もう3日前のことになりますが、4月13日釜山に行ってきました。
ポジャギ教室で、以前釜山へ行った時一人で行って、市場で
美味しいものを、何も食べられずつまらなかったという話をした
ら、じゃ今度行きましょうと誘ってくださったのです。
計画はもちろん、私の苦手なスマホでの切符の予約も全部お任せ
韓国では珍しい人任せの楽ちん旅でした。前日の朝、6時20分の
KTXにしたから6時にソウル駅でと連絡が来て出かけました。
ところでこの日のお天気ですが、3月14日以来ほとんど雨らしい雨が
振らなかった韓国の空が、選りにも選って雨でした。しかもソウルは
朝方は少し降ったもののすぐ上がったのに、釜山は本格的な降り!
どうも去年の慶州以来、KTXと相性が悪いようです。
変なジンクスが出来ないよう、嫌な気分にならず今日を過ごせるよう
に暗示をかけました。
雨の日の旅行は、かえって印象深い思い出多いものにしてくれるに
違い無いだろうと。

雨に煙る桃畑(?)

雨の新慶州駅
それにしても韓国のIT化の進行の度合は、私のようなアナログ人間には
本当に付いていけない世界です。チングが準備してくれた切符はスマホに
貯蔵されたリスト(?)にあるだけです。紙にプリントアウトはしない
ようです。これが本当のパーパーレスだと思いました^^;
釜山到着後は、雨も降っているので市内何ヵ所かで、乗り降り自由な
ツアーバスに乗ることにしました。駅前左手の方に発着所があります。
2階建ての赤いバスですから分かりやすいですね。
ツアーバスは2コースあり、私たちはチャガルチ市場が含まれている
太宗台コース(13か所で乗降可能)に乗りました。他にはは海雲台コース
があります。
乗る早々最初の停留所の影島大橋(ヨンドテーキョ)で降りる私たち。
朝ご飯を国際市場の隣のカントン市場で食べるためです。チングの
お嬢さんが、オンマの為に美味しい屋台などを調べてくれました^^
ヨンドテーキョから国際市場を通り抜けて、カントン市場に向かう
のですが、国際市場の路地ではたくさんの屋台が出ていて雨の中
行列が出ている屋台もあって驚きました。何でもソウルには無い
木の実などが入ったホットックが人気なのだとか。チングも娘さん
から是非食べてくるよう言われたそうです。お昼に食べましょうと
言うことで、この時はお預けになりました^^;
まずは小豆粥、シッケと呼ばれる甘酒がお茶代わりで出てきました。
カッ(プ)チュクといって紙コップで1000ウォンで売られているのものが
リサーチされていましたが、たくさんのお粥やさんで探せず、適当な
お店で済ませました。こちらはちゃんと陶器の器に入っていました^^
値段はチングがまとめて支払ってくれたので覚えられませんでした。
次は同じカントン市場のオモク(魚の練り物)屋さん。釜山のオモクは
美味しいと有名だそうですが、とりわけここと指定されたお店があり
ました。なるほど美味しい上にショップも他のお店とは差別化されて
素敵です。(ミドスジェオモクーミド手製練り物、釜山市中区チュングノ47-31)





オモクで作った麺まである品揃え、どれもふんだんに試食でき、気に入った
味を見つけます。私が気に行ったのは、そのままでは辛くて食べたことの
ない青唐辛子が、丸ごと入ったものです。ピリッとしてオモクト良く合う
気がしました。予めセットしたものがありましたが、唐辛子入りを2本入れ
違うセットを作ってもらって、下宿へのお土産にしました。唐辛子1本は
4月に来韓予定の夫の為冷凍保存するつもりです。
カントン市場までかなり歩いてしまったので、ヨンドテーキョのツアーバス
停留所へは、市内バスに乗って戻りました。

雨はどんどん強くなるし、このままツアーバスがチャガルチ市場に着くまで
どこも見学しないで乗っていようかと冗談で話したりしていましたが、釜山
大橋を渡るころには、何となく一か所位は風光明媚な所も見学しようという
気になってきました。

降りたのは五六島(オユクド)。

本来は5つなのに潮位によって、一つの島が二つに分離することからこの名が
付いているそうですが、見る位置によっても5つの島が2つくらいにしか見え
ない、面白い島です。

グル~っと回って最後の停留所チャガルチ市場に到着、今日の目的地です。
停留所から港の方向へ向かい、すぐ目の前に見えてきた市場らしき建物で
2階で料理していただけるか聞くと、ここではしないとのこと変だなあと
思いつつも、外にはお店がいっぱいあるし、新鮮な海の幸が食べられれば
まあいいっか、とばかり適当なお店に入ってしまいました^^;
食後は、デザートは別腹とばかり朝横目で睨んで通った種入りホットックの
屋台に向かいます。

