父は、私の子供の頃、仕事の関係上、新しく発売されたまだ、当時は、ものめずらしかった家電商品を買ってきては、(取引先・社員割引の優待特典でも、あったのだろうか?)まだ、横文字崩しの東芝のテレビ、洗濯機、 SONYのHi-Fi ステレオ(Wi-Fiではない)、ナショナルの冷蔵庫、等を、色々と、その性能を比較・評価していた。今から、四半世紀が、既に、経過したであろうか(?)ISDN(Integrated Service Digital Networkの略)という通信速度が格段に、速く、しかも、FAXも、同時に、使えることが可能な高速電話回線を、NTTは、推奨し初め、これを信じて、取り入れた。しかしながら、その後のコンピューター、デジタル技術の進歩は、想像を遙かに超えた速度で、進化し、アッと言う間に、ADSLに抜かれてしまった。驚いたことに、このISDN回線を、元に戻すときには、再び、工事代金が必要であった。何とも、顧客に、アンフレンドリーな会社である。臆面もなく、光ケーブルの販売促進の電話の時に、このことを言うと、以後、ピタリと、販促の電話は来なくなった。先進的な顧客は、意外にも、先端技術開発の一翼を何らかの形で、このように、担っていたのかも知れない。私は、ネット・ブックに、騙されて、未だに、スマホに、手を出せないでいる。半歩遅れの技術の機種でも、ネット・アクセス出来れば、まあ、良しとしようか(?)そんな慰めを、もって、昨今の宣伝に、見入っている。