心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

怒涛の一日(その3ー風物市場)

2016-04-27 | ソウル散歩
4月24日怒涛の一日(その2)の続きです。
食事を終えたら連絡をすると伝えてあったのですが、食事中もチングからは
何度も電話がはいってきます。一人を見て全てにあてはめるのは良くありま
せんが、韓国人はせっかちな人が多そうですが、彼女もまさにそのようです^^

彼女の指示は東廟駅3番出口でした。ところが食事で気もそぞろの私は、この前
待ち合わせをした東大門と、勝手に思い込みすれ違ってしまいました。
ここでせっかちな彼女の性格に助けられました。ちっとも現れない私に、彼女は
間髪を入れず電話をくれました。
チング:「オディヤ?(どこ)」
私:「トンデムンヨ. サーボンチュルグ(東大門駅4番出口)」
チング:「ウェートンデムニヤ(どうして東大門なの)!トンミョラゴ へッチャナヨ
(トンミョだと言ったでしょ)」
私:「ミアン、ミアン(ごめんごめん)~~」

東大門と東廟が隣だったのは幸いでした。歩いても行ける距離だったので
地下鉄に戻らず、歩いて向かいました。

東廟駅に近づくと急に人が増えて来ました。東廟側の歩道に渡るともうラッシュ
時の駅のホームのようでした。


  これは少し奥へ入った場所で駅方面を振り返って撮ったものですが・・


風物市場、名前だけは聞いていても実態はしりませんでした。現実に目で
見て、また後で、ネットで検索して、やっと少しわかりました。
路上のお店、元からお店を構えている商店、様々なお店が古物から新品
中には捨てるしかないと思える物まで、本当にありとあらゆるものが
売られています。呼ばれてぼーっと出かけて行きましたが、これは実に
面白かったです^^


【骨董商のお店で】

            仏像・祭祀の道具等


        木の器の中はお餅などを作る時の型


            仏像・人形
 

       古いお札(ふとみると日本の百円札が!)

露店で一番多いのは、何といっても古着一枚5千ウォン(460~90円)から


中には古着3枚で5千ウォンなんてお店も


チングはふと目に入った黄緑色のウィンドブレーカーを、梅雨時の肌寒い
日の上着代わりに良さそうだとお買い上げ。



↑こうなって来ると、もうマニアックな人にしか分からないものばかり


      元は何に使われていたんでしょう?お値段は300万ウォンだそうです



東廟からお隣の新設洞(シンソルドン)の方へ向かって行くと建物全体が
風物市場状態の建物がありました。以下はその中のお店です。


    昔の飲み物の瓶・人形・電話機~~


     黒表紙の本の向こう側は昔の小学校の教科書


     子供の絵本とか塗り絵的な冊子

建物内をくまなく見て行くと、ところどころに飲み物を売るお店があったり
食事コーナーがあって休憩も十分取れるようでした。飲み物やさんで、長いも
と牛乳で作るマ茶があったので飲んでみました。生の長いもを入れていましたが
2年前にプヨの博物館前のカフェで飲んだ、薄切りした長いもを干して作った
温かいマチャの方が美味しかったような気がします^^;

2階で古家具を見ていると香ばしい良い臭いがしてきたので、行ってみると
珍しい油を絞っていました。紅花とかいてありました。染料にするあの紅花
です。油がとれるとは知りませんでした。しかも腰やひざの痛みに良いそうです。
早速夫用に一本求めました^^朝晩スプーンに1杯ずつ飲むのだそうですよ。
即効性はありませんが、何だか効きそうです。






風物市場、ただ眺めてきただけですが、何かを探すとか目的を持って行くと
もっと面白そうです。帰るまでにまた一度は行きたい所です^^