蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

二胡の響き♪

2010年03月12日 23時50分16秒 | 日記
今日は、久しぶりにライブへ♪
同行者は、夢幻の頼もしい作曲家Moriさん、ケンタロウ君、もっちゃん。

先月、ケンタロウ君が某イベントで
シンガーソングライターの美咲さんと一緒に出演していた
二胡奏者の高山賢人の演奏を聴いて

  二胡の音が良かったんですよぉ~
  ぜひ一度聴いてみてください!

と言っていたのが、ずっと気になっていた。

N友の美咲さんの写真撮影をしているAKIさん繋がりで
小学校公演の試演会にいらしてくれたツッキーさんに
この話をしたところ、早速ライブ情報を送ってくれて

  これは、やはり行かねば!

と決意し、時間を作った次第。

Moriさんに、この話をしたところ  

  ぜひ聴いてみたい!

ということでご一緒することになった。

いろんな弦楽器がある中で

  “二胡”

と聞いただけでは、残念ながら記憶があいまいで
明確な音色が流れてこない私。。
で、今回の私の目的を

  二胡の音色を確かめること。

と位置付けライブに参加。

このライブは、美咲さんと賢人君が4月11日に
ホクト文化ホールで行うコンサートのプレイベントだった。

以前から気になっていた美咲さんの歌声も聴けたし
賢人君の二胡も大変面白くて

  舞台で演奏してもらいたいなぁ…

という気持ちが強くなった。

Moriさんも劇団員も口を揃えて

  いいですね!
  おもしろいっ!

を連呼していたしね。

美咲さんも賢人君も、とても透明感のある素敵なアーティストで
どこかで組んで、何かを出来たら・・・
と思えるお二人でした

ライブ終了後、交流会があって
賢人君や美咲さん、スタッフの皆さんや
ライブに参加した皆さんと対話。
中には夢幻のお芝居をご覧くださった方や
オープンエア一般参加に興味を持って下さった方
次回公演にご来場頂けそうな方と出会えて
とても有意義な交流会だった。

ふと時計を見ると既に23:00を回っている。
楽しいと時が過ぎるのが早いですねぇ~

さて、賢人君の二胡の響きが野外公演で流れるか否か…
大変注目度の高い奏者なので実現するかわからないけど
まずはアプローチしてみようと考えている。

招かれた客♪

2010年03月11日 14時04分09秒 | 日記
昨日は、市民劇場の3月例会だった。

  タイトル 招かれた客
  作    ダビッド・ファラオ
  演出   鵜山 仁
  出演   風間杜夫・久野綾希子・綾田俊樹・川端槇二

この作品は、フランスのコメディ。
2003年パリ、エドゥアール7世劇場で初演。
その後も話題を呼び再演を重ねているとか。

失業者の休職をテーマに、現実の社会の矛盾や歪みを喜劇として捕らえ
個性的な失業者の家庭を訪れる客との出会いが作るドラマは
予想もしなかった方向へと展てして行く・・・。

失業中の風間さん演じるジェラールの趣味が面白い。
家中に線路を敷き鉄道模型を走らせるほどの鉄道マニア。
なかなか手に入らない鉄道模型を持っている。

ジェラールの妻コレット(久野さん)は
どう見てもセンスがなく、その陳腐さが笑いを誘う。

この二人、水槽になぜか「ナマズ」を飼っている。
センスの悪いオブジェにセンスのない音楽…
一歩間違えばあざと過ぎるとも思える設定だけど
愉快であれば、そんなことも感じないんだなぁ…と思った。

この夫婦の上階に住人アレックス(綾田さん)が
ジェラールの就職がうまくいくように
色々なアイディアを提供するのだが
ことごとく裏目に出て、これまた笑いが!

ジェラールが再就職しようと思っている会社の部長ポンテニャックが
最終選考面接のためにジェラール家を訪れるのだが
この部長と夫婦のやり取りが痛快だった。
中間管理職の悲哀を見事に笑いに昇華させていた。

笑いとはこうやって生み出すのだ!
そんな方程式が垣間見える芝居♪
久しぶりにコメディらしいコメディを観た、そんな気分。

役者陣が

  これぞコメディぞ!

