馬渕睦夫『和の国の明日を造る』第89回 「テーマ:シリア攻撃 / 日米近代史② 【支那事変の真実】-アメリカはなぜ日本より中国を支援したのか-」
なでしこの花言葉:大胆、純愛、貞節
日米首脳会談では、北朝鮮問題と日米貿易問題で忌憚のないやり取りが行われたであろう。
経済問題では国は亡ばないが、安全保障問題で失敗すると国は亡ぶ。
拉致問題は、国際金融資本が北朝鮮から手を引いたので、解決に向かう。
北朝鮮に対しては、今後中国が面倒をみることになるであろう。
日本と米国の緊密な関係に楔を打ちたいのが中国の腹積もりである、そのため親中派議員が安倍批判をしている。これは、中国の工作活動と考えたほうがいい。
次期総理候補と言われている三人はいずれも親中派議員である。
親中派でない総理候補がでてくるまで、安倍総理に続けてもらうしかない。
シリア攻撃は、典型的な偽旗作戦である。公開された子供の映像には疑念が残る。湾岸戦争での油まみれの鳥、水死したシリア難民の水辺の子どもの映像と同じ意図的に作られた映像と思われる。
シリア攻撃は反トランプ勢力に対するガス抜きのために行われたと考えたほうが適切である。
支那事変は、支那を共産化しようとするソ連コミンテルン・支那の経済を搾取しようとする英米の国際金融資本勢力及び支那の共産化を阻止しようとする日本との闘いであり、日本は戦わざるを得なかったのである。支那事変は毛沢東に支那の政権をとらせるために仕組まれ、蒋介石はそのために英米に利用された。(イギリス・アメリカ・ソ連の連合勢力VS日本)
蒋介石は、日本を抑えるためにアメリカに頼った、つまり、支那の伝統的戦い方「夷を以て夷を制す」をしようとしたが、イギリス(サッスン財閥)、アメリカのほうが一枚上で、逆に利用されてしまった。日本もまた、一部の知識人を除いて、イギリス・アメリカ・ソ連の陰謀を見抜くことができなかった。
日本は2000年以上守り続けてきた既存の秩序(皇室)を破壊しようとする共産主義を断じて受け入れることはできなかった。
1917年のロシア革命から2016年まで続いたグローバリズムの流れが2016年のトランプ大統領登場を機にナショナリズムへと方向転換の舵を切った。このナショナリズムへの大きな流れはもう変わることはないだろう。最近の不祥事等一連の混乱は、グローバリズムにしがみつこうとする抵抗勢力の最後のあがきである。
ネオコン(「自由民主主義は人類普遍の価値観である」とのスローガンの下で国際干渉主義外交を推進し、世界の戦争に関与していく勢力)を中心とするジャパンハンドラーズ(日本を飼いならす人々)と結びついた日本の議員が、首相を引きずりおろすというパターンは通用しなくなった。(山崎拓、小泉純一郎などの勢力の終焉)
◆質疑応答コーナー
【質問】「戦争と平和」というテーマが子供の教育など様々な場面で使われています。戦争と平和を並べては、戦争が悪になってしまいます。馬渕先生は「戦争と…」なにを結びますか?
・戦争の悲惨さばかり教えるだけでなく、戦争に至った歴史上の宿命性についても教えないといけない。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
【質問】初代ロスチャイルドの妻グートレ・シュナッパーの言葉に「私の息子たちが望まなければ戦争が起きることはありません」とあるようなのですが、戦争の多くは金融(資金と武器)と情報操作(偽旗作戦など)によって作られるものなのでしょうか?
・そのとおり。
【質問】広島県安芸高田市では生き残りをかけて積極的な外国人受け入れ制度を開始したそうですが今後こういう地方自治体が増えてくる可能性が高いと危惧しています。私たちにできる事はなにかありませんか?
・37万㎢の国土では7000万から8000万程度の人口が適切かも知れない。経済発展させるための外国人受け入れは間違っている。日本の文化まで破壊してまで行う必要はない。メディアに踊らされてきたこれまでを振り返り、日本のために本当に何が必要かを考えるという発想の転換が必要だ。プラスの面より失うものが多ければ、積極的に取り組むべきでない。
【質問】アメリカでは、少数派優遇多数派差別のポリコレが暴走していますが、日本は欧米と比べるとまだ隠れマルクス主義の毒が回っていない状況でしょうか?
