アルカイダの指導者、オサマ・ビンラディンが殺害されたと言う報道が事実であるならば、この後、オバマ大統領の会見でその中身は伝えられると思います。世界がテロの時代に入ったことのきっかけが9.11で、世界史的な混迷の時代にあったとしたならば、象徴的なシンボルであれ、アルカイダのトップが終わった事の歴史的な意味合いは大きいと思います。アルカイダ的な動きがなくなくると言う事にすぐなる訳ではないとしても、after9.11の世界の中で長らく生きる事を、テロを恐れる状況が、世界中で続いていた時代が、思想的には終わる事になると思います。こうした状況は、after3.11の世界に生きる事を、余儀なくされている日本社会にとって、福島第一原発クライシスが継続する状況で、本質的な影響が出るのかを注視したいと思っています。勿論、直接何か起きる訳ではありませんが、こうした大きい感覚の変化が、歴史的には、まったく関係しないように思える事象への思わぬ強い影響もありうるというのが、僕の歴史的な感覚です。自分の勘でしかありませんが、注意したいと思っています。
母乳について問題がないと言っていた厚生労働省に対して、最初に母乳の調査をおこなった市民グループの代表から、国際的に母乳基準を調べられないかという依頼がきました。このブログで協力できる皆さん、是非メールか書き込みで情報提供を下さい。特に海外在住の皆さん、宜しくお願いします。
この団体からのメールでは、きのう私が厚生労働省の対応はおかしいといったとおり、きちんとした反論がもり込まれている中身です。ご紹介します。(中身は一部略です)
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先だってはいろいろ情報をありがとうございます。
記者発表の後、検査希望が殺到しましたが、今福島約30名、茨城約10名、千葉約10名の方の検査を順次進めています。(希望が出てくれば検査をしたいと思っています) 依然、飯館村や川俣町等非常に高いレベルで汚染されている地域の方の母乳を心配しておりますが、広い地域でセシウムが母乳に出る可能性も出てきました。
昨日厚労省が母乳調査結果を発表しましたが、「いずれも数値が低いので安心」という内容ではなく、大変重要であると思います。かなり広く、母乳の汚染のある可能性が出てきました。そしてセシウムも出ています。 6週間を経過しているので、厚労省もヨウ素の数値が出るとは予期していなかったのではないでしょうか。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001azxj.html
また厚労省の発表では、母乳の基準が牛乳の基準値と同一になってしまっています。母乳しか飲めない乳児では、月齢によっても違い、その影響は幼児と比較してもかなり大きいのではないでしょうか?国際的に母乳の基準を持っているところがあるのでしょうか?是非調べて頂けませんか?
とりあえず、厚労省の調査結果に対する、科学者である河田さん(内部被曝に詳しい専門家)の見解を聞きましたので、下記にはります。(中略)
とりあえず、厚労省の調査結果に対する、科学者である河田さん(内部被曝に詳しい専門家)の見解を聞きましたので、下記にはります。(中略)
母乳の放射能汚染についての政府の責任も重大です。『母乳は安心』『野菜は洗えば大丈夫』『ミルクを溶く水のみを指導して母乳を与えるお母さんに指導がなかった』『汚染数値は低いので大丈夫』等々、許せません。 今頃検査して、母乳の汚染は幕引き?将来出る可能性の高い補償問題に証拠隠滅を諮っているとしか思えません。恐ろしいことです。
村上喜久子
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厚労省の母乳調査に対して
厚労省の母乳調査に対して
厚労省は、ヨウ素の半減期を考え、出なくなってから測ったのでしょう。
牛乳から出たときにすぐに測るべきでした。
このデータを見ると、いわき市のかたは、水素爆発当時30Km圏内にいた、
ということですから、汚染した空気の吸引もあったでしょう。
母乳採取日が4月25日ですから、ヨウ素131の半減期から逆算すると、
直後はこの45.7倍(約50倍)はあったことになり、3.5×45.7=160Bqになり、基準を超えていた可能性があります。
母乳採取日が4月25日ですから、ヨウ素131の半減期から逆算すると、
直後はこの45.7倍(約50倍)はあったことになり、3.5×45.7=160Bqになり、基準を超えていた可能性があります。
茨城県内でも複数からヨウ素131が出ていることは事故直後の福島の風向きも見る必要があります。
また、牛乳や野菜、飲料水も基準を超えていたので、原因の特定は困難ですが、
