2度目の京都、初めての近江八幡、奈良と
古都を巡る4泊5日の旅だった。
初日、11月1日の京都は雨だった。
昼前、京都へ着くと荷物をホテルに預け、
傘をさして、あるカフェへ一目散。
テレビで紹介された店で「昼食はここで」と決めていた。
スマホのナビを頼りに「あちらかな、こちらかな」と探し回り、
最後は道掃除をしていたご婦人に頼り、やっとたどり着いた。
見つけにくいはずだ。
奥まった道路に見覚えのあるシルエットが見えた。
店のオーナーがコーヒーを炒れている姿をシルエットにし、
それを店のトレードマークにしているという。
店には外国人が3人おられたが、観光客ではなさそうだ。
コーヒーを味わいながら本を読まれたりしているから、
ここに住まわれているのではないだろうか。
妻はスパゲティ、こちらはカレーライスを昼食とし、
食後はそれぞれコーヒーをいただいた。
カップ、コースターにも例のシルエットが……。
さて、どうしようか。
この天気だし、近くの綾小路通など町家小路をぶらつくことにした。
京都は神社・仏閣の存在感が圧倒的であるが、
こんな町家の佇まいが古都の息遣いを感じさせる。
道は狭い。それが縦横に走り、それに沿って町家が軒を並べる。
気ままに歩いていたら錦市場という所に行き着いた。
「京の市場」とも言われ、400年を超える歴史があるらしい。
写真ではたまたま客が少ないが、とんでもない。
外国人観光客を含め、人が通路一杯に溢れる盛況だった。
東本願寺そばを通りながら京都駅へ。
屋上の展望所から街並みを見回せば、
何と宇宙船が……。
実は窓ガラスに映った京都タワーだった。
雨の京都にしっとり濡れた。
最初の写真!
惹かれましたー。素敵!
京都の旅、次々と見せてください。