씨앗호떡(シアッホットク)の씨앗は種のことです。

餅米粉入り小麦粉の生地にまずは無漂白の砂糖を入れ、普通にホットック作成
油たっぷりの鉄板で揚げるように焼いて

出来上がった蜜入りホットックに切れ目を入れてシアッを挿入


たっぷり入った香ばしい種にホットックの新たなお手軽おやつを知った
喜びと同時に釜山でしか食べられない残念さに同時に襲われました^^;
が、お手軽、美味しいと揃えばソウルにも絶対広まらないはずはありません。
近いうちにソウルのどこでも見るようになるのではないかと期待しています。
国際市場の中をしばらく歩いてなお帰りのKTXにはかなり時間があったので
もう一度チャガルチ市場まで行ってみました。
国際市場からチャガルチに向かう道に市場の看板があり、お決まりの言葉が
方言で書いてあり、面白かったので撮ってきました。

看板の中央から右に書かれている言葉は順にオセヨ、ポセヨ、サセヨ(いら
っしゃいませ、見てください、買いましょう)となるところですがオイソ、
ポイソ、サイソとなっています^^ドラマをいくつも見てやっと簡単な方言
なら見当がつくようになりました。
最初に見つけられなかった、お魚を買って2階で料理していただける所は
最初に入った建物のすぐ隣の新しい大きな建物にありました。こちらにも
入って見るべきでしたね^^;(釜山にはもう一度行かなくては・・・)




水槽の中のお魚はまだ生きて泳いでいる物が多かったです。日本では見た
ことのない魚もたくさんいそうでした。雨さえ降っていなければ、市場の
中にも勝る露天に並ぶ魚も多いはずですが、この日はそれが見られず残念
でした。どのお店も太刀魚を必ずと言っていいほどに並べていて、銀色に
光る太刀魚が並ぶ様は、実に壮観だった記憶があります。
市場の建物の海側に広場がありました。ギターを引くアジョシが一人
それに引き寄せられるように時折カモメが飛び交っていました。


釜山駅に戻ったのは5時少し過ぎ、KTXの時間までは2時間程残っていましたが
どこかで時間つぶしをするより切符を交換してもらえるか聞いて早くソウル
へ帰りましょうということになりました。
交換は手数料も不要で出来、無事予定より早く帰宅できました^^
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
ポジャギ教室で、以前釜山へ行った時一人で行って、市場で
美味しいものを、何も食べられずつまらなかったという話をした
ら、じゃ今度行きましょうと誘ってくださったのです。
計画はもちろん、私の苦手なスマホでの切符の予約も全部お任せ
韓国では珍しい人任せの楽ちん旅でした。前日の朝、6時20分の
KTXにしたから6時にソウル駅でと連絡が来て出かけました。
ところでこの日のお天気ですが、3月14日以来ほとんど雨らしい雨が
振らなかった韓国の空が、選りにも選って雨でした。しかもソウルは
朝方は少し降ったもののすぐ上がったのに、釜山は本格的な降り!
どうも去年の慶州以来、KTXと相性が悪いようです。
変なジンクスが出来ないよう、嫌な気分にならず今日を過ごせるよう
に暗示をかけました。
雨の日の旅行は、かえって印象深い思い出多いものにしてくれるに
違い無いだろうと。

雨に煙る桃畑(?)

雨の新慶州駅
それにしても韓国のIT化の進行の度合は、私のようなアナログ人間には
本当に付いていけない世界です。チングが準備してくれた切符はスマホに
貯蔵されたリスト(?)にあるだけです。紙にプリントアウトはしない
ようです。これが本当のパーパーレスだと思いました^^;
釜山到着後は、雨も降っているので市内何ヵ所かで、乗り降り自由な
ツアーバスに乗ることにしました。駅前左手の方に発着所があります。
2階建ての赤いバスですから分かりやすいですね。
ツアーバスは2コースあり、私たちはチャガルチ市場が含まれている
太宗台コース(13か所で乗降可能)に乗りました。他にはは海雲台コース
があります。
乗る早々最初の停留所の影島大橋(ヨンドテーキョ)で降りる私たち。
朝ご飯を国際市場の隣のカントン市場で食べるためです。チングの
お嬢さんが、オンマの為に美味しい屋台などを調べてくれました^^
ヨンドテーキョから国際市場を通り抜けて、カントン市場に向かう
のですが、国際市場の路地ではたくさんの屋台が出ていて雨の中
行列が出ている屋台もあって驚きました。何でもソウルには無い
木の実などが入ったホットックが人気なのだとか。チングも娘さん
から是非食べてくるよう言われたそうです。お昼に食べましょうと
言うことで、この時はお預けになりました^^;
まずは小豆粥、シッケと呼ばれる甘酒がお茶代わりで出てきました。
カッ(プ)チュクといって紙コップで1000ウォンで売られているのものが
リサーチされていましたが、たくさんのお粥やさんで探せず、適当な
お店で済ませました。こちらはちゃんと陶器の器に入っていました^^
値段はチングがまとめて支払ってくれたので覚えられませんでした。
次は同じカントン市場のオモク(魚の練り物)屋さん。釜山のオモクは
美味しいと有名だそうですが、とりわけここと指定されたお店があり
ました。なるほど美味しい上にショップも他のお店とは差別化されて
素敵です。(ミドスジェオモクーミド手製練り物、釜山市中区チュングノ47-31)





