同じく劇団員ケンタロウ君が撮影に臨んだ。

明日は、タウンページの情報番組(2分半程度)の撮影が入っていて
これには、私が出演することになっている。
ロケは二か所。
リサイクルショップと家屋なので、少しはあったかいかも?

日曜日に「悪徳商法DVD」の最後のチームの撮影がある。
内容は悪質シロアリ業者の巻。
業者の社員が、ターゲットさんのお宅の床下をチェックし
シロアリが寄生していると嘘を言って
ターゲットさんを騙すのだが・・・

昔は畳を持ち上げないと床下を見れなかったが
今の家は、床下を見れる機能があるんですね。
知らなかったなぁ・・・
どうも世間ずれしている私σ(^◇^;)。。。

なかなかこの機能を持つお宅が見つからず
製作会社の担当者さんが困っていらしたので
私の知っている範囲をあたってみた。
そんな流れから、劇団の理事T氏がお宅を提供して下さることになり
日曜日はT氏宅で撮影予定。

  Tさん、ご協力をありがとうございますm(_ _)m

これが無事撮り終えれば
取り敢えずDVD撮影は全て終了。

今週も慌ただしく過ぎていきそうですσ(^◇^;)。。。

撮影初日☆

2009年12月15日 23時51分11秒 | 日記
今日は、マジ寒かった!
体の芯まで冷えちゃった感じ。°・(>_<)・°。

スカートなんか、やっぱりはくもんじゃありません。。

私がスカートをはくことなんて、一年のうちに
両手で数えるほど、あるかないか。

その私がなぜスカートをはいたかって言うとですねぇ・・・

撮影の衣装だったから(; ̄_ ̄)=3
今日は、先日某製作会社から依頼が入った
DVD撮影初日だったんです。

役の設定が「ちょっといいとこの奥さん」だったので
スカートにしてみたのでした。
季節の設定は温かめの秋のため上衣も薄手。

集合は朝8:00。
私の他に、劇団関係者二人も一緒だった。
撮影班と私たち三人を乗せた車が、ロケ地に向かう。
場所は某モデルハウス。
50坪近くある超リッチな邸宅。

最初は空調を入れていたんだけど
広すぎてなかなか暖まらない。
しかも撮影途中で空調がうるさいためOFF。

全ては撮影のため。
ここは我慢我慢
にしても、もっと厚着をして行けば良かった

お昼過ぎに、ここでのシーンを全て撮り終え
昼食を幸楽苑でご馳走になった。

メニューを見てびっくり!
ずっと以前、入店したときより
メニューの数が増えている。
しかも、安いっ!!
量も多くて、お腹がいっぱいになり
あったかいラーメンのおかげで体があったまって来た。

その後、路上シーンの撮影。
これで、私の今日の撮影シーンは終了。
製作会社を後にしたのは15:00近く。
路上シーンでまた体が冷たくなっていたので
本当は一度家に帰り、着替えたかったが
16:00から市民会館建設検討委員会が入っていて
一度家に帰ってもすぐまた逆戻りしなければならない。
なので、薄着の衣装のまま
上にオーバーとマフラーをして会場に向かうことにした。

会議室でマフラーやオーバーを着ているわけにもいかず
しぶしぶ脱いだんだけど、暖房が、は、入って、な、ないっ!

  節約ですか?

違いました。
ストーブの元栓が開いてなかったΣ(T▽T;)グワーン!

休憩時間になったので、急いでオーバーを羽織った。

今日の委員会、なんと16:00~21:00という超ハードスケジュール。
市民会館建設についての検討が佳境に入っている。

2月に市民会館建設予定地の決定を目指しているため
何としても来月には決着をつけなければならないのです。。

候補地二か所の担当者が委員会に出席し
現在の状況や企画内容を話してくれたんだけど・・・

うーん・・・


で、帰宅したのが21:00過ぎ。

か、体が完全に冷えきっちゃってる。・゜・(ノД`)・゜・。

撮影班にごちそうになったラーメンが
まだ胃の中に残留中。
早く消化してくれぇ~~!

