mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

老夫婦と介護

2009年04月16日 | 健康・病気

 今日の午前中、鳥越さんが出演しているテレビ朝日?のニュース解説のような番組を見ていましたら、俳優の「長門裕之」さんが妻である「南田洋子」さんを介護している映像が流れていました。

 お二人は、芸能界きってのオシドリ夫婦だそうですが、この番組では、年老いた長門さんが認知症の南さんにご飯を食べさせている場面などが赤裸々に描かれており、往年のスターであった頃のことを知っている小生としては、あまりの落差に驚いてしまったのです。

 そして、そのことを自分に当てはめてみますと、「時の早さ」というものを実感しますし、「老いと介護」というかタイトルの「夫婦と介護」が避けて通れない問題のように思えたのです。

 それは、長門さんのような有名人であろうと小生のような一般人であろうと同じはずなのですが、あの慎ましやかで暖かい美人(小生の南田さんに対する印象です。)の南田さんが認知症になり、悪くいえば「人間は年をとると、こんなに変わるのか!」といいたいほどのもので、同じように年を召した長門さんがそれを介護しているのですから、俄には信じがたい話なのです。

 それを敢えてテレビ放映するという長門さんの強い思いが伝わってきたのです。

 もちろん、その「強い思い」は、南田さんへの「愛情」だと思いますが、長門さんが「できれば洋子より先に逝きたい。」「でも、そうなると洋子が・・・」などと仰って自身で二人の将来を戸惑っているように見受けられました。

 でも、その言葉は、介護をいやがったり、否定しているわけではないと感じました。

 むしろ、介護を通じて愛情溢れる気持ちが見ている側に伝わって、全体を見終わった時には、涙が溢れるのを禁じ得ませんでした。

 長門さんは、1934年1月生ですから75歳、南田さんは、1933年3月生ですから76歳のはずですが、「若いのに大変だな!」と感じてしまいました。

 小生も母が多臓器不全で亡くなる前に介護の「まねごと」みたいなものを経験しました。

 「まねごと」と言いましたのは、小生の母が動けなくなったのが亡くなる2~3ヶ月前だからですが、年齢も86歳までは介護の必要がなかったので、長門さんように「若いのに!」という印象もありませんでいた。

 小生とかみさんは、この番組を見て「互いに亡くなるまで介護の世話にはなりたくない。」という思いを一層、強くしたのですが、そうならないよう食事、運動などに努めて健康な心と身体を作っていく必要がありそうです。

 そして、「神様、仏様」に健康で生きていることへの感謝の念を日々、表したいと思ったものです。

 ところで、長門裕之さんは、父が俳優の沢村国太郎さんで、母が同じく俳優のマキノ智子さん、沢村国太郎さんの妹で、長門さんにとっては、おばさんの沢村貞子さん、同じく沢村さんの弟でおじさんの加東大介さん、実弟の津川雅彦さんがおり、芸能一家のようです。

 さらに、父の沢村さんの父、長門さんにとっては、祖父になる「竹芝伝蔵」さんは、歌舞伎・狂言の作家で、母方のマキノ智子さんの父、つまり、もう一人の祖父は、日本映画の父といわれる「牧野省三」さんだそうですから、そういう血が流れているのですね。

 今日は、介護についてお伝えしました。

 


続桜の名所

2009年04月08日 | まち歩き

 昨日、桜のことを皆さんに報告しましたが、肝心の場所と写真を掲載しませんでした。

 最初に行ったところは、現在、鴻巣市になっていますが、「旧吹上町の元荒川沿い」にあるさくらです。

 小生は知りませんでしたが、なかなかのものですね。元荒川の両側に植えられている桜は、もちろん、綺麗!なのですが、川の水が透明で子ども達が船に乗って遊んでいますし、焼きそばなどの出店はもちろんのこと、橋の上では音楽に合わせてダンス?を踊っていました。

 また、和服を着た野点も行われていました。

 川の土手の中には、歩道が整備されていて、そこをゆっくり歩いていきますと、さくらが競うように咲いているほか、川では鯉が躍動し、鴨や鵜が愛嬌を振りまいていました。

 休日だったことから、大勢の見物客がいましたが、来年もお邪魔したな!と思った吹上のさくらでした。

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 次は、小生の地元のさくらですが、規模も小さく人出もありませんが、それなりに楽しませて貰いました。

 3番目は、秩父、というより旧荒川村にある「清雲寺」にある「しだれ桜」です。

 ここの桜は、昔は有名ではありませんでしたが、樹齢が数百年という古木で、その美しさは「知る人ぞ知る」というものでしたが、最近は、今年もNHKで放映したように完全に観光地化されてしまいました。

 したがって、平日に行ったのにもかかわらず、大勢の人の波に驚いてしまいました。

 しかし、今週あたりが見頃のように感じました。

 秩父の美味しいそばを堪能しながら、この「しだれ桜」の美しさを楽しむことができるという願ってもない時であると思います。是非、尋ねてみて下さい。

 なお、場所は、国道140号線で秩父市街地を抜けて浦山ダムを見ながら、そのまま140号線を進みますと、左側に案内板がありますので、細い道ですが、左折して下さい。

 あとは近所の方が営業している駐車場(500円)に駐車して案内標識に従って寺に向かって下さい。

 なお、国道140号線からの左折場所を見逃した場合の確認場所ですが、国道にかかっている秩父鉄道の踏切がありますので、「ここまできたら過ぎてしまった」ということですので、Uターンして戻って下さい。

