昨日、相撲を見に両国の国技館に行って来ました。
イヤー、面白いものですね!と言いたいところですが、多いに疲れてしまいました。
四角い鉄棒に囲まれた小さな座敷(たたみ2畳くらい?)に座布団が4つ置かれており、そこに座って見学すのですが、体が大きくなった現代人には、4時間もここにいるのは、苦痛そのものです。
この小さな空間を借りて「相撲」を見る権利が1万円とは、ちょっと「ぼろもうけ」ではありませんか?相撲協会さん!
おまけに、大きな写真撮影しようと土俵に近づいていったら、警備のお姉さんから「立ち止まらないで下さい。」と制止されてしまいました。
相撲の人気を回復するのでしたら、年寄りのファンを大事にすべきで、そのためには、枡席はやめて、すべて椅子席にするなど年寄りが入りやすい配慮が必要ではないでしょうか?
あんな遠いところからでは、力士の顔も分からず、お尻と膝の痛みに懸命に堪えがら見ているのですから「もう行きたくない!」というのが正直な感想です。
それと、みやげを売る職員?、呼び出しのような服装をした客の案内役?、土俵上の呼び出し人(役割は、土俵を清めたり、懸賞金の幕を持って土俵で披露する、力士の呼び出しなど?)、行司などを見ていますと、その人数の多さに「相撲という事業は、大変な人件費産業なんだ!」と感じました。
特に、客の案内をしている人達は、人数が多すぎると思います。
でも、この人達には、桟敷といわれる土俵から最も近い枡席客からは「ご祝儀」が出るそうですから、歴史と伝統の大相撲は、私達、一般の常識とは違うルールがあるということでしょうか?
まぁ、テレビで見ていては感づかないことが見えて、さらに、生の横綱の土俵入りなどが見られたのですが、小生は、自宅で「チビリ、チビリ」と一杯やりながら、楽しんだ方がよいと思います。