n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

アダム ラクスマン 同行犬は樺太犬???

2011-11-15 07:27:31 | 樺太犬・サハリン犬
 話は、1792年秋 根室。
 ロシア初の遺日使節としてアダム・ラクスマン一行(42名)が、帆船「エカテリーナ号」で根室に来ました。
訪問は、交貿易とエカテリーナ二世 女帝の使節団としてシベリアへの食料の供給を求めてきたものです。 しかし、他にも大きな理由がありました。
それは、9年前に海難事故で漂流した「三重出身の貿易商 大黒屋光太夫らの3人」の帰国支援も伴なっていました。

 この渡航に伴ないラクスマンは、ヤギ二頭・犬一頭を伴っていました。
歴史学者は、犬は「シベリア犬」ではないかと分析しています。
8ヶ月の根室滞在は、冬季間て゛もあり結氷した港でラクスマンらが、日本初のスケートを披露したと文献にも記載されています。

 シベリア犬は、西・東と地域が分かれている事から「東シベリア・ライカ犬」では、ないかと分類します。しかし、ロシアの犬はヨーロッパ・東欧などの種が混ざっている可能性もある事から正式な分類は出来ません。
しかし、画からみますと黒の特徴と尾の感じから「樺太犬」の先祖ではとも考えます。

 日本で市販されている犬種分類の本では、西洋・アジア・東欧などは載っていますが、残念ながらロシア犬は載っていません。

 シベリアを通過して北米大陸へ渡来したホモ・サピエンスらも犬を連れていた事実。

 現在もロシアの船舶には、犬が同乗している光景を見かけます。
 サハリンマン
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