何れにせよ事故直後はこれらの値を大幅に上回っていたと考えられます。
また、現在、野菜の規制解除が始まっていますが、現在の暫定基準は非常に高いので,
これらが市場を通じて広く出回れば、首都圏始め広い地域で母乳の汚染が検出されるようになる可能性もあります。(以下略)
河田昌東
河田昌東
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この母乳の問題だけではありません。既に参加者が一日半で五百人を越えた、Facebookのグループに寄せられた情報の中に、伊達市の校庭で、表土除去作業をしてもなかなか線量が下がらないと言う話もありました。何回も言いますが、校庭だけ何とかすれば、事は終わるのでなく、子どもたちが遊ぶ、あちらこちらの場所に高濃度なところが放置されているのが現実です。子どもたちを、そういう環境でそのままでよいと言う判断をしてはもういけません。思い切った対応を国は取りたくないから、放置しているだけです。そもそも原子力安全委員会の委員ですら、一度10ミリシーベルトを言い出したのに、あれは総意ではなかったと撤回したではないですか。これは、国の意志です。官邸の意志です。何も決めない、菅直人が子どもたちを放置し続けている恐ろしい現実を、首都圏の親御さんたちもいい加減認識してください。ロシアンルーレットに、自分のこどもを引き当てるかどうか試すのがあなたたちの人生ですか。なんのために、子どもを育ててきたのですか。子どもが一流の学校に通うためですか。親の見得のためですか。お金のためですか。否、違うでしょう。子どもが元気で笑いながら過ごしてほしいだけじゃないですか。すくすく育ってほしいだけではないですか。その根幹が、福島県内の中通りや浜通りでは、僕は崩壊していると思います。これが、現実です。よろしいですか。これが、北関東や首都圏にも、じわじわと及ばないと、どうして断言できるのですか。科学的にも社会的にも、本当に心底、安心できるとあなたは言えますか。「大丈夫、大丈夫」と繰り返す役人や政府のその先にいるのは、菅直人です。彼を皆さんは心の底から、信頼して、子どもの命と健康を預けられますか。きちんと考えてください。
すでに、一日半で五百人の方の参加になりました。大変活発な論議が始まっています。
Facebookにまず僕は、自分の名前「木下黄太」英語表記が「Kinosita Kouta」という形で登録してありますが、さらに「福島第一原発を考えます」という公開グループを立ち上げました。http://www.facebook.com/home.php?sk=group_163985373661863このブログの読者や福島第一原発の問題を考えていきたい皆さんが、議論し、交流し、何かを創り上げていく場になれば、ありがたいです。イベントの立ち上げ連絡も含めてです。できる限りみなさんが、このFacebookにご登録していただき、この公開グループに参加していただければと思います。参加リクエストに気がついたらすぐに承認します。この問題に関心のある方は、勿論、全て承認いたしますので、よろしくお願いします。いろんな動きが出てくれば、ムーブメントになると思います。インターネットでのやりとりにとどまらず、今後、現実の動きとなることを想定しています。いろんなことを覚悟しながら、僕は動いているつもりです。このブログをよくご覧いただいている全ての皆さんに、是非入っていただき、何かのきっかけになればと切に願っています。尚、私への友達リクエストも構わないですが、先にこの公開グループへの参加リクエストを直接してからにしてください。そのほうが早いです。宜しくお願いします。
「追記」
コメントもしましたが、僕は人工地震説には全く関心がありません。
何を言われても可能性はあまりに低く、意味のないものに関心は持てません。
現在は、今まで起きなかったことが起きているという時代は認識しますが、
それと人工地震は関係がありません。
ただし、電離層の変動がおきていることは、地震の前兆として考えられる可能性も否定できず、
一応、注意はしたほうがよいと思います。
3/11の地震の数日前にも、太平洋の電離層に変動があったということが新聞報道されています。
勿論、電離層の変化が全て地震と結びつかないため、
電通大の早川教授による前兆であったと言う見解が妥当かどうかはわかりませんが。
これは別の話です。朝から、複数筋から入ってきているので書きます。
アラスカで測っている数値で、4/30に電離層の数値に変動が大きくあったようです。
ただしこの数値の変動が直接地震と結びつくと、限っている訳ではありません。
しかも日本に関係すると言う根拠はわかりません。
ただ数値変動が激しいという情報は事実です。一応、お伝えします。