「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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妨害行為が現実におきています。法的措置なども含めて検討しています。

2011-09-28 21:56:40 | 福島第一原発と放射能

 東京の新聞社に匿名でタレ込みがありました。「日進市の花火大会の話で、中止させるように木下が仕掛けた」という趣旨のたれこみです。まるで事実無根の話です。それを受けて、取材しようとする新聞社も新聞社ですが(優先事項があるだろう!)、ふつうに話したら、逆にこちらに細かく説明までありました。こういう事実無根のタレ込みをする人間は、特定でき次第、法的な手段をとります。しつこく攻撃している、二、三人は特定しているので、それも含めて、調査します。                                                                                       また下記のような書き込みは承認しませんが、晒しておきます。正直、ここまで知能指数が低く、人間としての常識の欠片もない書き込みがあるということだけを伝えるためです。私以外の第三者に対しての誹謗中傷の内容も入っています(論外の主張です)。このような誹謗中傷が、段々エスカレートして、マスコミへのタレこみ電話や関係箇所にメールで誹謗中傷するということになります(「放射能防御プロジェクト」に「木下と関わるな」という趣旨の誹謗中傷メールまできました。僕を誹謗するなら、僕が何をしているのか、「放射能防御プロジェクト」はどういうものか、少しは調べなさい。)。誹謗中傷の大半はまったく事実無根の話が多いです。あきれかえります。

 こういう事が一定水準を超えておきていることは、僕には、ある意味、放射能被害が顕在化してきていることへの恐怖心と思っています。人間は弱いものです。どうしようもなく、弱いものです。弱さがゆえに、くだらない攻撃をしかけたり、誹謗中傷するのは世の常です。そうしたものが、後で、自分自身として、どれほどあわれな結果になるのか、これも歴史が証明しています。愚かの一言で終わります。

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「これ全部読めよ。
お前のようなクズ野郎がいるからこんなことが起こるんだよ。」

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この書き込みは、福島県民が放射能で差別されたというブログをリンクし、ぼくのせいでこうなったと主張しています。放射能被害を軽視しない、福島県の方とは、何人も僕はやりとりをしていますが、こんな話をぼくのせいという人はありません。このレベルが低すぎる書き込みに涙が出るくらいです。あまりにレベルが低い。悲しいです。

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「逃げたことを後悔して、ひくにひけないから、こんな事を続けてるんでしょうか?
のろみかの言ってる事など素人でも、メチャクチャだとわかるでしょうに…
東日本の人をどれだけ傷つけてるか、わかりますか?ご存知かと思いますが、津波の被害にあわれた地域は、放射性物質以外の科学物質に汚染され、やはりマスクが欠かせません。
家や家族を失った方。
福島の方は、家族同様に可愛がってきた家畜を手放し、殺され、財産までをも失い、途方にくれてる方もいるんです。
お金もない、希望さえもてないのです。
本当に本気で、避難を呼びかけるのなら、避難場所を確保しバスをチャーターしなさい。
何もせずに、避難しない奴はバカだとののしることは最低のクズ以下です。
皆が皆、あなたのようにお金もちで、思うように動ける方ばかりではないのです。
いつか、天罰がくだるはずです。」

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これたぶん、同じ人の書き込みかと思っています。ニュアンスが似ている。レベルがひどい書き込みです。しかし、避難しない人が、判断を誤っているのは間違いないです。僕が個人的に話をして、福島から避難の方向に進んだ人も何人かはいますよ。費用が少なく避難する方法もある。分かっていないのはあなたです。

言ってくる事は支離滅裂になっている投稿記事が多いです。そこには、各人が注意してください。

具体的な健康被害は、直接僕にメールしてください。また書き込みでの曖昧な相談はやめてください。僕に尋ねたいならメールをしてください。その方が早いです。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 


港区勤務、渋谷区在住、二十代女性会社員の身のまわりで「病」が多発する現象の報告。

2011-09-28 00:38:25 | 福島第一原発と放射能
個別土壌調査 浜松市

採取住所:浜松市東区国吉町
採取日:2011/9/13
採取場所:庭の土(表面から5cm)
ヨウ素: 不検出
セシウム134:3.6 Bq/kg
セシウム137:4.5 Bq/kg
セシウム合計:8.1 Bq/kg  

採取住所:浜松市東区北島町
採取日:2011/9/13
採取場所:庭の土(表面から5cm)
ヨウ素: 不検出
セシウム134:4.5 Bq/kg
セシウム137:7.4 Bq/kg
セシウム合計:11.9 Bq/kg 

採取住所:浜松市東区中田町
採取日:2011/9/13
採取場所:庭の土(表面から5cm)
ヨウ素: 不検出
セシウム134:0.4 Bq/kg
セシウム137:5.5 Bq/kg
セシウム合計:5.9 Bq/kg 

