心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

チングとのトドッ専門店のランチ

2016-04-21 | 韓国の食べ物
今朝予告した通りトドッ専門店でランチをしてきました。
場所は踏十里の撮影所交差点に近く、チングの家がある東大門からバスで
行ったので、とても遠く感じましたが、5号線踏十里駅からバスで行く方が
楽そうです。

お店の名前は
뿌리채소요리プリチェソヨリ꼴더덕 꼴더덕コルトドッ コルトドッ

プリは根、チェソは蔬菜を意味し、根っこ類の料理、コルトドッは山の麓で
採れたトドッという意味だそうです。

では早速、お料理を紹介します。

                      トドッ入りカボチャ粥


             サラダ


             ミンドルレジョン(タンポポ入りジョン)


             トドッ入りトッカルビ(お肉を叩いて焼いたもの)


プリサムマリ(根っこを細切りし薄切りして味を付けた大根で包んだもの)

 
  チェソムッチム(トドッ、トラジ、キュウリなど8種類の野菜の千切りの和え物)


      トドッチョンガ(トドッの蜜漬け)

ここまでのお膳全体



続いて


      プリグイ( トドッ、トラジ、ゴボウの焼き物)


         ティキム(揚げ物)


         テンジャン(味噌汁)


         ペクセパプ(ビーツ・トドッ・トラジ入りご飯)


         チャンアチ(ヤンニョムで味付けした醤油漬けの大根・ネギ・?)




      上 キムチ 中 ? 下 チィナムル  



今日の食事は今回の韓国滞在中最高の散財でしたが、それでも日本円で
3000円未満でした。この上のペクセ晩餐コースになると要予約で費用は
2万円になるそうです。もう一度行って食べるかって?いいえ市場に行き
トドッを買って来て、自分で料理します^^



※トドッの料理前はこんな様子です↓ (去年の記事に料理をアップ中ーアカシアの花のお餅)







      

久々に今日は外出♪

2016-04-21 | 日記
今日は久々の外出、いつもは二度寝の目覚ましコールにもすっきり
起床し、早めに朝食もとりました^^
残念ながら外は雨模様ですが、ランチをするだけですから影響ありません。
ご一緒するのは、何かと誘ってくださるポジャギ教室チィングです。
そういえば、彼女と釜山へ行った時も雨だったっけ、ひょっとして彼女は?

今日行く予定はトドッ料理専門店です。トドッは日本名で蔓人参といい
日本では普通は食べないものだと思いますが、韓国では食材としてよく
利用されています。
3年前に江原道の山菜料理店に行った時ステーキとしてでてきました。
香りがありとても美味しかったです。韓国ではパンチャンはお代わり自由
なので、もしかしてと聞いてみたら、これだけは駄目ですといわれて
しまった、思い出のものです。また去年5月の訪韓で龍門(ヨンムン)山に
行った時は、龍門駅前の露天で売られているのを料理教室へ買って帰った
事もありました。

専門店だそうですからどんな料理がならぶかとても楽しみです^^

近況

2016-04-19 | つぶやき
14日、16日と大きな地震が起き、今も群発する余震に怯えながら暮らして
いらっしゃる被災者の皆さん、影響を受ける方々の大変な日常を思うと
離れた所で、のうのうと過ごしていることが申し訳なくて・・・
早い収束と救出や救援がスムーズに行くことを願い、部屋で過ごしています。

新しい記事アップも無く、訪れてくださる方に無駄足をさせて済みません。
何をしているのか、心配してくださる方が居るかもしれないので、元気に
小説や、2年前ソジチョガットルでいただいた「ソジ村の野良ご飯話」の
精読をし、疲れるとお針の稽古にいそしんでいることをお伝えします。

お針は、結構楽しいです。30年前に娘の肌着などを手作りして以来の針仕事
で、初めは目が不揃いでどうしようも無くお粗末でした。でも不思議な事に
早く仕上げたいと気が急けば目が大きくいい加減な縫いになり、何も考えず
一針一針布と針だけを見つめて縫っていると、少しはましになって来たよう
な気がしてきています^^

どうしてもやりたいものがあって、順序をすっ飛ばして、それでも多少の
遠慮と、少しは針と糸に馴れたい思いもあったので3つ目までは違うものを
やって見ました。
練習用とはいえ欲しいと思えるものを作りたくて、ちょっと高望みして
しまったようです。2つ目のチュモニは形が可愛くて選んだのですが、本来
上級コースで習う教材だそうです。教材通りの組み合わせを自分用に、違う
配色で娘用をと2つ作ったのですが、2つ目のでやり直しをいただいてしまい
ました^^;


             2作目の1


             2作目の2

今4つ目で本命のチョガッポを習っています。普通3ミリの縫い代でやるのを
練習ということで5ミリでやるのだそうですが、それでも大変です。


              次作の完成図


                現況


仕上がりがどうなりますか、乞うご期待!