オモクで作った麺まである品揃え、どれもふんだんに試食でき、気に入った
味を見つけます。私が気に行ったのは、そのままでは辛くて食べたことの
ない青唐辛子が、丸ごと入ったものです。ピリッとしてオモクト良く合う
気がしました。予めセットしたものがありましたが、唐辛子入りを2本入れ
違うセットを作ってもらって、下宿へのお土産にしました。唐辛子1本は
4月に来韓予定の夫の為冷凍保存するつもりです。
カントン市場までかなり歩いてしまったので、ヨンドテーキョのツアーバス
停留所へは、市内バスに乗って戻りました。

雨はどんどん強くなるし、このままツアーバスがチャガルチ市場に着くまで
どこも見学しないで乗っていようかと冗談で話したりしていましたが、釜山
大橋を渡るころには、何となく一か所位は風光明媚な所も見学しようという
気になってきました。

降りたのは五六島(オユクド)。

本来は5つなのに潮位によって、一つの島が二つに分離することからこの名が
付いているそうですが、見る位置によっても5つの島が2つくらいにしか見え
ない、面白い島です。

グル~っと回って最後の停留所チャガルチ市場に到着、今日の目的地です。
停留所から港の方向へ向かい、すぐ目の前に見えてきた市場らしき建物で
2階で料理していただけるか聞くと、ここではしないとのこと変だなあと
思いつつも、外にはお店がいっぱいあるし、新鮮な海の幸が食べられれば
まあいいっか、とばかり適当なお店に入ってしまいました^^;
食後は、デザートは別腹とばかり朝横目で睨んで通った種入りホットックの
屋台に向かいます。

씨앗호떡(シアッホットク)の씨앗は種のことです。

餅米粉入り小麦粉の生地にまずは無漂白の砂糖を入れ、普通にホットック作成
油たっぷりの鉄板で揚げるように焼いて

出来上がった蜜入りホットックに切れ目を入れてシアッを挿入


たっぷり入った香ばしい種にホットックの新たなお手軽おやつを知った
喜びと同時に釜山でしか食べられない残念さに同時に襲われました^^;
が、お手軽、美味しいと揃えばソウルにも絶対広まらないはずはありません。
近いうちにソウルのどこでも見るようになるのではないかと期待しています。
国際市場の中をしばらく歩いてなお帰りのKTXにはかなり時間があったので
もう一度チャガルチ市場まで行ってみました。
国際市場からチャガルチに向かう道に市場の看板があり、お決まりの言葉が
方言で書いてあり、面白かったので撮ってきました。

看板の中央から右に書かれている言葉は順にオセヨ、ポセヨ、サセヨ(いら
っしゃいませ、見てください、買いましょう)となるところですがオイソ、
ポイソ、サイソとなっています^^ドラマをいくつも見てやっと簡単な方言
なら見当がつくようになりました。
最初に見つけられなかった、お魚を買って2階で料理していただける所は
最初に入った建物のすぐ隣の新しい大きな建物にありました。こちらにも
入って見るべきでしたね^^;(釜山にはもう一度行かなくては・・・)




水槽の中のお魚はまだ生きて泳いでいる物が多かったです。日本では見た
ことのない魚もたくさんいそうでした。雨さえ降っていなければ、市場の
中にも勝る露天に並ぶ魚も多いはずですが、この日はそれが見られず残念
でした。どのお店も太刀魚を必ずと言っていいほどに並べていて、銀色に
光る太刀魚が並ぶ様は、実に壮観だった記憶があります。
市場の建物の海側に広場がありました。ギターを引くアジョシが一人
それに引き寄せられるように時折カモメが飛び交っていました。


釜山駅に戻ったのは5時少し過ぎ、KTXの時間までは2時間程残っていましたが
どこかで時間つぶしをするより切符を交換してもらえるか聞いて早くソウル
へ帰りましょうということになりました。
交換は手数料も不要で出来、無事予定より早く帰宅できました^^
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>