採取住所:浜松市中区曳馬
採取日:2011/9/15
採取場所:庭の雨どい下の土
ヨウ素: 不検出
セシウム134:4.4 Bq/kg
セシウム137:5.2 Bq/kg
セシウム合計:9.6 Bq/kg 

採取住所:浜松市中区曳馬
採取日:2011/9/15
採取場所:庭の土(表面から5cm)
ヨウ素: 不検出
セシウム134:13 Bq/kg
セシウム137:21 Bq/kg
セシウム合計:34 Bq/kg 

採取住所:浜松市中区城北
採取日:2011/9/17
採取場所:庭の雨どい下の土
ヨウ素: 不検出
セシウム134:9.9 Bq/kg
セシウム137:9 Bq/kg
セシウム合計:18.9 Bq/kg 

採取住所:浜松市中区城北
採取日:2011/9/17
採取場所:庭の土(表面から5cm)
ヨウ素: 不検出
セシウム134:13.6 Bq/kg
セシウム137:13.4 Bq/kg
セシウム合計:27 Bq/kg 

採取住所:浜松市中区富塚町
採取日:2011/9/18
採取場所:庭の水たまり部分の土(乾土)
ヨウ素: 不検出
セシウム134:5.7 Bq/kg
セシウム137:6.9 Bq/kg
セシウム合計:12.6 Bq/kg 

採取住所:浜松市西区村櫛町
採取日:2011/9/17
採取場所:庭の土(表面から5cm)
ヨウ素: 不検出
セシウム134:1.6 Bq/kg
セシウム137:4.8 Bq/kg
セシウム合計:6.4 Bq/kg

採取住所:浜松市中区和地山
採取日:2011/8/8
採取場所:庭の土(表面から5cm)
測定機関:これのみ別の会社
ヨウ素:ND
セシウム134:ND
セシウム137:ND
セシウム合計:ND  

土壌調査は、「子どもの給食を守る会 浜松」が検査会社に依頼しておこなったもの。僕も相談には応じました。賛同者を募っているそうなので、浜松近辺の方はアクセスしてみてください。

 最後の検体を除いて、浜松市内の9ヶ所を同一の検査会社が測定しました。9ヶ所平均が14.9Bq/kgとなり、浜松市街地の汚染は、チェルノブイリ後の、フランスの平均値のおよそ半分くらいになります。蓄積しやすいきのこや山菜、山の獣には注意は必要ですが、これだけ計測して出てきた数値が、最大でも34Bq/kgということは、多少はほっとします。もちろんこれより、西に新たにホットスポットがないという担保はありません。というか、既に明確にある模様です。次のデータは愛知県北部で、浜松市街地を超える数字が出ています。

  

個別土壌調査 

 愛知県江南市。グラウンドの土を検査に。

 セシウム134と137の合算  71Bq/kg

  愛知県や岐阜県、三重県で、100Bq/kgを超える汚染地も、もしかしたら、あるかもしれません。

 

  

 三十代、四十代の心臓死の話を聞くのも珍しくなくなってきました。柏などの東葛地域近辺の報告はひどくなりはじめています。また、東葛地域で、交通事故の死者数が前年比三倍と急増していることも報道されています。僕はチェルノブイリで、交通事故が多くなったとも聞いていたので、特にホットスポットで緊張した状況が続いていると認識が強まります。

 さて、下記のようなお話がきて、ご本人とも話しました。本当にいろんなことが身近なところで、健康被害が頻繁に起きているケースを他にも耳にします。僕も自分の周りで、いろんな話を耳にします。この方は、港区の会社勤務の二十代の若い女性。都心部に住んでいます。今まで起きなかったことが、まわりでこんなにおきている驚きです。

 東京の、ある意味、典型的な都市生活者の周辺でも、港区で、渋谷区で、おこりはじめていることを認識して欲しいと思います。「どうせ、柏や松戸の話」「東京でも大変なのは江戸川や葛飾、江東」と、内心で放射能相手に意味のない地域差別をし、自分は関係ないと勝手に思い込んでいる、特に二十代、三十代、四十代の、都心の勤務者で、都心や東京西部などの居住者に、この方の報告を突きつけたいです。会社の名前や見た目の肩書きは関係ありません。あなたたちと同じような動きをしている人々の間に、健康面のおかしな事象が立て続けにおきています。放射性物質の影響は、手遅れになります。まともに、考えてください。

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 いつも情報ありがたく拝見させていただいています。
 
下記、周囲で起こっている現象を報告させてください。

(知人、同僚、上司など11人の現象)
 私自身は避難も考えていますが、今すぐには動けないためやむなく様子を見ています。
 
 
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 私自身 渋谷区在住 20代  職場 港区 
 3月14日、15日
 頭痛と吐き気
皮膚のアトピーが継続
 21日~22日
 21日夕方帰宅後から顔中にかゆみ
 
