mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

フランスの最も美しい村

2009年10月08日 | 旅行記

 フランスには、「フランスの最も美しい村」のシンボルマークがあるそうです。

 それは、1982年に発足した協会(どんな協会か分かりません。)が定める厳しい基準をクリアした村のみに与えられる名誉ある称号だそうです。

 そして、実際にそこを訪れると、「どの村も豊かな自然に恵まれ、中世をそのまま封じ込めたようなしっとりした佇まいで、まさに珠玉の風景が広がっています。」となるはずです。

 ヨーロッパと言えば、パリ、ロンドン、ローマ、ウィーンなどの大都市の街並みや文化的・歴史的な建造物などが頭に浮かんできますが、最近、小生は、そういうものではない、もっと自然の美しさや、有名ではないが、「キラリ」と光る遺産などがないかと思うようになりました。

 そこで、そういうものがツアーにないのか探したのですが、イメージにあったものがいくつかありました。

 今日のタイトルにした「フランスの美しい村」もその一つで、ユーラシア旅行社さんのツアーです。

 ツアーの名前は、「南西フランス、絵のような風景へ13日間」というもので、「絵のような」といううたい文句に「ググッ」ときてしまいました。

 そこで、今日はその内容の一部を小生の独断と偏見で紹介してみたいと思います。

 このツアーの魅力は、なんと言っても最初に紹介したように協会が認定した「フランスの美しい村々を訪れる」ことです。

 具体的には、フランス南西部の山間にあるサンティアゴ・デ・コンポステラ巡礼ゆかりの地を訪ねることになっています。

 これをユーラシアさんでは、次のように説明しています。

 「ケルシー地方を中心としたフランス南西部の山間には、かって巡礼者で賑わった町や村が、中世の趣を封じ込めたまま、宝石のように点在します。どの町や村も周りの自然と美しく調和し、安らぎと懐かしい雰囲気が立ちこめています。そうした中にロマネスク時代の傑作が静かに残り、人々の魂を強く引き寄せます。」

 どうですか、この文章を読んだだけで、今すぐにでも飛んでいきたくなったでしょう!

 さて、次に、この旅の二つ目の魅力ですが、それは、ピレーネ山脈の銀嶺、ドルドールやガロンヌ、ロットといった幾重にも流れる清冽な川、緑深い山間部、大西洋の大海原など変化に富んだ自然を楽しむことができることだそうです。

 まぁ、分かりやすく言えば、「雪山」「緑の山間」「清流」「大西洋という海」などが渾然一体となった美しさを表現したものだと思いますが、こういう自然は、日本の方が優れている、という意見もあるでしょうね。

 そして、次のの魅力ですが、美食のフランスでもこの地域は、食事の美味しい地域だそうです。

 南西フランスは、大西洋から「海の幸」が、山塊部から「ブドウ」や「クルミ」といった「山の幸」がとれるほか、「フォアグラ」の産地でもあるそうです。

 以上で、フランスの最も美しい村を訪ねるツアーの説明を終わりにしたいところですが、これでは、いったいどこに行くのか分かりませんね。

 そこで、今日は最初のところだけお話したいと思います。

 まず、訪ねるのはビスケー湾の真珠といわれるスペインの「サン・セバスチャン」です。

 それにしても、ここでも「なんとかの真珠」という言葉がでてきました。ヨーロッパの宣伝の常套手段なのでしょうか?

 話を戻していただいて、サン・セバスチャンは、ハプスブルク家王妃マリア・クリスティーナがこの町を保養地として以来、高級避暑地として発展してきたそうです。

 その次の訪問地は、フランスのお洒落なバスクの港町、「サン・ジャン・ド・リュズ」です。

 この町は、女性に人気があるそうで、瀟洒な建物が並ぶ開放感溢れる港町とされており、また、知られざる美食の町でもあるそうです。

 次に、この旅の日程では、サン・ジャン・ド・リュズを見た日は、「ピアリッツ」という町に泊まりますが、ここから「アスカン」「バイヨンヌ」といった個性的な町を巡ります。

 まず、ピアリッツですが、ここは、太平洋の大海原が広がるところで、かっては多くの王侯貴族が滞在したナポレオン3世ゆかりの地だそうです。

 次に、バイヨンヌは、15世紀、レコンキスタの余波でスペイン国境からユダヤ人達が移り住んだ町だそうです。

 このユダヤ人達が商才を発揮して広めていったのがバスクの生ハム、サラミ、塩やチーズ、フォアグラやチョコレートだそうで、バイヨンと言えばチョコレートといわれるくらいフランスでも本場とされているそうです。

 また、アスカンなどのバスク地方の古い民家は、、真っ白な漆喰壁にカラフルな色の木組柱や窓が特徴で、露出している柱材や窓枠保護のため赤色の防腐剤を塗装しているそうです。

 きっと、木組みのカラフルな家々が並んでいるのでしょうね?

 次に、・・・と言いたいところですが、いささか疲れてきました。

 この続きは、次回、お伝えしたいと思います。

 今日は「フランスの最も美しい村」についてお伝えしました。

 


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