蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

宇宙へ

2011年01月26日 23時09分32秒 | 日記
「アマノ銀河~」のチラシデータが完成
午後2時、入稿完了
これで、土曜日に配布できる…


夕方から雪…

一時的にかなり吹雪いていた

午後4時頃、車の中で人を待っている間
時に激しく横殴りの・・・
時にふわっと優しく舞い降りる雪を
ボーっと眺めていた


今日、以前いた劇団仲間のお通夜でした

突然の知らせは昨日の夕方・・・

絶句・・・

まだ37歳・・・

交通事故だって・・・

何なの、コレ・・・

・・・・・・・・・

昔の劇団仲間のあまりにも突然の訃報は
想像以上にじわじわとボディブローのように効いてきている

暫く会ってなかったけど
以前の笑顔がリアルに迫ってくる

私は、劇団を離脱した人間・・・
けど、今もその劇団で活動している仲間たちが
「一緒に行こう」と言ってくれて
お通夜が始まる二時間ほど前に待ち合わせ
みんなと一緒に彼のご自宅へ伺わせて頂いた

・・・・・・・・・

彼は遠い銀河へ旅立って…
けど、私たちがいるのも銀河の中で…

宇宙(ソラ)を見上げ

  永遠

を感じている自分

そう思いたいのか、思っているのか

…たぶん思ってる…

けど、相反する自分も片隅にいて
混乱に陥りそうになるのを必死にこらえて

突然の訃報が語りかけてくれている
命とリアルに対峙しろと…

ああ、ごちゃごちゃ!

今は、彼の優しい笑顔を思い浮かべながら
心から冥福を祈る…それだけ…

暗い日記でごめんなさい……

市民WSの皆さんと…

2011年01月25日 21時33分42秒 | 日記
昨日は、市民会館建設市民ワークショップの皆さんとの懇談会だった。
検討委員会からも、私以外に数名が参加。
傍聴席には、市職員さんや市議会議員さん
市内演劇関係者の顔もあった。

本来ね…
箱の話をする前に、運営方法や財源の話をするべきなんだけど
市の方針が、まず箱のイメージを明確にして…
ってことになってまして…
どんなに良いホールが出来ても
それを使いこなせなければ…ねぇ…

けど、それを言っても埒があかん状態

今回の懇談会では、出席者それぞれが考えるホールのイメージを
対話することですり合わせていこうというのが目的だった。

私は先週演劇関係者と対話した内容を
A4版用紙一枚にまとめ、関係者に配布させて頂いた。

まず、先週の日記に記載した件に至る過程の説明があり
その後、質疑応答。
あちらこちらから声があがり
ざっくばらんな感じで会議は進行。
緊張せずに話せる環境もあったと思うが
私もかなり突っ込んだ質問や意見を言わせて頂いた。

市民WS側の意見としては
何が何でも「小ホールを音楽専用ホールに」ということではなく
「演劇用の小劇場も併設できるなら小ホールを音楽専用ホールに」
ということだったらしい。

先週の市からの説明を聞いた検討委員のメンバーは

  長野市は、音楽で芸術活性化を目指すことになったのか?
  いつの間に?!

と、思ったようである。
私もそう思った。

  主ホール:音楽主目的の多目的ホール
  小ホール:音楽専用ホール
  音楽専用リハーサル室
  (リハーサル室兼用小劇場)

って聞けば、そう思う人のほうが多いでしょう。

音楽・音楽・音楽と来て、ついでのように演劇。
演劇の上演できる空間は、クラッシック音楽以外は
何でも対応できるって言ってるのにね。。

リハーサル室と兼用の小劇場って、どんな空間?

リハーサル室というのは、ホールで上演する団体が
ホールを仕込む間や、それより以前に
舞台と同じ広さの場所で同じような舞台組みをして
練習するための場所だよねぇ…

そりゃさ。
広さはあるから、何もない空間って考えれば
何だって出来ないわけじゃないだろうけど…
用途が違うのになぁ…

私が懸念していたのは

  リハーサル室 兼 小劇場

の「リハーサル室兼」という部分。

ブラックボックス形式(四角い箱)の小劇場を目指す
という話だったんだけど…

ブラックボックスは、いろんな形に舞台を作れる面白さがあり
演出家としては、とっても魅力的な空間である。

けどね、全部自分たちで作らねばならないんですよ。
というか、舞台屋さんに入ってもらわないと
出来ないことだらけだったりもします。

あ、夢幻としては嬉しかったりします。
ただ、舞台組み経験のない団体は大変です!

