独創的なアプローチの見解 サハリンマン

　当ブログでは、極力政治的な話題を取り扱わない事にしています。
しかし、北方領土「クリル諸島」に関しての見解を分析してみます。

　歴史的な背景と共にその問題は存在しています。
戦後65年になろうとしているのに「領土問題の解決」にいたっていないのが現状です。その大きな理由は日本外務省の政策にあると考えます。
官僚らは、自己責任とは「自己回避」であり。
(事の先送り)が、優先順位でトップを占め、その行為が(優秀な者)と診断されている事が原因と考えられる。

　領土問題を解決可能な人材は、日本外務省には不在状態が続いている。
又、(ロシア側の対交渉スタッフのチャンネルが閉塞状態)であるとモスクワが発信している。　
「外交オンチの外交官が日本の外交官」と各国の外交関係者は揶揄している。
在モスクワ駐在の外交官らは、自己で情報収集をしているのではなく、地元新聞・マスメデァの記事を東京に送っていると同業者は言っている。
経費だけは一人前以上に使って情報集めは「子供新聞記者」以下である。
今回のロシア大統領の国後訪問時での判断見誤りがその裏付けでもある。

　外交特権・外交旅券(不逮捕特権・免税特権・所持品の秘密保持特権)を大使館のコックにも与えている日本は情けない国でもある。
さらば外務省! 著者　天木直人氏が「日本外務省には、封印されたままの犯罪がある!」と断言している。

　日本外務省は一度仕分け対象として解散させ新たな人材を用いて将来を見据える方法が得策と思える。
現在の状況が続くと100年経っても領土問題は解決しないと断言できる。

　ロシアが提案している「独創的アプローチ」とは、北方諸島においてロシア人・日本人が混住「特別区域」する事である。
ロシアは、他民族国家であるからこの様な提案はゴク自然体でもある。
両国の法律もさほど変らない、問題は「言語」のみである。これが解決すると混住は可能になる。
日本外務省はここまで分析できる能力があったのか、あるのか、が疑問である。
「さらば外務省・・・」

　サハリンマン

国後島 初冬の描写 サハリン便り

　国後島にも冬の訪れがやって来ました。
国後島と色丹島　両島の高校生「9年生」らが体育大会を今月5日から8日にかけて国後島で行いました。
参加数は80人で、競技はサッカー・陸上競技・バレーボールなど8競技が争われました。

　総合優勝はKrabozavodsk 第2位　Kurilska 第3位　Malokurilsk　

　同協議会の財政支援は地元企業の　C　B　M　が負担しました。
　この競技会が終わると長い冬が到来します。

　サハリンマン　写真提供　Sakh.com

択捉島 近代化ヘ サハリン発

サハリン州政府が所轄する択捉島は近代化が進行しています。
地熱発電所・水産加工会社・建設会社などの整備が進んで島の経済も以前にまして豊かになりつつあります。




　海外からの投資・税収も増加してインフラ整備も本格的に進んでいます。
ロシア政府は、2015年までの間に250億円の資源を投入して北方諸島地域開発に力をいれています。
地熱発電所

　日本人が観光で択捉島を訪れるには「如何したら良いの・・・」
日本外務省に問います。
現在、日本人が世界を見渡して渡航できない地域は、隣国の「北方諸島」だけになりました。　北朝鮮・ベトナムも今では行けますよ。



　サハリンマン
　写真提供　Sakh.com クセニア Semenova
　

択捉島 空の駅 サハリン発 2

空港管制地域
ユジノサハリンスク空港から到着した機体
空港施設
空港内部

　
　日本のサハリンマンから一言
　「日本外務省の対ロシア策の過去に仕分け作業は無かった。　
外務官僚(元含む)らは、過去に仕事(領土交渉)をした形跡が残念ながら見当たらない。多大な経費を使って(進展無し)では、余りにも日本国民を愚弄しているとしか考えられない。
東郷・丹波　元在モスクワ大使及び特命全権大使などと共に元事務次官の竹内行夫(現最高裁判事)、らは、国民に土下座して謝罪すべきであり退職金の全額返納を強く求める」
クリル諸島の領土は今後100年経過しても解決はしないと心病んでいる。

現地報告　クセニア・Semenova

サハリンマン

インターネット文化 サハリン便り

　サハリン州の年金生活者や退職者のお年寄り達が、インターネットに取り組んでいる事を以前にお知らせしました。
孫などの同年代の若者に学んだ事は貴重な時間でした。
終了証書ももらって喜ぶ受講生

　心身共に若返ったと受講したお年寄りは語っています。
受け取った終了証書は、昔懐かしい学生時代の記憶を呼び戻している様です。

　サハリン島では、インターネットの回線も高速化され世界と瞬時に繋がります。
「若者には負けない」と張り切っています。

北海道の高齢者も負けないで「頑張なくちゃ!」

　サハリンマン　写真提供　Sakh.com

択捉島 再開発進行中

　択捉島の観光資源開発は、ロシア・サハリン州政府も長期経済計画に繰り入れています。
この計画は、2015年に完成するクリル諸島総合計画の一環でもあります。




　同島は、活火山に恵まれ温泉もあり将来的に温泉施設の新たな建設が見込まれています。
しかし、この択捉島を訪れる事は一般の日本人は不可能なのです。
その大きな理由は、日本政府及び日本外務省が「北方四島は日本固有の領土」でありロシアのビザで渡航は「禁則事項」に定めているからなのです。