お天気なんて関係無いチングとの釜山への日帰り旅

2016-04-16 | 地方旅行
もう3日前のことになりますが、4月13日釜山に行ってきました。
ポジャギ教室で、以前釜山へ行った時一人で行って、市場で
美味しいものを、何も食べられずつまらなかったという話をした
ら、じゃ今度行きましょうと誘ってくださったのです。

計画はもちろん、私の苦手なスマホでの切符の予約も全部お任せ
韓国では珍しい人任せの楽ちん旅でした。前日の朝、6時20分の
KTXにしたから6時にソウル駅でと連絡が来て出かけました。

ところでこの日のお天気ですが、3月14日以来ほとんど雨らしい雨が
振らなかった韓国の空が、選りにも選って雨でした。しかもソウルは
朝方は少し降ったもののすぐ上がったのに、釜山は本格的な降り!

どうも去年の慶州以来、KTXと相性が悪いようです。
変なジンクスが出来ないよう、嫌な気分にならず今日を過ごせるよう
に暗示をかけました。
雨の日の旅行は、かえって印象深い思い出多いものにしてくれるに
違い無いだろうと。


        雨に煙る桃畑(?)


        雨の新慶州駅

それにしても韓国のIT化の進行の度合は、私のようなアナログ人間には
本当に付いていけない世界です。チングが準備してくれた切符はスマホに
貯蔵されたリスト(?)にあるだけです。紙にプリントアウトはしない
ようです。これが本当のパーパーレスだと思いました^^;

釜山到着後は、雨も降っているので市内何ヵ所かで、乗り降り自由な
ツアーバスに乗ることにしました。駅前左手の方に発着所があります。
2階建ての赤いバスですから分かりやすいですね。
ツアーバスは2コースあり、私たちはチャガルチ市場が含まれている
太宗台コース(13か所で乗降可能)に乗りました。他にはは海雲台コース
があります。

乗る早々最初の停留所の影島大橋(ヨンドテーキョ)で降りる私たち。
朝ご飯を国際市場の隣のカントン市場で食べるためです。チングの
お嬢さんが、オンマの為に美味しい屋台などを調べてくれました^^

ヨンドテーキョから国際市場を通り抜けて、カントン市場に向かう
のですが、国際市場の路地ではたくさんの屋台が出ていて雨の中
行列が出ている屋台もあって驚きました。何でもソウルには無い
木の実などが入ったホットックが人気なのだとか。チングも娘さん
から是非食べてくるよう言われたそうです。お昼に食べましょうと
言うことで、この時はお預けになりました^^;

まずは小豆粥、シッケと呼ばれる甘酒がお茶代わりで出てきました。
カッ(プ)チュクといって紙コップで1000ウォンで売られているのものが
リサーチされていましたが、たくさんのお粥やさんで探せず、適当な
お店で済ませました。こちらはちゃんと陶器の器に入っていました^^
値段はチングがまとめて支払ってくれたので覚えられませんでした。

次は同じカントン市場のオモク(魚の練り物)屋さん。釜山のオモクは
美味しいと有名だそうですが、とりわけここと指定されたお店があり
ました。なるほど美味しい上にショップも他のお店とは差別化されて
素敵です。(ミドスジェオモクーミド手製練り物、釜山市中区チュングノ47-31)












オモクで作った麺まである品揃え、どれもふんだんに試食でき、気に入った
味を見つけます。私が気に行ったのは、そのままでは辛くて食べたことの
ない青唐辛子が、丸ごと入ったものです。ピリッとしてオモクト良く合う
気がしました。予めセットしたものがありましたが、唐辛子入りを2本入れ
違うセットを作ってもらって、下宿へのお土産にしました。唐辛子1本は
4月に来韓予定の夫の為冷凍保存するつもりです。

カントン市場までかなり歩いてしまったので、ヨンドテーキョのツアーバス
停留所へは、市内バスに乗って戻りました。



雨はどんどん強くなるし、このままツアーバスがチャガルチ市場に着くまで
どこも見学しないで乗っていようかと冗談で話したりしていましたが、釜山
大橋を渡るころには、何となく一か所位は風光明媚な所も見学しようという
気になってきました。


            
降りたのは五六島(オユクド)。



本来は5つなのに潮位によって、一つの島が二つに分離することからこの名が
付いているそうですが、見る位置によっても5つの島が2つくらいにしか見え
ない、面白い島です。



グル~っと回って最後の停留所チャガルチ市場に到着、今日の目的地です。

停留所から港の方向へ向かい、すぐ目の前に見えてきた市場らしき建物で
2階で料理していただけるか聞くと、ここではしないとのこと変だなあと
思いつつも、外にはお店がいっぱいあるし、新鮮な海の幸が食べられれば
まあいいっか、とばかり適当なお店に入ってしまいました^^;

