エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

ホットマーカー!!

2010-12-14 09:38:18 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は北海道からのお問い合わせが大変多く「今日は集中しているな!」と思っていたら、公的機関から依頼された産業の動向を調査する会社からのアンケートに答えて欲しいとのお電話までありました。

2010年は2、3ヶ月に1度のペースで北海道を訪れていましたので、私が感じたことを率直に答えさせていただきました!!

可能性を秘めた北の大地の発展に、少しでもお役に立てればと思います!!


さて、配線を行う際に重要なものはマークチューブと呼ばれるもので、これには配線の種類やどこに繋がっているか分かるように『線番』が割り振られています。

例えば、停止ボタンは『X000』、非常停止ボタンは『X001』、スタートボタンは『X002』と言う風にシーケンサに入力する信号は全て『X』で始まります。

逆に熱板上下のシリンダーやメインモータの起動信号などの出力は『Y002』、『Y003』のように『Y』ではじまります。

これらは手書きでも構いませんが、通常ホットマーカーを使い印字していきます。

製袋機の制御盤の中でマークチューブを見たことがあっても、それを印字するホットマーカーを見たことがある人は少ないと思いますが、構造は極めて単純で印字リボンに熱を加え1つ1つ手押しをしていきます。


▲3台のホットマーカーがありますが、主に使っているのはこの1台です!!


長年使い込んでいる感じがすると思いますが、その通りです!!しかしヒーター以外に電気部品は使われていないので、使い込むほどに味が出てきます!!

いまではテプラのような印字プリンターも販売されていますが、私はホットマーカーをこれからも使っていこうと思います!!
コメント
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