まず、ホール利用料金以外に舞台仕込みのための人件費予算が必要。
しかも、吊りモノ(照明や幕類)や音響機材
平台やパネルなどもホールにないとすれば
レンタルしてこなければならないことになる。
レンタルするにはレンタル料金が派生するわけで…

その上、リハーサル室も兼ねているとなると
大ホールで上演する団体とバッティングする可能性も大きく
舞台を一から作らなければならないのに
連続して借りることが難しいケースが必ず出てくる。

ブラックボックス形式での理想形は
基本舞台・客席プランが基本料金に組み込まれ
それらが可変式となっていて
小劇場の天井全体にバトンが据え付けてあり
吊りモノや機材・資材類が備品としてある環境。

これなら立派な小劇場!
そんな劇場が出来るなら、こんな有難いことはない。

基本舞台形式があるなら、アマチュア団体も
学生もそんなに構えずに公演できる。

けど、リハーサル室って考えると
こんな設備はいらないですよねぇ。

因みに、某市のリハーサル兼小劇場と称したホールは
天井も低く、バトンはわずか三本だけでした。

そのあたりを、詳細な数字も提示しながら
突っ込ませて頂いた。

結果として、昨日の会議は
理想的な方向に進行したと言える…かな?

ただ行政側の思惑がどうなのか…
予算的な問題はどうなのか…
敷地面積的に本当に可能なのか…

I氏は「出来ます!」と言ってましたが…

実際、設計者が決まり建築図をみないと
どうなるかわかりません。。。

ともかく…

私は、検討委員会だけじゃなくて
市民WSにも参加することに決めました。
じゃないと、今まで検討委員会で話し合ってきたことが
無意味になるように思えるので…

基本構想に即した会館が落成できるように…

もしそれが不可能なら…
酷いホールが出来るくらいなら
建設はとりやめたほうがいい。

造るならば、何としても良いホールを…
その点がぶれないように、運営面や活用方法を含め
しっかりと見ていきたいと思います。

懇談会の後、若干の休憩を挟み
市民WS舞台機構検討会が行われた。

これは、具体的な舞台機構の専門会議だったけど
参加させて頂いて、本当に良かった。

疑問だった点を理解できたし
皆さんがどんなホールを脳裏に描いているか
はっきりと共通認識として捉えることが出来た。

 疑問1 「音楽主目的の多目的ホール」
     可変式音響反響板(反射板)をつけるにもかかわらず
     なぜ「音楽主目的」と名付けねばならないのか?

だって、大抵の多目的ホールに反響板は設置されてますよね。

 答え  理想的な可変式を導入するにあたり
     建築家にわかりやすい表現だから

だそうです。
私は、これで理解しました。
人って、自分の持つイメージから
なかなか離脱出来ないもんですものね。
現在、T・WのI氏が想定している可変式だと
残響音の問題がかなりクリアできるとのことでした。

I氏の目標は

  残響音 → 音楽:1.8秒/演劇その他:1.2秒

まあ…多目的とすれば、ぎりぎり許せる範囲かな。。
あとは、台詞が明瞭に聞こえるかどうかは
発声・滑舌にかかってくるでしょうね。

  疑問2 音楽専用小ホールにした場合、稼働率は?

市側は「ニーズが高い」と言ってたんですよね。
ニーズが本当に高いなら、稼働率だって良いはずだけど
利用料金がまだ設定されてないし
万が一自分たちが考えていた料金より高額になった場合も含め
本当に利用する人がたくさんいるのか…

  答え  土・日は取り合いになるでしょう
      平日も、幼稚園や学校関係の需要がある

と、音楽関係者が言いきってくれました。

平日の稼働率を心配した舞台屋さんから
講演会や映像を観れる設備を
同居させたほうがいいという意見が出され
私もそのほうが良いんじゃないかと思ったけど
あれだけ言いきれるってことは
本当に市民のニーズが高いのでしょうから
ならば音楽専用ホールも良いかと思いました。