食後は、デザートは別腹とばかり朝横目で睨んで通った種入りホットックの
屋台に向かいます。



씨앗호떡(シアッホットク)の씨앗は種のことです。



餅米粉入り小麦粉の生地にまずは無漂白の砂糖を入れ、普通にホットック作成
油たっぷりの鉄板で揚げるように焼いて



出来上がった蜜入りホットックに切れ目を入れてシアッを挿入





たっぷり入った香ばしい種にホットックの新たなお手軽おやつを知った
喜びと同時に釜山でしか食べられない残念さに同時に襲われました^^;

が、お手軽、美味しいと揃えばソウルにも絶対広まらないはずはありません。
近いうちにソウルのどこでも見るようになるのではないかと期待しています。

国際市場の中をしばらく歩いてなお帰りのKTXにはかなり時間があったので
もう一度チャガルチ市場まで行ってみました。
国際市場からチャガルチに向かう道に市場の看板があり、お決まりの言葉が
方言で書いてあり、面白かったので撮ってきました。



看板の中央から右に書かれている言葉は順にオセヨ、ポセヨ、サセヨ(いら
っしゃいませ、見てください、買いましょう)となるところですがオイソ、
ポイソ、サイソとなっています^^ドラマをいくつも見てやっと簡単な方言
なら見当がつくようになりました。


最初に見つけられなかった、お魚を買って2階で料理していただける所は
最初に入った建物のすぐ隣の新しい大きな建物にありました。こちらにも
入って見るべきでしたね^^;(釜山にはもう一度行かなくては・・・)









水槽の中のお魚はまだ生きて泳いでいる物が多かったです。日本では見た
ことのない魚もたくさんいそうでした。雨さえ降っていなければ、市場の
中にも勝る露天に並ぶ魚も多いはずですが、この日はそれが見られず残念
でした。どのお店も太刀魚を必ずと言っていいほどに並べていて、銀色に
光る太刀魚が並ぶ様は、実に壮観だった記憶があります。

市場の建物の海側に広場がありました。ギターを引くアジョシが一人
それに引き寄せられるように時折カモメが飛び交っていました。





釜山駅に戻ったのは5時少し過ぎ、KTXの時間までは2時間程残っていましたが
どこかで時間つぶしをするより切符を交換してもらえるか聞いて早くソウル
へ帰りましょうということになりました。

交換は手数料も不要で出来、無事予定より早く帰宅できました^^


お読みいただきありがとうございました<(_ _)>






珍島旅行顛末記ー島のハルモニの情に包まれて

2016-04-15 | 地方旅行
さて珍島の「神秘の海の道祝祭」、期待を裏切らない参加し甲斐のある
お祭りであることは、間違いありませんでしたが、宿泊についてはちょっ
と注意が必要です。

観光サイトなどで調べた結果、いわゆる観光ホテルのような宿はなさそう
だとすぐわかりました。当初チングと二人で行くつもりだった時は、現地
についてからモーテルとか民宿に、行き当たりばったりで泊ることになる
と覚悟をし、そんな旅になるとチングにも了解をとっていました。

セスクシも一緒に行くことになって、そのことを話したら「韓国国内どこへ
行ってもチムジルパンの無い所はない。一泊くらいチムジルパンで大丈夫よ」
の太鼓判に、すっかりチムジルパンで一晩過ごす積りで出かけていきました。

ところがハルモニ3名のいきあたりばったり珍島旅は、島に着く早々第一の
危機に襲われました。

到着早々誰がどこで情報収集したのか、珍島にチムジルパンは無い!と判明。
さあ大変祝祭会場のあるフェドンニに到着早々、祭り会場へ行く前にまず宿
探しでした

民宿がたくさんあるので大丈夫だろうと思うものの、村の駐車場には大型
観光バスが並び、自家用車はあちこちの路上から祭り会場までずら~り路駐
どこも観光客でごった返しているのを眼にすると、もしかして宿をみつけ
られないかもと、不安にかられます。

そればかりか民泊の看板を見て訪ねる家、訪ねる家「ケーセヨ(いらっしゃい
ますか)?」と呼べども、誰も出てきません・・・
今晩は下手したら屋根のない所で寝るのかも~の不安が、どんどん頭をもたげ
始めるころセスクシが、同じ様に宿を探していたアジュンマ二人連れに声を
掛けて、一緒に探そうなんていう話をしたようでした。