という動きで演じていたこともあり、安心して楽しめた。

市民劇場の会費は毎月2500円、学生はナント!1000円!!
例会は二カ月に一度なので
単純計算でいくと5000円、学生は2000円で
一本芝居が観れることになる。
東京まで行かないと観れない芝居ばかり。
これは、お得ですよね。

長野にいながら質の高い芝居を観れる市民劇場はお勧めです

例会終了後、役者陣との交流会に参加。
風間さんも久野さんも
日常コミュニケーションが下手で
他人とうまく話せなかったりするのだが
舞台だと自分を解放できると言っていた。

台詞があるから自由を獲得できる…
決められたルールがあるからこその自由…
そんなことを考えた瞬間だった。

どの役者さんからも、舞台が大好き!
という気持ちが伝わってきて
何だか私まで嬉しくなった。

その後、同じグループのメンバーと
食事をしながらの交流会。

これからも、人との繋がりを大切にしていきたいと思っている


ねむいっ!

2010年03月10日 15時00分57秒 | 日記
昨日、劇団本公演チラシの入稿が完了。
予定より二日遅れσ(^◇^;)。。。

お客様が、舞台と初めて出会うのはチラシ。
そう思うと、手を抜くことができない。

何とか自分なりに納得した形に出来上がり、ホッ!

今週末にポスター貼りをしたいという広報からの要望もあり
今回は、土曜日に配送される特急印刷にした。
若干割高だけど、一週間の遅れがのちのち大きく響く―
そう考えれば安いものだ。

全て前乗りで行かなくちゃ!

先週からずっと寝不足が続いていて

   ねむいっ!

と、叫んでみるが、寝てしまったあとが恐い(-д-;)

今朝は、市民劇場(観劇鑑賞団体)の例会(鑑賞会)で上演する舞台の
資材搬入のお手伝いに行く予定だった。

絶対に寝坊しないように・・・と
しっかりと目覚ましをかけて寝たのにもかかわらず

ガ-(゜Д゜;)-ン!

寝坊しちゃいましたσ(^◇^;)。。。

昨夜も寝たのが午前3時過ぎ・・・
目覚まし君が、けたたましくなっていたはずだが
全く目が覚めず・・・

玄関の「ピンポーン」という音で、ハッと目を覚ました!
一緒に搬入に参加してくれることになっていたHさんが
迎えに来てくれたのでした。

  まずいっ!

と、慌てて着替えて、Hさんの車に飛び乗った。
何とか搬入開始前に到着できて、ホッ!

寝坊はまずいですよね。。
気をつけなくちゃ!

今日はこれから、演劇関係者に会い
夜は市民劇場の例会。
終了後、会員さんとの交流会。

  ああ~今日も遅くなりそうだなぁ・・・

今週は、ずっとこんなペースだ。
合間をぬって、仕事を片付けねば(; ̄_ ̄)=3

一両日中に、チラシ画像と共に
本公演情報を劇団HPにアップしますので
皆さま、ぜひご覧下さいねm(_ _)m

本読み☆

2010年03月07日 23時42分33秒 | 日記
ようやくチラシ表面が形になった

水曜日から3日間…
今回はちょっと時間がかかり過ぎ

イメージに合う画像と出会うまで丸二日
ネット検索を繰り返し
ようやく一つの画像と出会ったが
それだけだと何かが足りない。
で、再度画像検索を開始し
三日目にして、やっと二枚目の画像に出会った。
そして四日目にオモテ面が完成

あとは、裏面とポスター・チケット製作だ。
表面さえできれば、あとは大抵二日程度で
仕上げることができるはず。

頑張らねば

今日の稽古は、キャスト発表&キッズも交えた本読み。
台本は二週間前に配布済み。

  何回くらい読んでくれたかな?

と、楽しみにしていたんだけど…

なぜ今まで修得したはずの台詞術を
みんな忘れちゃうんだろう?
忘れていなければ、本読み段階でも
もっとマシな台詞が言えていいはず。

特に大勢で言う台詞になると
途端に声が小さくなってしまう。

キッズたちに

  なぜ、そうなっちゃうの?

と聞いたところ

  人を頼ってるから
  人の出方をみてるから
  間違えると恥ずかしいから

との答えが。
私は

  自分が「こう言いたい」と思ったら
  それを見せて欲しいな。
  稽古場で失敗したって恥ずかしがることなんかない。

と話したところ、みんな元気よく感情を入れて台詞を言い出した。
ところが・・・
青年クラスの団員たちは

  もっと声を出そうよ。

と、言ってもなかなか大きな声にならない。

  なぜかな…

主要メンバーは、がんがん台詞を言ってるのにね。

ケンタロウ君ともっちゃんは、なかなか面白かった。
特にもっちゃんは、これまで行ったどの本読みより
しっくりきている感じがして

  キャスティング成功かな?