私も音楽が好きだし、良い音を聞けるなら嬉しいし。

舞台屋さんからは、舞台機構についてや
機材関係の安全面を留意するための意見が出され
「なるほど~」と納得できる発言も多く
私が不安に思ったことも、きちんと答えて下さって
とても有意義な時間だった。

そして、いよいよ小劇場の機能についての話に移った。

芝居がまともに出来る空間
そして、市民も使える劇場が必要だよ…

きっと今後演劇の必要性は高まって行く…
と、私は思っている。
全国的には教育機関や社員教育に取り入れたりしてるしね。
けど、長野はまだまだ厳しい状況…

懇談会では

  リハーサル室兼用ではない小劇場

の方向で話が固まった。

なので、私が理想とするブラックボックス形式の劇場に関して
詳細な意見を発言させて頂いた。

劇場の高さ・面積・吊りモノや機材関係
扉や廊下、楽屋、ロビーなど…

それから一室だけでも広い練習室を…とお願いした。
だって、市が提示した練習室大は広さが50㎡だったんです。
50㎡ってどれくらいの空間かわかりますか?
因みに今、上田で利用させて頂いている視聴覚室や練習室が60㎡です。
10人で動くのに厳しいスペースです

少々言い過ぎだったかな。。
うるさい委員だと思われたかもね。。。
けど、こんな話を具体的にできるなんて
滅多にないチャンスだもの。
まさに千載一遇のチャンス♪
そんな感じの会議でした。

………

さて、ここからが正念場です…

「アマノ~」演出プラン

2011年01月24日 20時57分02秒 | 日記
土~日曜の午後は、ワークショップ。
両日とも夜は、通年準劇団員の稽古とMAが入っている。

これまで春から夏にかけては、本公演~オープンエアと続くため
休みのない日が続いていたが、この冬場の時期は
充電しながらの作品づくりにあてていた。

しかし、今年は12月~2月末までワークショップが入っている。

しかも!
短編とは言え、二本台本を執筆し…
去年の暮れあたりは

  このペースで体が持つのかな…

と少々不安もあったけど、今は不安が吹き飛んで
面白がりながら作品創りに取り組んでいる。

私は、やっぱり面白いことが好きなんだわぁ~
面白いと思うと、疲れを感じなくなっちゃう~

ワークショップ参加メンバーとの稽古は
そりゃね、初めての人が多いから
教えなきゃならないことがたくさんあるけど
それぞれの特性を発見するのが面白いし
何よりもみんなの楽しそうな笑顔が私の活力になっている

毎年この時期、準劇の稽古にエチュードを取り入れる。
これも面白いんだわぁ~
一昨日も、いろんな収穫がありました♪

MAのエチュードは、更に即興性が高く
何が飛び出るかわからない
それがまた楽しいんですよ

昨日もアクシデントがアクシデントを呼び

  人はこういう時、こういう行動に出るんだねぇ~

発見ってマジ楽しい

とは言え、寝不足続きだと体力的にはしんどいです
けど、そういう時は劇団員がサポートしてくれるので…
彼らがいるからこそ出来ることですね。

「アマノ銀河~」のほうは、衣装や小道具が揃い始めた。
舞台図もでき、今はチラシの製作中。
照明プランは、舞台屋さんに相談しながら
可能な限り工夫をしていこうと算段中。

あっ!
ドロップの布の注文を忘れてた!
…間に合うかな…

道具類が揃えば、あとは音楽編集と当日パンフ製作だ。
音楽に関しては、材料を集めてあるので大丈夫。

  パンフ、誰か作ってくれないかなぁ…
  こういうことを得意な人がお手伝いしてくれると
  とっても助かるんだけどなぁ~

と、ちょっとぼやいてみた

さて…
来月からは、劇団本公演の具体的な内容に取りかからねば

頑張りまっせぇ~~

演劇関係者と…

2011年01月19日 23時28分44秒 | 日記
昨日から、演劇関係者と連絡を取り
市民会館の件で話し合いをすることになった。

私も多忙で、なかなか他劇団の方と
コンタクトを取る時間もなかったので
繋がりを深めていく良い機会になりそうだ。

私が連絡を取れる演劇関係者には
全員にお電話をして見解を伺うこともでき
やはり対話というのは大切だなぁと実感。

芝居もいろんなジャンルがあるが
どの演劇人も良い舞台を創りたいと
思っているのは同じじゃないかな?
ジャンルを超えて繋がりを持っていければ
長野の演劇事情も変化していくのではないかと。