 そうそう、肝心な秩父そばですが、どの店でも美味しい!ことが多いのですが、今回は、秩父の入口の長瀞町にある「別品屋」さんを紹介します。

 しだれ桜の場所からは、遠いのですが、その美味しさは、小生が今まで食べたそばの中でも一番だと感じています。

 場所は、国道140号線を寄居方面からみて右側になりますが、「射撃場」という交差点のすぐそばです。長瀞町役場まで行ってしまうと、だいぶ通り過ぎたことになってしまいますが、Uターンしてみる価値は、十分あると思います。

 最後に、清雲寺のしだれ桜の写真を一枚を掲載しますが、できればHPで紹介したいと思いますので、期待しないで、待っていて下さい。

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さくらの名所

2009年04月07日 | まち歩き

 久しぶりにパソコンに向かっています。といいますと、「嘘」になってしまいますが、ブログの記事を書いているのは、「久しぶり」と言えるかも知れません。

 また、定年退職して1週間が過ぎようとしていますが、近況を報告していませんでした。

 仕事に行かない「サンデー毎日」にもう飽きた?それも気持の角に残っていますが、まだ「休日の延長」のような気分で「仕事に行かない」ことへの違和感はない、というのが正直な感想です。

 そこで、何をしていたのか?といいますと、結構忙しいのです。

 4月1日は、「職場では辞令交付などがあって、こんなことをやっているのだろうな?」などと考えることもありましたが、かみさんが「二階のベランダに屋根をつけたい。」と言い出したことから、小生が前から気になっていた「雨樋の水漏れ」の原因調査と修理を併せてお願いすることにしたのです。

 ところが、そこから、かみさんが「わが家は、築10年以上に経過しているのだから、この際、建物のすべてを点検してもらい、修理が必要なものは直してもらったら!」と言い出したから、大変です。

 何が大変か?もちろん財政が逼迫していますので、そこまでやる必要があるのか?というケチな気持がわいて来たのです。

 でも、よくよく考えると、その方が長期的に見れば安上がりで、まさに効率的なはずです。

 仕事では、そんなことは当たり前のように考えてやってきた自分が「なぜ?」という思いが浮かんできました。

 ところで、サンデー毎日にすごし方ですが、今のところ、まったく計画性がありません。

 料理学校、スイミングスクール、健康のための運動(歩け歩け!)パソコンの整理、旅行(4月から班長になってしまい、今年は海外旅行はできない模様。)、畑作業などが頭に浮かんできますが、これを全部こなして、家事も班長の仕事の手伝い、ゴミ出し、庭の手入れ、得意料理の実践などがありますので、時間がとても足りないと感じています。

 まぁ、焦らずに「じっくり」とやっていきましょう。

 ということで、仕事がない毎日がスタートしたのですが、タイトルにありますように、この季節は「さくら」を見る絶好のチャンスであります。

 ところが、「よーし!!行くぞ」と気合いを入れ過ぎたせいか、4月2日から腰が痛み出してきたのです。

 「あぁ、まいったな!」「またこの時期か!」などと思いました。

 この腰痛は、小生の持病みたいなものですが、長く前屈みなっていると、腰が固定されたようになって、歩くことが苦痛になってしまいます。

 もちろん、これ以上悪くなると、整形外科に行って、痛い注射を打って貰うことになるのですが、今回は、軽い症状でしたので、腰を揉んでもらいなんとか痛みを誤魔化すことができそうです。

 こうして腰の痛みを抱えながらも、いくつかの「桜」見学をしたのですが、その様子は次回、お伝えします。

 

 

 

 


定年退職

2009年04月01日 | 旅行記

 昨日までで職業人としての生活が終わりました。

 なんと表現して良いの分かりませんが、これからは「毎日が日曜日」だという実感がわきません。

 大げさに言えば、何かの習い事ではありませんが、毎日が日曜日でもいろんなことが待っていて、それは、小生にとっては、まさに「若葉マーク」の世界のはずです。

 問題は、毎日が日曜日に何をするかですが、何をするにしても健康が何より大切であると思います。

 そこで、先日、人間ドッグで「要再検」とされている項目を掛かり付けの内科の先生に「清水の舞台から飛び降りる」つもりで見て貰いました。

 「要再検」項目は、「高血圧」「糖尿」などでしたが、幸い「心配いらない」というお墨付きを貰いました。

 60年も生きていれば、機械ではありませんが「どこかおかしくなる」は当たり前なのかも知れません。

 でも、去年は大腸ポリープで1週間ほど入院しましたし、身体全体がメタボですので、ウォーキングなどで痩せる努力をしていきたいな、と思っています。

 実は、今日、早速、かみさんの国民年金の1号該当届けを出しに「歩いて」市役所に行ってきました。

 市役所までは、25分くらいだと思いますが、今の季節は、桜が咲きはじめて本当に明るく楽しい季節ですね。

 でも、この心意気がいつまで続きますことや・・・

 ところで、このブログに小生の退職についてローズマリーさんからコメントをいただきました。

 大変、丁寧なご挨拶をいただき誠に有り難うございます。

 引き続き、海外旅行の楽しい話題を紹介していきたいと思いますので、今後のご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 現在、16時05分くらいですが、冷たい雨が降っています。

 かみさんは、近所の仲良しとプールへ行っていますが、そろそろ帰ってくる頃です。

 昨日、職場で退任の挨拶をして、豪華な花束をいただいて、誠に恐縮していますが、家に帰りましたら、かみさんが赤飯を炊いて祝ってくれました。

 また、かみさんの実家のお姉さんが昨日、「○○さん退職、おめでとう」とチョコレートに印字したケーキを持ってきたそうです。

 本人としては、仕事への心残りがあるものですから「退職」したことに複雑な思いが残っていますが、いたらない小生に祝意をいただいた皆さんには、心から感謝の言葉を申し上げたいと思います。