5月末まで
 唇の酷い荒れ、口の皮剥け
 ※冬には荒れやすいほうだが、季節柄荒れるのはまれ
 
5月以降~現在
 排卵時不正出血
 7月半ば
 足に原因不明の赤⇒紫斑
9月 生理が短い

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 夫( 20代)
震災時~3月21日まで国外に滞在
 
 
3月23日
 帰国翌日に結膜下出血発症。通院も1ヶ月以上治らず。
 
 
(4月~6月は日本と国外を行き来していた)
 7月
 帰国後、疲れやすい症状が続く。急激に抜け毛が増える。
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 自転車通勤の渋谷区在住 30代男性
 雨の日も自転車で通勤

3月21日?の雨に濡れ、発熱と鼻血、咳、3月23日頃入院、肺炎と診断

 
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 5月以降自転車通勤をしている杉並区在住 30代男性
 6月頃〜8月頃 業務に支障が出るほど止まらない咳
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 もともと喘息持ちの神奈川在住 30代女性 
 6月頃から発作が止まらず。
 一度福岡に滞在した際は2日目に咳はぴたりと止むが、
 東京に戻って来た翌日にまた発作復活。
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 上記女性のお母様(神奈川在住 50代女性)
 甲状腺の異常(病名は不明)で3月から寝込む
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 友人(目黒区在住 20代女性)
 9月頭、耐えられない腹痛で入院、膵臓に異常が見つかる
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 友人(港区在住 20代女性)
 7月頃、卵巣膿腫、子宮筋腫併発が発覚し、手術
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杉並区在住 20代女性
 目の異常で4月頃から通院中
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 東京都心在住 30代男性
 喉風邪で2ヶ月以上も通院中
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 友人 (渋谷区在住 30代女性)
 腹部背部の痛み、吐き気、血尿、血圧上昇→尿管結石の疑い。
 
 
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以上です。また何かあればお送りします。
 (ないことを願いたいのですが・・・・)

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ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10/2(日)千葉・印西講演会は、現在も参加を受け付けています。

10/15(土)の熊本、10/16(日)の福岡で、講演会開催が決定。お知らせ致します。

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★『木下黄太 講演会 IN 熊本』
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■日時:10月15日(土)
■会場:熊本県青年会館(ユースピア熊本) 202号室(120名)
 熊本市水前寺3-17-15 2F
■開場13:00 開始13:30~15:30
■申し込み:
kyushu.kumamoto@hotmail.co.jp                                       ※上記メールアドレスへ代表者名・参加人数をご連絡ください。
■参加費:600円(会場費・お子様無料)
■熊本県青年会館アクセス
http://www.ks-kaikan.com/access/access.html
※駐車場はござますが、当日は満車が予想されますので
公共機関または、近隣の駐車場のご利用をお願いいたします。
※JR水前寺駅隣に立体駐車場がございます→
http://parking-kyushu.jp/number/94178863


★『木下黄太 講演会 IN 福岡』
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■日時:10月16日(日)
■会場:春日クローバープラザ西棟1F クローバーホール(288名)
■開場:13:00 開始13:30~16:30
■申し込み:
http://kokucheese.com/event/index/18006/  

■参加費:500円(託児室あり一人 800円:保険込)

*混雑が予想されますので、ご来場の際は公共機関にてお越し下さいませ。
(会場はJR春日駅目の前。)
どうしてもお車にて来られる方は周辺駐車場をご使用下さい。
★クローバープラザ近隣駐車場のご案内→
http://www.cloverplaza.or.jp/parking1.pdf


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◎印西講演会 放射能から子供を守る!
10月2日(日)木下黄太氏を千葉・印西市に迎え、講演会を開催します。
放射能の問題について、次々と具体的な対応を打ち出す近隣の自治体を尻目に、
対応方針を明らかにしてこなかった印西市もようやく重い腰を上げ、8月29日に
「放射線等に対する対応についての基本方針」を公表しました。

まずは一歩進んだことに感謝です。

印西の子供たちを放射能による健康被害から守ることができるのか。
子を持つ親は、そして地域は何をすべきなのか。
講師の体験談を聞きながら、いっしょに考えてみませんか。

【日時】平成23年10月2日(日)
開  場:14:00
開  始:14:30
終了予定:16:30
【場所】印西市文化ホール 多目的室
千葉県印西市大森2535番地
TEL0476(42)8811
【定員】90名先着順
【会費】500円 
【アクセス】・JR成田線木下駅から徒歩15分
・北総線 千葉ニュータウン中央駅よりちばレインボーバス木下駅行き15分 市役所前下車すぐ
【駐車場】駐車のスペースが限られておりますので、お越しの際はできるだけ公共交通機関等をご利用ください。
【主催】放射能から子供を守る会@印西
    ブログ(
http://ameblo.jp/inzai-mama/
    お問い合わせ先(
inzai.mama@gmail.com

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