四号機から昨日深夜より水蒸気が大量に出ていたという話があります。念のため、きょうの線量は皆さん注意してください。午後十時ごろから午後十一時ごろ。ローカルニュースでは福島で流れていた情報もあります。
http://matome.naver.jp/odai/2130598485020550601
風向きも。
http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/
土壌調査の申し込みが多く、ここでストップします。地域偏差を確認して、少ない地域には具体名をあげて、呼びかけます。
一つだけ強く思っているのは、速いことです。自由が丘のミーティングから、東向島のミーティング、さらにきょうは、東村山と小金井でダブルヘッダーとなっています。月曜日は、茨城県の小美玉市、水曜日は三鷹市も確定です。他にも福島県内に来月早々に二箇所に行く可能性があります。こういうふうにスケジュールが立て込んできている事が、僕の感覚をかえているのかもしれませんが、スピードがどんどん速くなってきている感覚なのです。このグループに集っている人々にもいろんな思いがあって、その中ではっきりと行動に示したいと言う意志をお持ちの皆さんが、結構いらっしゃると言う事です。こういう感覚が、ぼくから見ると加速しているという認識につながっています。加速している事は、ある意味十分に理解できる事です。僕も全ての方々の想いをうけとめられないでしょうから、どうしてもいろんな意識が集中してきて、加速し始めるのは理解できる事です。そういう意味で、書き込みにもありましたが、動きが現実化しはじめていることで、段々と無視できない存在になりはじめているのかもしれません。従来の意味での、反原発グループではありませんし、特定の政党や特定の宗教などを背景にしたグループでもありません。現実におきている原発と放射能をめぐる問題をきちんと理解して、対応しようとするのが、このブログの皆さん、フェイスブックの皆さんだとおもいます。多分、そうした事をきちんと理解する人々が声を上げることを、止めなければいけないという意識を持つ人々が、なんとなくいる感じもします。ブログだけでなく、現実の関わりが始まると、その感覚は格段に強まっています。というか、ブログにしても、フェイスブックにしても、現実とリンクする事によって、その意味が変わりはじめているのかもしれないと、僕は思っています。きのうから、ずっと考えていますが、こういうことは、なかなか見通しがたちませんし、全部を想定できるわけでもありません。しかしながら、前と違って、なんとなくこんな方向にながれていくのかもという、直感は少し働いています。
夕方、ある女性と話したのは、こういうときに、不測の事態をどう考えるのかと言う事です。頭の体操を二人でやりましたが、そういうことにはならないように、極力考えてやっていかなければならないと考えています。自分がしっかり、突き進んでいかなければならないと、思い続けていることは変わりはありませんが。
さて、菅総理の海水注水中止話がもめていますが、本質的には東京電力と官邸の泥仕合がおこなわれています。あんまり、本質論ではないので、僕はどうでもよいのですが、東電側のリークから始まり、官邸の応酬、原子力安全委員長の抗弁と三者三様の泥仕合です。まだ、めどが立たない今日この頃、なんでこんな醜態を全員で開陳しているのか、僕にはそのメンタリティが理解できません。子どもの健康と安全という大切な事を放置して、お互いの利権のために泥仕合を見せつけられている僕らが、もはやどこまで絶望するのかということをまったく認識していません。こういう絶望が、皆にどういう影響を与え、どういうことになるのか、僕が大昔サークルでやっていた社会心理学が登場する話です。余談ですが、そのサークルで長らく顧問をつとめられていたのは、樺俊雄教授、六十年安保で犠牲になった樺美智子さんの父上です。
3300人を超えました。Facebookのグループ「福島第一原発を考えます」は行動する皆さんの参加を期待します http://www.facebook.com/home.php?sk=group_163985373661863
5月25日(水)午後7時から9時(受付は午後6時半)
会費:500円(会場代などに充てます)
ミニ集会でも、トークセッションでも、講演会スタイルでも構いません。
条件1 参加者は主催する方が集めていただく事(何人でもかまいません)。場所の設営、部屋の使用料がある場合は主催者が考えて下さい。
条件2 交通費実費のみいただきます(すいません経費のゆとりはありません)。謝礼は不要。
お問い合わせはnagaikenji20070927@yahoo.co.jp
一番肝心要の福島の皆さんに直接お話をしたいと考えています。現在、福島県内で、来月頭に、二箇所で開催予定です。