mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

王家の物語

2009年12月08日 | 旅行記

 年末が近づいてきますが、小生の目下の関心は来年、訪問したいと考えているトルコのことです。

 できれば4月、ないしは5月に行きたいな!と強く思っています。

 そこで、旅行会社のツアーの中身が多いに気になるのですが、なかなか2010年4月からの予定が発表されませんでした。

 小生としては、「まだか、まだか」と待ちくたびれた感もありましたが、最近、何社かがそんな小生の心をくすぐるように相次いでパンフレットを送ってきました。

 それを見ますと、予想されたことですが、J社の値段の高さ(質も?)に声が出ませんでした。

 このデフレの時代に去年と同じ内容なのに3万円の値上げとなっていたからです。

 一方で、別のK社とJT社では、安いのが売りかもしれませんが、コースやホテル・食事などが違うとはいえ、J社の半値以下でトルコを存分に堪能できそうなのです。

 ただし、先ほども書きましたが、ホテルのグレードや立地、食事のレベル、観光の内容などが違うのは、当然のことだと思います。

 そして、一番の違いは参加人数だと思います。普通の旅行会社ツアーは30人程度を予定しているようで、催行人員も20人などとなっているものが多いようですが、J社を含めて料金が高い会社の場合は15人とか20人限定など少人数が大きな「売り」のようです。

 人数が少ないことの何が良いかといいますと、小生の経験では、第一に添乗員さんが十分、面倒見てくれるということです。

 そして、第二に、客同士のコミニュケーションが取れやすくツアーがそれだけ楽しくなる、といったところでしょうか。

 まぁ、これらを総合すると、「こんな楽しい海外旅行に行ったことがない。」という評価になることもあるのかもしれません。

 などいってますが、小生は、こういう料金が高い旅行社のツアーに参加したことがないのですから、あくまで想像の産物です。

 果たして、他の旅行社の二倍以上のお金を出す価値があるのか、参加してみないと分からないというのが正直なところです。

 などと、こんな話をしていましたら、今日のタイトルである「王家の物語」についてコメントが出来なくなってしまいました。

 詳しくは、次の機会に譲りたいと思いますが、地球を旅する情報誌の「EURASIA」二〇一〇年一月号に次のように掲載されていました。

 特集「王家の物語」

 <ブータン> 王家主導で進む民主化

 <ヨルダン> ハシミテ家

 <マリ>    黄金の都トンブクトゥの王

 <中欧>   華麗なるハプスブルク家の系統

 <スペイン> 「太陽の没することなき帝国」の支配者たち

 

 

 このうち、小生が興味を持ったのは、オーストリアや中欧の旅で何度もその名がでてくるハプスブルク家、そして、ブータンの民主化ですが、特に、「幸福の国」といわれるブータンは多いに気になる国です。

 ブータンは、皆さん、ご存じのようにヒマラヤ山脈の懐、インドとチベットの間に位置する神秘の国で、近代化を排除して伝統的な生活を守りながら生活しているそうです。

 王が国を治めているのですが、国民からではなく、主権者である王が自ら民主化を進めているのですから面白いものです。

 世界を席巻する経済のグローバル化に抗しきれないため、政治も民主化せざるえないということなのでしょうか?

 その結果、歴史や独自の文化・伝統を捨てて、生活することになると思うのですが、果たしてそれが国民に幸福をもたらすのでしょうか?と言いたいのかもしれません。

 人間にとって何が幸福なのかを考える、よい旅が出来るかも知れません。

 是非、ブータンに行ってみたいものだと思います。

 今日はこの辺で失礼します。

 

 


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