・相当、毒が回っている。少数派が平等に、同等ならいざ知らず、優遇的に保護されるのは間違っている。多数派が多数派としての権利を主張できなくなる。
【質問】大東亜戦争を太平洋戦争と呼ぶなど、メディア主導の日本に蔓延るプレスコードを解除するには何が必要でしょうか?日本はまだ本当の独立をしていない状況なのでしょうか?
・ここ、2から3年で日本のメディアも自立できる。それには、トランプがメディアとの戦いに勝つことが必要である。
【質問】第二次世界大戦後、西ヨーロッパが共産化しなかった理由は何ですか?
・東欧と違い、西欧は民主主義が発達していたため、容易に共産主義になびかなかった・
【質問】北朝鮮を支えてるのはネオコン。トランプはネオコンと闘ってると聞きます。それなのに何故北朝鮮主導で朝鮮半島を統一出来るのでしょうか?
・ネオコン主導でなくなるが、文在寅大統領の動きなどから北主導となって統一に向かう。中国が朝鮮半島の面倒をみることになるだろう。
【質問】中国共産党は70年目に入ったので、そろそろ終わるであろうと以前おっしゃっておりましたが、習近平も独裁を確立し、南シナ海での計画も進んでいるようで、まだまだ終わるようには見えないのですが、今後の米中対立で新たな展開があるのでしょうか。
・アメリカは中国を抑えにかかるようになった。一党独裁共産党政権のもとではこれ以上ウォールストリートは儲けられなくなったので、辛亥革命後の支那のように軍閥が割拠するほうが、儲かると考えたのだろう。
【質問】今後のイスラエルに絡む中東情勢はどうなるか教えていただけたらと存じます。
・これまで、離散ユダヤ人が世界を支配していた。ユダヤ人が国家を持つことは良いこと。「国家」として行動するようになるから。
【質問】人類は本当に進化・進歩しているのでしょうか。同じところをぐるぐる回っているだけでほとんど変わっていないのでは、進歩していないのでは?。
・進歩していない。我々の魂の本質は変わっていない。そもそも”完璧な魂”をもって生まれてきている。日本の精神は”復古”です。
【質問】トランプは米マクマスター補佐官を解任し。ボルトンを入れましたが、メディア等ではボルトンがネオコンと称されていますが。実際はその逆ではないでしょうか?
・アメリカの利益よりもネオコンの言う世界の利益を重視するのがネオコン。ボルトンは強硬派だが、アメリカの利益を優先する人なので、ネオコンでない。
【質問】トランプ政権からグローバリストが減っているのは、トランプの勝利ですか?
・そのとおり。
【質問】トランプが北朝鮮を非核化して金正恩が失脚したら拉致問題はもちろんのこと慰安婦問題も解決しますか?
・拉致問題は解決する。
【質問】今の国際金融資本家が操る貨幣経済システムがなくなる日は来ると思われますか?
・世界が平和にならないのは、民間人が通貨発給をしているのが問題。国民=政府が発給できるよう戻すべき。政府が通貨を発行すれば、赤字国債は発生しない。これまで、政府に通貨発行権を戻した大統領は暗殺されている。ケネディ大統領がその例である。
【質問】地球全体の為に中国はどうあるべきと思いますか?
・中国5000年の伝統的思想は、利己主義であるから、中国の民主化は未来永劫にありえない。これまで、日米は中国のために色々やったが、全て失敗しているので、これからは中国は放っておけばよい。付き合い方としては、中国には敬意をもちつつ敬遠すればいい。
手引き書:「アメリカの社会主義者が日米戦争を仕組んだ」馬渕睦夫
「知ってはいけない現代史の正体」馬渕睦夫
小生は第二期安倍政権をウオッチしてきました。
安倍政権が可決成立させた法案は日本破壊法案
がほとんどです。それらの法案は徐々に施行さ
れているはずです。
>安倍総理に続けてもらうしかない。
安倍総理の何処を支持しているんでしょうか?