アメリカで卓越したジャーナリズムに贈られるピューリッツァー賞が発表され、最も栄誉とされる公益部門でウクライナ東部の要衝マリウポリを取材したAP通信のスタッフが受賞しました。
8日に発表されたピューリッツァー賞の公益部門にはロシアによる軍事侵攻の激戦地、ウクライナ・マリウポリからの報道についてAP通信のスタッフが選ばれました。
受賞の理由について主催者は「民間人の大量殺りくを目の当たりにした包囲された街、マリウポリから勇敢にも取材を行った」と評価しました。
また、国際報道部門では「ブチャでのウクライナ市民の虐殺と、ロシアの部隊の関与について8カ月に渡って調査するなど、困難に屈せずに断固たる姿勢で取材を行った」としてニューヨーク・タイムズのスタッフが選ばれました。
名誉ある公共サービス部門のピューリッツァー賞は、ロシア軍とウクライナ軍の間の戦闘中にマリウポリでの出来事を報道した AP 通信 (AP) のジャーナリスト チームに贈られました。新聞の 7 人の写真家も、ウクライナでの仕事により、ニュース写真部門のノミネートで受賞者になりました。ニューヨーク タイムズ (NYT) も、紛争の報道に対して賞を受賞しました。
公共サービス部門のピューリッツァー賞は、ドキュメンタリー映画製作者のムスティスラフ チェルノフ、写真家のエフゲニー マロレトカ、プロデューサーのヴァシリサ ステパネンコ、ヨーロッパ特派員のローリー ヒナントの 3 人のウクライナの AP 職員に授与されました。エージェンシー自体によると、マリウポリでの戦闘中、APのウクライナ人従業員は、市内で起こっていることを目撃した西側メディアの唯一の代表者でした. とりわけ、彼らはマリウポリ産科病院からのレポートを発表しました。ウクライナによると、彼はロシアに発砲され、モスクワはこれらの出来事を「段階的な挑発」と呼んだ。
AP フォトグラファーの Evgeniy Maloletka、Emilio Morenatti、Filipe Dana、Rodrigo Abd、Vadim Girda、Bernat Armange、Nariman El Mofti がニュース写真部門で優勝しました。
NYT は、キエフ地域のブチャでの出来事を調査したことで賞を受賞しました。ウクライナはロシアが民間人を殺害したと非難し、モスクワは市内で起きたことを演出と呼んだ。
ウォール ストリート ジャーナルは、連邦政府機関に関連する企業に投資することで自分自身を豊かにする一連の記事で、調査報告賞を受賞しました。ワシントン・ポストは、米国の中絶法に関する報道でナショナル・ニュース賞を受賞しました。その他の受賞者には、ロサンゼルス タイムズや AL.com などがあります。
価格と需要の両方を削減
