小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

地名に想いを馳せる

2011年07月11日 | 自然・植物・昆虫
地方で、車を走らせていると、どう読んだら良いのか、戸惑う地名が時として、ある。又、どう見ても、その文字の意味するところ以外に、解釈のしようがない地名に、出くわすと、思わず、ビックリしてしまう。そんな、地名の一つに、「耳取」という地名に、近所で、出くわしてしまった。戦国時代には、討ち取った相手の武将の耳や、鼻先を、切って、持ち歩いては、戦後、論功行賞の際に、切り取った耳や、鼻先を、照合して、合致すれば、討ち取った証拠になると、ものの本に、書かれていたのを想い出した。碓氷峠の麓の横川駅の手前の川沿いに、「磔(ハリツケ)河原」という案内板が、あったが、いつも、ここを通るときには、その字が表す通り、心の中で、思わず、手を合わせてしまう。晴天率の一番高い小諸市の中でも、私の地番は、どういう訳か、「雨田」という名前がついているが、それ程、降雨確率が、高いとも、思えないが、、、、、。そんな風に、昔の人が付けたであろう地名の由来に、想いを馳せるのも、又、一興である。家の近くの獣道も、武田や、真田の斥候が、物見に、使った道かも知れないと、散歩をしてても、何か、不意に、松林の陰から、出てくるような気がしてならない。(笑)