湯船に入って温まりたいんだけど
何せ胃の調子がおかしくて
今、入浴すると吐いちゃいそう。

暫く、パソコンに向かって
胃の残留物が消化するのを待っていたんだけど
なかなか消化してくれない(ToT)

しょうがない。
とりあえず、湯船につかるとするか|彡 サッ

鼻うがいってスバラシイッ♪

2009年12月13日 23時48分38秒 | 日記
一昨日のミーティングで、来年度の具体的な活動が明確になった。
既にその活動目標に向かって走り出している。

ギア・チェンジをして加速しているところ・・・かな。
お正月頃、ハイ・トップに入る予定。
それ以降、来年の8月までは、高速道路をまっしぐら!
頑張りまっせぇ~~

今、とっても良い精神状態。
こんな良い状態になるのは何年ぶりだろう?
ここに戻れたのが嬉しくて仕方がない。

12年前、大病をしたときに

  私が社会のお役に立てること
  それは、舞台しかない。

と決意した、あの時のような感覚。

今年の夏から秋にかけては
一生のうちに出会わなくても良いような出来事に遭遇し
かなりしんどかったけど、もしかしたら
それを越えたからこそ、今のこの心境に至れたのかも?

やっぱり、全ての出来事は無駄じゃないんだよね。

今日のMAの後、小学校公演の台本修正箇所と
演出面について劇団員に相談。

雑談の中で、来年は「ぶれない」を自分の目標にしたいと話したところ

  それは、信念のことですか?
  それとも、その時々の考えのことですか?

と聞かれ

  信念。
  今までも信念がぶれていたとは思わないけど
  通り過ぎてみると、ぶれている瞬間があった。
  だから、それをなくしたい。

と答えたところ

  信念をゆがめても組織を守るべきときがあるかもしれない

という発言があり

  例えば、どういうとき?

と問いかけると

  舞台はなにがあっても上演するのが当然だけど
  危険度によっては、上演を断念する決断も必要かと。

確かにねぇ・・・
野外公演の折に台風が直撃し
万が一暴風雨だった場合は上演できないだろうし
新型インフルエンザの感染者が多数に及んだ場合なども
社会への影響を考えれば、上演するわけにはいかない。

舞台が一番!と言えども
最優先は人命であることを忘れてはならない。

まぁ、当然と言えば当然のことなんだけど
私の場合、舞台モードに入ると

  自分は舞台の上で死んでも本望・・・

なんて思い込んでたりするので
一歩間違えると・・・と劇団員が心配になり
一声かけてくれんでしょうσ(^◇^;)。。。

で、その後、新型インフルエンザの話題になり
インフルエンザにかかった人と
直接接触したにもかかわらず
全くうつらなかったケンタロウ君に

  本当に良かった、君にうつらなくて。

と言ったところ

  鼻うがいのおかげですよ、きっと。

という答えが返ってきた。

彼は喘息持ちのため、かなりインフルエンザに対して
恐怖を持っているようで、毎日鼻うがいをしているとか。

この「鼻うがい」、かなり効果があるようだ。
私は、手洗いとうがいは、欠かさなかったのに
インフルエンザに感染し発病してしまった。
が、K君は、うつらなかった。

で、同じ状況下にいての、この違いは
やっぱり“鼻うがい”だという結論になった。

コップ一杯のぬるま湯に、小さじ一杯程度の塩を良く溶かし
それを片鼻ずつ流し込んで口から出すんですって。

K君は、以前T氏に勧められて以来
ずっと実行しているらしい。

私も勧められたけど、未だ一度も経験がなくて・・・
が、この話を聞いて、そんなに効果があるなら
たとえ最初は痛い思いをしたとしても
やってみる価値はありそうだと改めて思った。

帰宅して、鼻炎で悩む次男にこの話をしたところ

  そんなにいいんだったら・・・
  わかった、お風呂場でやってみるから。

以前、話した時は「絶対いやだ!」と言ってたのに
このインフルエンザの話には、パクッと食いついた。

  こういうのが、説得力がある話、って奴かぁ・・・

なんて思ったり(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン

  お湯じゃ駄目だよ。
  塩を入れるんだよ。

と言う私に対して、次男は

  わかってる。
  浸透圧の関係があるもんね。
  ただのぬるま湯じゃ痛いよ。
  ポカリが一番痛くないんじゃないかな。

と言われて、塩は殺菌のために入れるんだと思っていた私は
浸透圧の関係だったのか・・・と
息子のほうが物事を理解してるじゃん
情けないですねぇ~

鼻うがい未経験の方、インフルエンザ予防のために
挑戦してみてはいかがでしょうか?(*‘‐^)-☆

また過酷な日々が・・・

2009年12月12日 13時27分20秒 | 日記
今日は、DVD撮影に向けて稽古希望者のための稽古。
その後、我が家に移動してミーティング。
内容は来年度の活動について。