5・6軒目の民泊の看板が、壊れて逆さにぶら下がっている家で、やっと
ハルモニがご近所さんと縁側でおしゃべりして、家にいらっしゃいました。
部屋はありますかと問うと一部屋ならあるそうです。
ここでセスクシがアジュンマ二人連れに「ウリ カチ チャヨ!(私たち 一緒に
泊りましょう)」と話してくれて、今日の宿が確保できました。

5人一緒は狭いだの、見知らぬ人と一緒は嫌だ・・・だの言っていられません。

宿を確保したのでいよいよ海へ!出かけるべく靴を履きかけると、ハルモニが
食べていたヨモギ餅や苺を、食べなさいと勧めてくださるので、お昼がまだ
だった私たち、遠慮なくいただきました。縁先で食べているうちにセスクシが
縁の下に置かれていた長靴に気付きました。借りられるかと聞くと、どうぞ
どうぞと貸してくださいました。

実は海が割れると言っても、完璧に水が退いてカラカラの砂地になる訳でなく
ドロドロ状態のところを歩くことになるので、長靴を用意するか、現地で売られて
いる物を購入した方が良いと聞いていました。これでもう準備万端です^^

祭り会場のある海岸の方に行き、お昼ご飯です。海辺にきたのですから当然
刺身の舟盛りと日本ならなる所です。舟盛りはありませんが、韓国もメインの
魚を決めてコースでいただくと前菜から諸々盛りだくさんの海の料理一式が
出てきます。それを期待していた私、セスクシの「私、刺身の様なものは
嫌いで食べられない」の一言で挫かれました。

海辺には刺身屋さんが1・2軒あるのみ、刺身屋さんが駄目ならあとは祭り
会場に特設されたお店と屋台しかありません。特設店に入りセスクシの奢りで
クッパ(ご飯入り汁物)をいただくことになりました。そそくさとお腹に流し込み
お昼ご飯は終了!期待した食事ではありませんでしたが、今日は海割れ体験さえ
できれば、後のことはどんなことも耐える覚悟をこの時しました^^;

お昼がああでしたから、さあ夕食はどうなるでしょう。

期待はしませんが、できればメインの料理がちゃんとあるものをと思いながら
お昼とは別な、民宿街の奥の方へと探して行きました。
民宿と食堂の看板を合わせて掲げている所もあります。お昼間は食堂らしき
場所に、誰もいなくて駄目でしたが、夜は人が帰っているかも知れず行って
みましたが、やはり誰もいません。どんどん歩いていくと、村へ着いた時の
駐車場が見えてきました。チングが確か駐車場の向かいにお店が一軒あったはず
と言うので行ってみましたが、そこはお刺身屋さんでした。

宿の方へ引き返しかけると、一人で歩くハルモニの姿を見ました。早速
セスクシが声をかけます。宿探しの時のアジュンマへの声掛けと言い、今回の
ハルモニといい、まるで旧知の人とばったり会って話し始めたかのような
気さくな自然な話し振りには驚かされます。

私たち夕食をとりたいんだけど、刺身屋以外に食事のできるところはありませんか、
どこか食事を提供してくれる所は~~
お店が無いと知ると、とうとうそのハルモニに、炊いたご飯とキムチがあれば
いいから~と頼みこんでいます。

セスクシの押しの強さには驚きです!ハルモニは、民泊をやっているから
食事をと言われれば作るが、今どきはみんな外で食べるから出さないのだと
だからパンチャンも、自分用のものしかないから~と暗に断りたそうなのに
それで十分だから、食べさせて!とお願いして、ハルモニの台所に三人で
押しかけてしまいました^^;

しぶしぶ食べさせることになったとはいえ、いざとなればあれもこれもと
作り置きのパンチャンをたくさん出してくださって、貝の塩辛(和え物?)
なんて物も初めていただきました。お味噌汁はセスクシの大好きなシグムチ
(ホウレンソウ)です。
本当に母方のお祖母ちゃんの家に来たような食卓になりました。



ハルモニ心づくしの食事を終え宿に戻ると、一緒に泊ることになったア
ジュンマ二人の姿が見えません。祭りはとっくに終わり、海辺は静かです。
宿のハルモニに聞きに行くと、他の所に行ったのだそうです。

そうなのです。どこにも宿がなさそうに感じてしまったのは錯覚で、ほとんど
の人は祭りが終われば大型バスや自家用車で帰って行き、民宿の人が捕まえ
られなかったのは、皆会場や仕事などに出て家に不在だったからなのでしょう。

以外に空いている民宿が多そうなのは、夕食をとるお店を探している時に
気が付きました。それを知って、私も別な宿に移りたい考えが起きなかった
わけではありません。でも親切なハルモニが、客を逃してがっかりされる
かもしれないと思うと、言えないなと思ったのでした。


以上、珍島にはどうやら民宿しか無いようですが、当日に宿を探しても見つけ
られそうな宿状況でした。