mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

占い

2009年06月16日 | 社会・経済

 最近、かみさんの影響で韓国の歴史ドラマを見るようになりました。

 あの有名なイー・ヨンエさんの「チャングム」が終わったときには、「これで、見るものが終わったな。」と思ったのですが、退職して時間ができたこともあり、かみさんが凄く憤慨して小生に説明していた番組を見ることになってしまいました。

 その番組の名前は、チャン・ヒビンです。

 簡単に言いますと、王様と取り巻きの権力闘争を描いたものですが、その中で主役のチャン・ヒビンは、王様の妃を追い出して、王子を生んで、正妻(王妃)になるというもので、今で言うところの玉の輿でしょうか?

 そして、自分の兄を朝廷の重臣に起用して、権力を欲しいままにするのですが、反対派の運動(王様へ新しい側室を持たせるなど)で、前の妃(廃妃)が再び王妃に復活してしまいます。

 そこで、側室に降格されたチャン・ヒビンは、自分が再び王妃につこうと兄や王様のおじさんなどを使って様々な活動します。

 王様へ媚びる姿や、自分の敵に対する激しい言動が、見ているものを呆れさせたり、憤らせるのですが、最後には、占い師(巫女)に頼んで王妃を呪い殺すということまで実施してしまいます。

 王妃への呪いは、その顔を描いた紙に矢を放って突き刺すというものですが、小生は、そんなことで人間は死ぬはずはないと思って、見ていました。

 しかし、人間は、自分の欲望を実現するためには「呪い」という願掛けまで行うのか!と呆れてしまいました。

 普通、「占い」というと、自分の将来がどうなるか(仕事、結婚、財産など)を手相などで見て貰うものだと思います。

 しかし、自分の願いが実現するよう祈る「祈願」は、同じ将来のことでも、占いのように漠然としたものではなく、現実の願いを実現して欲しいという強い心があると思うのです。

 まぁ、そんな違いはともかく、最近、日本でもこうした「占い」を使って不安を煽って百万円以上する印鑑を買わせるなど悪質な商売をしている人が警察沙汰になっています。

 将来のことは、確かに誰でも気になるところで、そういう人間の弱いところにつけ込んで金をだまし取ろうとすることには、腹が立ちます。

 ところで、占いではないのですが、「将来、こうなりますよ。」という予測の話は、ちまたに溢れています。

 一番、分かりやすい例が衆議院議員選挙です。

 今日の新聞広告に「週刊現代」の内容が書いてありましたが、そのトップは「鳩山圧勝 自民惨敗の衝撃」です。

 もちろん、その根拠は、新聞などが実施している世論調査だと思いますが、はたして実際にそうなるのでしょうか?

 選挙の予測と「占い」は違うだろう!と言われそうですが、確かに違うかも知れませんが、ものによっては違わないかも知れません。

 それはともかく、週刊現代を早速、買ってしまいました。

 内容ですか?一言でいえば「広告のとおり!」ということですが、選挙の記事以外に気になる記事がありました。

 それは、投資信託の話ですが、内容としては、「緊急警告あなたの投資信託すぐに売っ払え!」というもので、要は、投資信託で痛い目にあっている人への親切な助言、といったところです。

 「早めの損ギリのすすめ」といったらよいのかな?

 今日は、「占い」についてお伝えしました。