21:30頃、夢幻の力強き応援者Kさんが
ある仕事(?)をするために、うちに来て下さったんだけど
ナント!数種類の京たこの差し入れを持ってきてくれた。
みんなの夕飯に…と、次男が作ってくれたカレーと一緒に
5人でパクパク

  美味しかったぁ~
  Kさん、ありがとうございます!
  息子よ、ご馳走さま

最近、午後から夕方にかけて出っぱなしのことが多い。
当然、夕飯の準備ができないわけでして
そういう日は、次男が夕食を作ってくれている。

  ありがたいなぁ~
  恵まれすぎだよね、私…
  けど、甘え過ぎは、いかんよなぁ…

Kさんに、ある仕事(?)をして頂きながら
そのそばで、劇団員と私はミーティング。

来年、オープンエアシアターは10回目を迎える。
これを一つの節目として、この10年間の集大成となる
野外舞台を提出すべく、力を入れていこうと思っている。

問題は、劇団本公演と今年から始まったフリンジ・シアターの上演時期。

既に、5月にJUNKさんを仮押さえしてあるのだけど
これを本公演にするかフリンジにするかで
先月からずっと悩んでいた。

フリンジは実験劇場と位置付けている。
だから何をやって構わないし、自由度が高い。
いろんな企画が頭の中にあるのだけど
10回目の記念すべきオープンエア直前の5月ということを考えると
やはり劇団本公演で、これぞ夢幻という舞台を提出し
その流れで8月の野外舞台を迎えたほうが良いのでは…
と言う結論に、私の中で至っていた。

劇団員一人一人に意見を聞いていく。

話の途中で、プロの演出家の話や、戯曲・映画の話
演技の方法論や、テンションの重要性などなど
ついつい話が脱線してまうんだけど
それがまた面白くて、時間はあっという間に過ぎていく。

Kさんに劇団本公演についての感想を伺ってみた。

  ぼくは、わかりやすいのが好きっすよぉ~
  あの、人々の動きは凄い!です!
  すごく揃ってるし…凄いって思いますよ。

人々の動きというのは
「隠れた手」の面をつけた人々(人形)の動きのこと。
「キラキラ」のときの、影たちの動きも
面白かったという意見が多数寄せられている。

群衆芝居は、オープンエアも好評だ。

  やっぱり私の造る舞台は
  群衆がポイントなんだよね。

Kさんは毎回舞台ビデオを撮影して下さっているのだが
最近の舞台は、わかりやすくなったと仰ってくれている。

一つ既に興味深いテーマがあって
それを本公演に持っていくか
それともオープンエアに持っていくかでも
悩んでいたのだが・・・

うふふ
面白いアイディアが閃いちゃった

早速劇団員たちに話したところ

  それ、面白いですよ!
  もしかしたら代表作になるかもしれない。
  やりましょう!

そんなわけで、5月は劇団本公演に決定

8月に10回目のオープンエアを大々的(?)に行って
秋から冬にかけて、フリンジを上演することに。

もちろん小学校公演やワークショップを行っていく予定。

Kさんの仕事は、思いのほか長時間かかってしまって
終わったのが午前4時

  いつも多方面にわたりご協力を頂きまして
  本当にありがとうございます

Kさんを見送って、ミーティング続行。

細かいスケジュールを出し始めたら

  ギョッ!
  じ、時間が足らなさ過ぎる!
  けど、やるって決めたんだ!
  今年、新企画を入れた3本をやりきれたんだから
  必ず出来るはず、だ!
  絶対にやりきってやる!

確か去年の今頃も、同じことを思っていたような…
また、過酷な日々がスタートする。

この一年は、若干体調に不安があり
その不安を振り払いながら
何とか過密スケジュールを乗り切ったのだった。

今は、全身のメンテナンスも終了し
何の心配もない状態。
多少の無理も、今年よりいけるはず。

3月1日に、小学校公演が決定しているので
逆算すると、1月中に本公演用台本を脱稿しなければならない。

  ケンタロウ、よろしくね。

この一年、ケンタロウ君は一緒に作品造りに取り組んでくれた。
基本路線は、私が造っていくんだけど
彼は、その私が提示した路線に
スパイスや閃きを与えてくれる。
と、面白いように私の脳が活発に動き出し
一人では思いつかないようなキーワードが
ポンポン飛び出てくるから不思議

