最近、気になる事件といえば、厚生労働省の村木元局長事件のFD書き換え事件と中国の尖閣諸島に関する日本への報復?だと思います。
大阪地検の主任検事の問題は、「国民に拭いきれない疑惑」を残し、「検察は、事件を捏造するのか!」という大きな不信感を植え付けたのではないでしょうか?
自ら捜査をし、自ら起訴をするという権限を検察が持っていることに疑問を投げかけることにならないでしょうか?
国家権力の行使は、権限の行使のために多くの人員と公費という大きなお金を使って行われますので、逮捕された個人の力ではとてもこうした力には対抗できません。もちろん、これが正当に行使されるのであれば、何ら問題ないのですが・・・
警察、検察などの捜査権を持っている人達には、今回のような「権力の陥りがちな落とし穴」に自らがはまっていないかを自問自答しながら捜査に当たって欲しいと願うばかりです。
また、中国の問題ですが、中国は日本への対抗措置として、日本のハイテク産業に必要な希少資源の輸出をとめたり、行事や日本への観光を中止したりするなど対抗措置として、いろいろなことをやっています。
どうして中国は、ここまでして逮捕した中国人の釈放にこだわるのでしょうか?もちろん、それは、尖閣諸島が中国の領土だということを内外にPRしたいがためだと思います。
でも、従来から日本と中国の主張が異なることは、誰でも知っていることですので、今回のように強い態度に出る理由が理解できません。
京都大学の中西輝政先生は、アメリカと中国の大人の覇権争いに比べて日本の政治を「子どもの政治」といってましたが、今回の中国の態度は、日本の政治家がどのような大人の対応をするのか試していると言うことでしょうか?
小生には、中国の対応こそ「あの島が欲しいのに日本がいうこと聞いてくれない!」と泣き叫んで、次々と日本が困ることをやっている「幼い子ども」のような気がしてならないのですが・・・
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