春 ユジノサハリンスク市内

　ユジノサハリンスク市内の雪も姿を消しました。
今朝の市内の気温は、＋3℃で日中は＋7℃になる見込みです。
コルサコフ市＋1℃　ホルムスク市　0℃　ユジノクリリスク島　＋4~6℃

　市内には、冬に溜まったゴミが随所に見られます。
毎年、この季節に恒例のゴミ掃除がお年寄りや子供たちによって行われます。
6日よるから7日には、雨の予報です。

　サハリンマン
写真・経済センターのライブカメラ　提供・Sakh.com

北海道 サハリン州 両知事 桜・友好植樹 モスクワ

　モスクワ市を訪れているサハリン州アレクサンドル・ホロシャビン・北海道　高橋晴美　両知事らが、知事会談の後にモスクワ州立大学構内で仲良く桜を植樹しました。
この桜は、東京都から贈られた72本です。

　北海道知事も以前ユジノサハリンスク市に桜を贈っていますが、今回は遠くモスクワで記念の植樹が行われました。
日本の桜文化の講演も大学で行われ「花見酒」の言われなど、日本人と桜にまつわる話が学生らに紹介されました。

　両知事の多角的な願いが、桜に込められました。
無事に成長する事を願っています。
サハリンマン

写真提供・Sakh.com

ロシア 国境問題を解決

　ロシアとノルウェー王国間で40年解決していないかつた、バレンツ海・ノルウェー海の係争海域問題に両国は終止符を打ちました。
先月27日にオスロで開催された両国首脳会談で調印が行われました。
同海域は日本の半分もの面積を有し海底資源、水産物の宝庫として注目を受けています。
主な内容は、両国の主張する「境界線を均等に二分」すると言うものです。

　この解決には、ハーグの国際司法裁判所および特別な任を受けた仲裁裁判所の指針が大きく影響したものです。
ロシアは、すでに07年にラトビア　08年に中国との間での国境係争を解決しています。

　ノルウェー海に面しているスヴァールバル群島は、1925年に設定した「スヴァールバル条約」では、管理はノルウェー王国が行い条約署名国の全ての国に経済活動を与えるとの事も注目したい。両国の外務省職員の健闘に敬意を称したいと考えます。

図・青色　天然資源が埋蔵している海域　
図・ＯＰＲＦ　「人と海洋の共生をめざして」ニューズレター２１号０１年度版

北海道知事もロシア訪問 北海道発

　北海道高橋知事も連休を利用してロシアを訪問しています。
２日にモスクワで開催される日ロ知事会議に参加するためです。
４日には、極東連邦管区ウラジオストク市に立ち寄り２０１２年１１月開催のＡＰＥＣ首脳会談の会場であるルースキー島を訪問する予定です。
市内からこの島までの橋（ゴールデン　ホーン・未来への橋）を建設中です。
日本企業も会場建設に参画しています。６日に帰国予定。

　ウラジオストク市は、風光明媚な港街として路面電車が走りシベリア鉄道の基点でもあります。
函館市　新潟市　秋田市と姉妹都市を結んでいます。
与謝野晶子の歌碑もあり日本との結び付きも深い都市でもあります。

　それにしても連休中に外遊する閣僚の多い事に驚きました。
閣僚１８人中なんと１１人もの閣僚が海外に飛び出しているのです。
訪問先として、外務大臣の南アフリカ・タンザニアをはじめ、ウズベキスタン・アメリカ・スイス・ベルギー・フランス・メキシコ・キューバ・コロンビア・インド・ベトナム・ドイツ・オーストリア・中国と１５ヶ国に及びます。
全て国費で賄われ、現地では外務省職員（休日返上で）が応対する事になるのでしよう・・・

　帰国して視察報告を国会ですると１ヶ月は掛かるのでは・・・総経費は億単位。＋官房機密費から「餞別」も・・・。
　当然、「仕分け」対象物件。

サハリンマン
写真・ウラジオストク市章　アムールトラが象徴的