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ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

樺太犬 北海道発

2010-02-23 09:35:28 | 樺太犬・サハリン犬
 この季節になりますと毎回「樺太犬」のアクセスが増加しています。
少し、樺太犬のお話をいたします。

 樺太犬は、過去に北海道で活躍していました。
労働犬として荷役用に改良されたものです。
犬種は、元々狩猟用でしたが、探検家が犬ソリに用いたのが「樺太犬」として名声を博しました。「南極越冬隊・荷役用」

 本来は、樺太「現サハリン州」で繁殖されていました。
ロシア名は、東シベリア・ライカ犬です。

 北海道では、1990年代に絶滅していましたが、稚内市「樺太犬保存会」のメンバーが2000年にサハリン州に渡り北部ネクラソフカ村(コルサコフ市より北へ約800km)で飼育されていた五頭の仔犬を譲り受けて北海道に移住させました。
犬のロシアからの移住には、大変な時間と経費が掛かってます。
*輸送に最短10日間 *動物検疫 15日間 *ロシア発行の動物診断書「英文・和訳各1通」 *経費約250万円

現在、純血種 五頭の繁殖により10頭余りが北海道で飼育されています。

 犬の性格は、普段は大人しいですが・ケンカを売られると即・戦闘体制に入ります。我慢強いのも特徴です。
ペットでは無いので「人に慣れるには時間」が掛かります。

サハリンマン
写真・サハリン州から移住した樺太犬9歳♂「江別市在住」
コメント
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