今日はワールド航空サービスさんにお世話になってお邪魔することになりましたスロバキアについてお伝えします。
スロバキアという国は10世紀にハンガリー王国が成立すると、この地域は北部ハンガーと呼ばれ、ハンガリーの一部として扱われた。また、1900年代にはチェコスロバキアとして独立したそうですが、ハンガリーやドイツの介入で南部をハンガリーに割譲したり、スロバキアとして独立したり、さらに、1945年にソ連軍がプラチスラバを占領して、亡命政府が帰国してチェコスロバキア共和国ができて、1948年には共産党政権が成立しています。
このように共産党政権が樹立されるまで周辺の列強国に翻弄されながらチェコと国を一つにしたり独立したりしたようです。
さらに、共産党政権になってからも、共和国として一つの国であったものが1969年に連邦制を導入してチェコスロバキア社会主義共和国を構成する「スロバキア社会主義共和国」が発足するのです。
その後は1989年のビロード革命で共産党政権が解体し、1992年に連邦解消法が成立して、翌年の1月1日にビロード離婚といわれるチェコとの連邦が解消されるのです。
その後はOECDやNATOに加盟したほか2004年5月にはEUに加盟して2009年1月にはユーロを導入しています。
非常に簡単にスロバキアの歴史みたいなことを申し上げましたが、プラハの春という大事件がありチェコスロバキアのことは日本でも度々取り上げられましたので小生も耳にしたことがありました。
でも、90年の独立まではスロバキアがチェコとは別の国とは知りませんでした。まことにお恥ずかしい限りです。
面積は48,845平方キロ、人口540万人、首都はプラチスラバ、言語はスロバキア語などとなっています。
今度の旅行の眼目は6つの世界遺産を訪ね歩くことですが、その内容については次回にお伝えします。