と、密かにほくそ笑んだ

あ!そうそう!
マッチも、なかなか面白かった。
欠席者の代読みもしてもらったんだけど
ちゃんと声や台詞回しを換えてたしね。
他の団員も、出来るはずなんだけどなぁ…

来週からは、シーン割り稽古に入るが
台詞がきちんと入るまでは
しっかりと本読みをして
テーブル稽古をしながら
役の状況や感情・役割を理解してもらおう。

  急がば回れ

である。

じゃないと、自分で演技を生み出すに至らないもんね。
毎回同じことを繰り返すのは、つまらない。
みんなが、私がハッとする演技を持ってきてくれたら
稽古が楽しくて仕方なくなるだろう。

今回は、私も大変な役を演じなければならない。
なので、いつもより相当早めのスタートを切らないと…

まずは、チラシを片付けて
早めに役作りを始めなきゃ…

本読みの途中で、準劇団員希望の女子高生が
お母さんと一緒に見学にやってきた。

稽古終了後、本人とお母さんと話して
まずはオープンエアの一般参加から始めることになった。

私は、基本的にオープンエアを体験してからの入団を進めている。
一度夢幻の舞台を体験してから入団した人のほうが
その後の継続率が圧倒的に高いのだ。

稽古後、「カン太の涙」に登場し大好評だった
狼を製作して下さったY先生にお会いした。
同行者は、ケンタロウ君。

まずはお礼を申し上げ
本番の映像をお見せしたところ

  うわぁ!すごいっ!
  ちょうどいい大きさでしたねぇ!

と、とても嬉しそうな表情♪
私もY先生のリアクションを見て、嬉しくなった。

  本当にありがとうございました。

その後、芸術家同士の横つながりの話や
市民会館建設についてなど、話は多岐にわたった。

これからもY先生との繋がりを大切にしていきたい

キャスティング

2010年03月05日 23時52分36秒 | 日記
劇団本公演のキャスティングが、にわかに難航
男性陣は早々に決まったけど、女性陣が・・・

昨夜は、劇団員と小学校公演の反省会をしたあと
場所をファミレスに移動して、ミーティング。

基本的にキャストは私が決定するのだが
自分の役どころに関しては
いつも客観的に見れる劇団員に相談している。

演出や製作面の指揮を執りながら
役者として舞台に立てるのは
周囲の協力があればこそ、だ。
それがなければ、到底できる技ではない。

コーヒーをすすりながら
劇団員の意思確認をして
ようやく自分の役どころが決まった。

その後、全体のキャスティング案を提示して
劇団員の意見を仰ぐ。

あくまでも意見。
最終決定は、私がしなければならない。

キッズ連は、最近欲が出てきて

  ○○役がやりた~い!

と言うようになった。

あ、去年もそんなことがあったかな?

みんな同じようにかわいいし
実力も大差がない。

判定基準は、年齢・身長・見た感じや声色になる。

準劇団員青年クラスは、みんな学生や社会人なので
稽古に参加できる日が限られている団員が多い。

シーン割り稽古の組み合わせも配慮しつつ
行うキャスティングは、想像以上に大変でして

色々な角度から検証し、先程ようやくキャストが確定。
恐らく現状でベストの配役・・・だと思う。

他に、特別出演枠で外部から二人が参加してくれる予定。
本公演に客演を招くのは、2002年の「Angle」以来だ。
きっと団員たちの刺激になることだろう。

さて、明日はキャスト発表→本読み→テーブル稽古に入る。
いよいよ本公演に向かって始動だ

夢幻の団員は、作品ごとにノートを一冊作り
台本を読んだ初見の感想を記入・提出することになっている。
その後、そのノートに稽古中のダメ出しや
自分で気づいたことなどを記載する。
この作品ノートは、役者としての宝になるはずなのだが
きちんと活用できているか否かは
チェックをしていないので、不明。。

今回から、キッズにもノート提出を課すことにした。
交換ノートをしながら、状態を見極めつつ
最良の方向に導いていきたいと思っている。

明日、みんなにノートを見せてもらうのが
今からとっても楽しみだ♪

あ!そうそう
今日の夕方、準劇団員希望の女子高校生から見学の申し込みがあり
明日、稽古場見学に来ることになっている。

一応、野外公演の一般参加を経ての入団を進めたが
明日会ってみた感触次第・・・かな?

個人作業としては、現在チラシ製作に奮闘中

オモテ面のイメージ画像が決まって、ホッとしたのも束の間
タイトルの字体がしっくりこず、これまた難航・・・
何とか今晩中に目処を立てたいんだけど、どうなることやら・・・

さて、休憩タイム終了
もうひと頑張りするか