こうして、二つの違う脳で造った作品群は、思いのほか好評だった。

いろいろ周囲が騒がしく、体制をどうするか悩んだが
来年度もこの体制でいくことに決めた。

きっと、今年以上に面白い作品を造ることができるだろう

時計を見ると、朝の6:00

こうして、なが~いミーティングは終了となりました。
劇団員諸君、長時間お疲れ様でした

なんだかワクワクしている。
作品を生み出したい欲求が強くなっている。

いつになく良い精神状態だなぁ~

このまま一年が過ぎればいいんだけど…
そうは問屋が卸さない…か…

けど、自己コントロールしながら
良い状態の期間をなるべく長く維持できるようにしたい…です
  


チェ・ゲバラ2作品

2009年12月10日 13時00分54秒 | 日記
昨夜、知人と会って帰宅したのが午前0時過ぎ
芝居の話をし出すと時間を忘れてしまうのが、私の悪い癖だ。
昨日も、初めて会った人と、ナント!
5時間も話し込んでしまった

楽しかったんです!
芝居に関する共通認識がある人たちとの対話は
本当に楽しい♪

が、時間は気にしなきゃいけませんよね

帰宅して、どうしようか迷ったのがDVD鑑賞。
明日の朝10時までに返却しないと延滞料金がかかってしまう。。
観終わっていれば良かったんだけど
チェ作品のうち後編一本がまだ観終わっていない。

これから観だすと、明け方になっちゃうしなぁ…
けど、今、観ないと観る機会がないかも…
と思い、覚悟を決めて、観始めた。

「チェ28歳の革命」は、アルゼンチンの医師だったチェ・ゲバラが
旅の途中でフィデル・カストロと出会い
キューバ革命の戦士となり、革命を成し遂げるまでが描かれている。

これは昨日観たんだけど、私が想像していたチェ・ゲバラのイメージと
かなり異なった印象で、最初は違和感があった。
淡々と流れていく映像を見て、一緒に観ていた次男が

  大体わかったから、もういいや。

と言って途中で座を立った。

  若者は、こういう事実を知っとくべきだよ。

と言ってみたが、確かに若者には退屈な映画かもしれない。
以前、映画「東京裁判」を観た時も同じことを言ってたよなぁ・・・
無理強いしてもしょうがないので、それ以上言うのをやめた。
  
時折流れてくる音楽が、また微妙でして

たぶん監督さんは、英雄視されている
チェ・ゲバラの本当の姿を描きたかったのだろう。
人間を本気で愛し、仲間と同じ行動をとりながら
死を覚悟しての闘争に挑み続ける男―
派手さは一つもない。
武装闘争での勝利が政権交代につながると信じ
ひたすら戦い続けるのだが・・・

選挙で政権交代が可能な日本は、実に平和だ。
この平和な日本に住む今の若者たちには
ピンとこないのかもしれないが
今、この瞬間も、世界のあちこちで
武装闘争は行われている。

貧困な農民を救うために
自分の国ではない国の人々のために
命を賭けて戦える人間がどれほどいるのか・・・

昨夜観たのは「39歳別れの手紙」
この映画は、キューバ革命を成し遂げたカストロが
キューバを去ったチェ・ゲバラの手紙を読むところから始まる。
チェ・ゲバラは地位も名誉も捨て
再び革命戦士の一人となるべくボリビアに向かった。

この作品は…
最後、とても胸が痛んだ。
彼は、ボリビアの農民たちに受け入れて貰えなかったのだ…

医療もなく貧困で苦しむ人々を救うために
圧政を行う政府を打倒としようと人々に訴えかけるチェ・ゲバラ。
が、彼が救おうとした人々に彼は裏切られ
政府軍の囚われの身となり射殺され
39歳という短い人生に終わりを告げた。

彼は、人々が望まないことを押し付けたのだろうか?
いや、そうではない…
外から来た人間を、人々は信じることが出来なかったのだろう。

革命に血はつきもの―
というイメージがある。

何かを変えようとすれば、必ず摩擦が生じ
その摩擦が大きければ大きいほど
たくさんの命が犠牲になっていく。

誰だって幸せを望むし平和な世の中が良いはずで…

が、個人の幸せだけを求めると
時として他者を不幸にすることもある。

何を幸せと感じるかも、十人十色だ。

正義とはいったい何だろう…
実は、正義などどこにも存在しないのではないか…
大勢の人々が死にゆく光景を見ながら
ふとそんな不謹慎なことを考えてしまった。

が、チェ・ゲバラは私の中で
偉大な革命戦士であることに変わりはない…