　「ビザ無し」で両国の島民が往来する事は、15年前から実施しています。
しかし、島民以外の一般国民は「ビザ無し」を利用できません。
この様な背景には、日本外務省が戦後何の手当ても国民にしていない事実でもあります。
日本の外交も対ロシア策としては、無能であり　毎年在ロシア特命大使が月500万円「年間6000万円」もの対ロシア戦略的　接待交際費を無駄にしている事実でもある。
　

　元・外務省官僚の東郷大使もNHK{ほっかいどうナウ}先月放映・テレビ番組で「日本対ロシア外交は、20年間も何もしていなかったで　進展は難しい」と発言している。
元官僚のこの発言は、外交の無策を暗に認めた事と考えられる。民間分譲アパート四棟用
　
すでに領土に関しては、残念・無念3年前(福田・麻生時代)に「勝負」が、付いている。

　日本外務省ロシア課は、即刻・解散させて　過去の始末を当時の官僚たちに賠償を求める。
新たな人選を行ない信頼を回復させるのが、日本国民の国益に繋がると考える。
　サハリンマン
　写真提供　Sakh.com

択捉島 空の駅 サハリン発

　択捉島も空港整備が行われ島民の空の足も確保されました。
滑走路も1450mと中型機の離着は可能です。

ユジノサハリンスク空港から1時間10分で風の強い日は1時間30分程度の飛行時間がかかります。



　釣りシーズンには、満席です。
運行のSATも国後島と並ぶ定期路線であり、冬場も週2便の運行維持に力をいれています。
現地報告　クセニア・Semenova 写真提供　Sakh.com

サハリンマン

択捉島 再開発進行中 日・ロ首脳会談

　択捉島は、インフラ整備などで社会経済発展計画で進展しています。
ロシア・サハリン政府の公共投資もすでに55億円を投入済です。
完成の2015年までに総額250億円の設備投資が見込まれています。

　今年、六月から７月に掛けて「大規模軍事演習・ボストーク2010」も同島のオクチャブリスキー演習場で行なわれメドブェージェフロシア大統領も視察に訪れました。

7月4日　ロイター通信配信写真

　同大統領は10月の国後島、訪問と合わせて択捉島の二島を訪れた事になります。
択捉島は東西214kmと沖縄本島の2.7倍の広さです。

　本日横浜で日本・ロシアの首脳会談が予定されています。

領土問題「ロシア側は領土問題は無い」との見解。
解決が出来るのか? 甚だ「疑問である」　サハリンマン　写真一部提供　Sakh.com

世論調査 サハリン州島民の考え

　個人・家庭の財務状況は向上したか?
大幅に向上した　　8%
わずかに上昇した　16%
変更ない　　　　　29%
悪化とている　　　47%

喫煙に関して禁煙した?
禁煙をした　　　 26%
していない　　　　36%
時々した　　　　　28%

風邪・インフルエンザになった場合、医師・病院にかかるか?
ハイ・通常とおり　15%
薬を飲んで仕事に　59%

英語の習得をしているか?
ハイ　　　　　　　20%
基本レベル程度　　18%
していない　　　　26%
必要ない　　　　　36%

著作権侵害に対して戦う
ハイ　　　　　　　56%
判らない　　　　　31%
現法的処理　　　　 7%　

　他に自転車の保有・小学に入学前の幼稚園児の対応・が調査対象となっています。
島民の意識が見られる意識調査は大切な事と思えます。

　2010年9月26日から10月3日の間に州民対象の調査結果です。
　回答が100%になっていないのは、他回答が含まれている事があります。
　御理解下さい。
　調査協力　Sakh.com

サハリンマン
　日本の調査結果より早いので驚いています。
　ロシアの民主化が意外と速いとも考えます。

強い指導者はF1にチャレンジ サハリン発

　プーチン首相は、F1に挑みました。
強い指導者は、世界最速のフォーミュラカーであるF1でh/240kmのパイロットを体験しました。
先日、レニングラード地域で行なわれたものです。
最速で次期大統領選挙に駆け込むのか・・・?




　富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットなどで、日本の菅総理大臣と一緒に走りたいと・・・その勝敗は。
　「レースに勝った方が領土問題の主導権を得る」との事です。
とても、面白い提案です。賛成です。
日本の現閣僚も現官僚もみずからの勝負事には、関わらないで第三者を代役として立てるのが歴史的な背景でもあると考えます。「情けない・・・外交交渉は無能・・・害無償」
　
それにしても、ロシアの指導者は、趣味が広いですね。
メドヴェージェフ大統領はカメラ　そして、プーチン首相はf1と強い指導者は趣味も多彩な様です。

　日本の指導者は、毎年変るので「相手にしていれない」との悪評も海外の指導者から聞こえてきます。{恥ずかしいのだ本当に日本の外交は・・・}
サハリンマン