早いもので12月に入りました。今年も一月で終わり、来年は、平成22年、西暦2010年になるのですから、時の経つ早さに驚かされてしまいます。
「何を寝ぼけたことをいっているのだ!」といわれそうですが、「限りある命の時間」を有効に使ったのか?という自問自答と反省ですので、ご容赦下さい。
さて、タイトルの「笑う警官」ですが、作品案内は次のようになっています。
【ストーリー】
警察小説の金字塔を、あの角川春樹がみずからの手で映画化
札幌市内のアパートで女性警官の変死体が発見された。まもなく被害者の元交際相手の巡査部長・津久井に容疑が掛けられ、さらに異例の射殺命令までも下される。かって津久井と同じ任務にあったことのある警部補・佐伯は、この一連の流れに違和感をもち、女性刑事の小島、新人刑事・新宮ら信頼できる仲間とともに秘密裏に捜査を始める。やがて彼らは北海道警察内部に隠された闇に踏み込んでいくのだったが・・・・・。
警察小説の金字塔といわれる佐々木譲の「道警シリーズ」、その第1作である同名ベストセラーを映画化した社会派サスペンスだ。北海道で実際に起きた警察の汚職事件をもとに、女性警察官変死事件の犯人に仕立て上げられた仲間の無実を証明しようと奮闘する刑事たちの活躍を描いている。『時をかける少女』以来、約12年ぶりにメガフォンをとった角川春樹が脚本も執筆、警察内部の息詰まる攻防を、時には10分を超える長まわしで捕らえるなど、随所に見られる大胆なチャレンジにぜひ注目してほしい。主演は、『ハゲタカ』での好演が記憶に新しい大森南朋。共演人は松雪泰子、宮迫博之、大友康平、忍成修吾ら多彩な顔ぶれだ。
というものですが、どうですかこの案内は?ワクワクするでしょう!
特に、「警察内部に隠された闇に踏み込んでいく」というくだりは、魅力一杯で、すぐにでもこの映画を見たくなってしまいます。
小生は、この映画を見ていませんので推測ですが、女性警察官がどうして変死したのか(警察幹部の不正に気づいて告発しようとした?)そして、その犯人にされたのは恋仲にあった若い警官?ではないでしょうか?
最も興味があるのは、これら犯罪を犯した警察幹部が断罪されるかという点ですが、どうなっているのでしょうか?
山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」では悪役である行天(三浦友和さん)は、検察の手がはいりますが、その後、どうなったか描かれていません。
また、松本清張さんの「ゼロの焦点」では、巨悪はいなかった(というより、遠い昔、生きるためにしていたことが原因で犯罪をおこしたのですから人間としての弱い部分がでた、ということでしょうか?)ように思うのですが、犯行の動機が「焦点」になっていると感じました。
犯罪者を「水戸黄門」のように「断罪する」ということが目的ではないと思います。
さて、今日にでもこの映画を見に行こうかな?それともストレス発散のため、たまには「カラオケ」にいって、谷村新司さんの「昴」を「とうとう」?と唄ってみますか?
♪ 目を閉じて 何も見えず
悲しくて 目をあければ
荒野に向かう道より
他に見えるものはなし
ああ 砕け散る 定めの星達よ
せめてひそやかに この身を照らせよ
我は行く 青白き頬のままで
我は行く さらば昴よ ♪
今日はこれで失礼します。
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