エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

カムとカムフォロア!!そして新しい機構!!

2010-12-02 21:43:05 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

今朝は社長に同行してもらい宮城県へとやってきました。病み上がりなので社長に運転をたのみ、助手席で休んでいると何だか寒気を感じて目を開けると、社長は窓を開けながら運転していました!!いくら温かいと言ってもそれはやり過ぎです!!

直ぐに窓を閉めてもらいました!!

さて、製袋機をみているとカムフォロアによく出会います!このカムフォロアはその名前の通りカムの面に沿ってスムーズにその動きを伝達するものです。


▲赤矢印がカムフォロア!!黄色矢印がカムです!!


これらはサイドシール機の熱板の上下などに用いられる機構で、熱板の下降時間などを通常の円運動より長くすることに用いられます。今から10年ほど前の製袋機ではよく見られましたが、最近ではサーボの同期制御によって代用することができます。

このカムを使った熱板の動作と同期制御の熱板の動きの違いはというと、カムは1枚を製作するのがとても高価であり、試運転をおこなってみて動作変更をする場合には再加工しなければなりません。同じことを同期制御で行う場合はプログラミングで容易に変更することができますが、デメリットとして専門知識が必要になります。

ちなみに、ここでの専門知識とはプログラムをする時のものであって、実際の製袋作業者さまはシール時間の指定などを行うのみになります!

この同期制御も年々進化しているので、新しい技術の習得は必須となっています!!!

さて、本日は宮城県にて多くの方にお世話になりました。

工場長はじめ、○野寺さま、○谷さま、鈴○さま、お忙しい中ありがとございました。特に現場では○谷さま、堀○さま、ありがとございました!!
コメント
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