無用の長物と言えるホールばかりを建設してきた行政に対して
不信感を抱いている人も多いかもしれない。
また、昨日コメントを寄せてくれたShinya君のように
良いホールとはどんなホールなのかを
知らない若い演劇人も多いのかもしれない。

だからこそ、今、諦めるわけにはいかないんだよね。
市民が質の高い芸術を鑑賞できる劇場を
何としても造ってもらうために
なるべく高い次元での折り合いを探しながら
対話を重ねていきたいと思っている。

実際、長野市でプロの芝居を観る機会は
劇団四季か着ぐるみの児童劇、それと
時々北野文芸坐に商業演劇が来るぐらい。
高校は辛うじて毎年芸術観賞会が行われているが
小・中学校は予算が削られ、殆ど鑑賞の機会がない。
あとは、市民劇場や子ども劇場に入会しなければ
プロ劇団の舞台を観ることができないのが現状である。
東京まで観劇に行くには、時間も費用もかかるので
足を運ぶ回数も限られてしまう。

ただ、せめて芝居を志す人たちには
まつもと芸術館ぐらいまでは足を運んで
質の高い舞台を観てもらいと思っている。
記憶にないことはイメージすることも出来ない。
いろんな記憶が入り混じって
それが化学反応を起こして面白い発想や閃きが訪れる…
と、私は思っている。

まつもと芸術館は、面白そうな舞台がかかることが多いのです。
運営側の推進力もあるだろうけど
上演できるホールがあるから出来ることだよね。

市民ニーズを考えるのは大切なことだが
文化芸術の拠点としてどんなホールが相応しいか
という視点を忘れてはならないし
今のニーズがそのまま十年後、二十年後も同じとは限らない。

どんな長野市になったらいいんだろう?

経済的に余裕がないのは確かにきつい。
心の余裕も失われていく原因でもある。
けど、人間としての豊かさって何なんだろうね。

そんなことも含めて、演劇関係者と対話したいと思っている。

文化芸術拠点…

2011年01月18日 23時36分45秒 | 日記
昨日から、合同発表会のチラシ製作に入っている。
ようやくチラシ表面の背景画像が決まり、目途が立った。
来週には、みんなに配布出来そうだ。

ここんとこ、パソコン作業時間が増え
足のむくみが徐々に酷くなりつつある。
集中し過ぎて休憩を忘れ、ふと気付くと

  ぞ、象さんの足だぁ~~

ってならないように、気をつけねば

長野市民会館建て替え問題が大詰めに差し掛かっている。

いろんな意見があって、行政側のご苦労もわかるが…

市民会館建設の基本理念は

  長野市の文化芸術進行拠点としての市民会館

そして、長野市の現状は、講演会用の多目的ホールが乱立しているが
質の高い音楽や演劇などの芸術鑑賞ができるホールがないため
専門性のあるホールの建設を!と建設検討委員会では訴えて来た。

が、ここに来てなぜか

  主ホール:音楽主目的の多目的ホール
  小ホール:音楽専用ホール
  リハーサル室:小劇場(演劇)にも使える平土間スペース

という方向に話が変化してきた。

うーん…あのですねぇ…
長野市には、演劇が上演出来るホールが
本当にないんですよ。

県民文化会館の中ホールは残響音が長く
台詞が聞き取れないし
若里文化ホールも残響音の問題と
舞台奥行き、吊りモノ・ソデ・楽屋の問題があり
しなのきや東部文化ホールは問題外
松代文化ホールは照明フェーダーとアクセス・駐車場の問題…
などなど、上げればきりがない。

