The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2001 シャトー・オー・ブリオン

2010-08-18 06:48:55 | ワイン
1997年物が『ラフィット』の中では、低めの酸度なわけですが、


一緒に頂きました2001年物の『オー・ブリオン』と比べますと、


背筋の通った緊張感と、ある種の上品さ、そしてフィネスを感じてしまうのは、


ワタクシだけではないでしょう・・・


実は、それこそ、その姿が『ラフィット』のティピシテと言える訳です!


では、どこがどうして違うのか?と聞かれれば、酸度の裏打ちの違いでして、


たとえ、それが不十分と思われる『1997年』でさえも、


流石に『ラフィット』は『オー・ブリオン』の上を行く事が確認できました!


一方『オー・ブリオン』は、大らかで、外交的で、果実の甘みが強調される訳ですが、


このワインが、正統な熟成曲線を描いた後、正しく甘露の際まで昇華した暁には、


『ダンディズム』の78’ラ・ミッションとは、また違った、


『デカダンス』を帯びた、中世の古城の湿った回廊を思わせる、


『オー・ブリオン』の不可蝕領域を見せ付けてくれるんですね・・・


実は、そんな姿の『オー・ブリオン』を何度か経験しておりますが、


ここでは、詳しくは割愛させていただきます。


いずれ、そんなワインはナカナカ飲めなくなりました・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


01’オー・ブリオン・ルージュはここが最安値↓
シャトー・オー・ブリオン・ルージュ[2001]

シャトー・オー・ブリオン・ルージュ[2001]

価格:24,150円(税込、送料別)