音楽主目的の多目的ホールって、どんなホールになるの?
市側は演劇もバレエも邦楽も日舞も出来るホールって言ってるけど
本当にそれが可能なのか…

主ホールが音楽主目的なのに
小ホールまで音楽専用ホールにするって…

市側は、ニーズがあるから、と言ってました。

確かに、演劇に比べると団体数は音楽関係のほうが多いのでしょう。

けどね、音楽のための専用ホールってどんなホールかわかりますか?
簡単に言うと「響きの良い」ホールです。
残響音が長いほうが音楽には適しているんですね。
ところが、演劇の場合、響きは限りなくないほうが良い。
残響音があると台詞が聞き取れなくなっちゃうんです。

県民の中ホールは来年度
残響音が減るように改修するとのことだけど
どこまで減らすことが出来るかは
実際に演劇を上演してみないとわからない。

つまり「残響音」の部分で、音楽と演劇は相容れないのです。

その相容れない音楽主目的のホールで
本当に演劇も上演出来るのか?

市側は、技術が進んでいるから大丈夫!と
胸を張って言うんですが、私はどうしても信用できません。

どれもこれも…を目指して、全部中途半端になるくらいなら
最初から目的を持ってそれに適した会館を造って欲しい。
そうじゃないと、現状乱立しているホールの二の舞になる。

それにね
演劇が上演できる設備を持ったホールというのは
クラッシック音楽以外の大抵の催しに対応が出来るんですよ。
つまり、多目的でもあるということ。

そう考えると、用途的には演劇主目的にしたほうが
あれもこれもに使いたいんだとしたら現実的だと思ったりもする。

もし音楽主目的の多目的ホールが本当の意味で
演劇も歌舞伎もお能もバレエも上演できるホールになるのであれば
小ホールも同じ仕様にすれば、利用率は上がるかもしれないけど
私にはそれが出来るとは、どうしても思えない。

私がこれまで「いいなぁ」と思ったホールには
「音楽主目的」なんて冠はついてなかったし。

にしても…
市の職員の皆さんは、本当に上記のようなホールに
行ったことがあるのかな?
そこで実際にに演劇や歌舞伎を観たのかな?

自分で体感したことなら、胸を張って豪語しても良いと思うけど
もしそうでないとしたら、受け売りだけで豪語していることになる。
これは恐ろしい…と私は思う。

じゃあ、もし、豪語したホールにならなかったら
誰が責任を負うのか?

市の職員さんは大体2年で部署を移動する。
ってことは、市民会館が出来あがる頃には
今の部署にいないことになる。

市民会館竣工が平成26年度の予定だから
市長の任期満了の時期と重なる。
もしそこで再出馬しなければ…どうなります?

責任問題は、あちこちたらい回しにされ
いつのまにか闇に葬り去られ
つけは市民が負うことになってしまう。

だってねぇ…
責任どうのって言ったって
出来ちゃったら、それを使うしかないわけですよ。

だからこそ、今、きちんと考えなければならないと思うんです。

建て替えを反対している人もいます。
言い分に関して、わかる部分もあるけれど
建て替えの方向で進んでいるわけだから
建て替えるんだとしたら…という視点で話し合っていかないと
建設されちゃってからでは手遅れ。

演劇関係者は、どう思っているんだろう?
私は、長野市の演劇関係者全員に
一人ずつインタビューして歩きたい…
今、そんな気持ち。

なぜかというと、演劇関係者の声が
あまり市に届いていないんだよね。
一部の人たちは発言してるけど…

現状に満足しているのか…
ホールに関心がないのか…
なるようにしかならないと諦めているのか…

もちろん竣工後の運営方針・方法も重要。
どんなに良いホールが出来たとしても
活用されなければ、それはただの箱。
箱モノにしないための運営・運用も
深く考えていかねばならない。

けど私は、やはり質の高い芸術鑑賞が出来るホールを
造るのでなければ、建設する意味がないと思っている。
そうすれば運用方法も幅が広がり
市民の芸術を観る目を養うことも出来るし

あのホールで歌ってみたい!
あのホールで演じてみたい!
あのホールを使ってみたい!

そんな憧れのホールになれば、と…

皆さんは、どうお考えですか?

演劇関係者の皆さん
もしこの日記を読んで下さったのなら
ぜひ、コメントを寄せてください
来週、行政の方とお話することになっているので
皆さんの声をお届けしたいと思っています。

団員諸君も是非コメントを

よろしくお願いします