「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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日進市花火騒動への僕の疑義。東電料金に原発被害賠償上乗せのパブリックコメントが本日迄。

2011-09-22 13:24:47 | 福島第一原発と放射能

 

ツイッターでは既にお伝えしましたが、また書き込みがあったのでブログでもお伝えします。

下記のパブリックコメントが本日までの募集です。

原発事故の賠償金をこっちが払うシステムです。

東京電力という組織をそのまま存続させて、なんで賠償金をこっちが負担するのか、さっぱり意味不明です。

東京電力を解体もしないし、刑事捜査もしない、日本国家は頭がおかしいと断言します。

日本国は、国家としての体を為していない事を、ぼくらはどう考えていけばよいのか。

このパブリックコメントの存在は、僕らのそうした内省を促します。

意見を何でも書き込む時間のある方は是非。

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620111033&Mode=0

 アメリカからも土壌調査の依頼が数件、きています。西海岸で線量があがっている、土壌で数Bq/kgの汚染が確認されているという話も聞こえています。風向を見ていると、オホーツク海、アラスカ、カナダ、アメリカ西海岸には、この放射性物質は拡散しています。ひょっとすると、西日本よりも高い頻度で、放射性物質は海外にも巻き散らかされている可能性があります。濃度的には拡散するので薄まりますが、それでも頻度が増すと、汚染は強まります。海外で、福島第一原発の動きが、関係ないと考えるのは、僕は早計と思います。

 

 日進市の花火の件について、一言申し上げます。このケースを市民の過剰反応として大量の問い合わせが殺到しているのを訝しく思っています。福島の人々を受け入れることは薦めるべきと僕は何回も書いていますが、同じく、福島から放射性物質を極力持ち出させてはなりません。特に、車両の汚染は目に余るものがあります。食料は言うまでもない。懸念するのがごく普通の人間の感情です。しかも、京都の大文字のようなただ燃やすだけのケースよりも、花火は、万が一、玉の中にある量の放射性物質が存在している可能性が捨てられない以上、上空で爆発させる形式から考えて、懸念する人の心は、僕には心理的に理解できます。それを、メールや電話で、大量に攻撃する状況がおきるのは、どこかで、なにかが動くメカニズムではないかのかと、かなり疑問を持っています。しかも、右翼団体の凱旋の登場は、何らかの見返りなくおきるとは、僕には到底思えません。さらに、メディアが、懸念を言う人を非難する構造。本当に屑ですが、京都の最初に起きた状況と酷似しています。騙されてはいけません。これは、広義の意味で「仕掛け」が為されている事象です。

 懸念する日進市の人々を守らなければなりません。こうしたおろかな排他的行為を全国に蔓延させてはなりません。むしろ、懸念する日進市市民を助け、その声を聞いた、日進市には、エールを皆がおくりましょう。それが、僕らにできることです。

 

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明日9/23(金・祝)と9/24(土)に広島県の福山市と尾道市で講演会に伺います。 ご関心のある方はおいで下さい。24(土)の夕方には名古屋付近でトークミーティングもあります。

木下黄太講演会 IN 福山・尾道
「放射能ほんとうに大丈夫?」
 

『東日本大震災が西日本に与えた影響、未曾有の大震災と原子力発電所の事故から半年あまり。お米や牛肉の汚染や、震災廃棄物の広域処理など「心配ありません」と言われているけど本当に大丈夫なの?
震災以降独自の取材を続けておられる、木下さんをお迎えして、実際の現場から見えてきたものをおうかがいします。』
 
9月23日(金・祝)
午後5時30分~8時(開場5時)
広島県民センターふくやま文化交流室
住所:福山市東桜町1番21号(福山駅より徒歩5分、市役所北側)
TEL:084-921-9200
参加費:500円(資料代含む)
定員:120名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 福山、申し込みは極力メールでおねがいします。
080-5609-1651
メール:
hukuyama9@gmail.com(にった)

 

 

 

 名古屋近辺に9/24(土)とんぼ返りして、トークミーティングをおこないます。僕が到着する前に、放射能測定器の解説会もおこないます。
 
放射能防御プロジェクト中部 トークミーティング
 
 
9/24(土)の16:00スタート19:00終了
会場:愛知県あま市甚目寺観音法花院(甚目寺という、愛知では名刹の境内です)
 
参加費:五百円  当日直接おいで下さい。
 

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10/1(土)東京・立川市で講演会。 10/2(日) 千葉・印西市で講演会。

 

◎立川講演会 『被曝から子ども達を守る為に今、私達が出来る事』

日程・10月1日(土)
場所・東京都立川市 アミュー立川(立川市民会館)5階第一会議室
立川市錦町3ー3ー20  (無料駐車場が会館に隣接してあります)
最寄り駅・JR立川駅  南武線西国立駅

時間・受付13時半から 講演14時~16時

参加費500円

参加ご希望の方は、連絡先・田口
kabu@auone.jpまでご連絡下さい。

◎印西講演会 放射能から子供を守る!木下黄太講演会開催決定!!
10月2日(日)木下黄太氏を千葉・印西市に迎え、講演会を開催します。
放射能の問題について、次々と具体的な対応を打ち出す近隣の自治体を尻目に、
対応方針を明らかにしてこなかった印西市もようやく重い腰を上げ、8月29日に
「放射線等に対する対応についての基本方針」を公表しました。まずは一歩進んだことに感謝です。

印西の子供たちを放射能による健康被害から守ることができるのか。
子を持つ親は、そして地域は何をすべきなのか。
講師の体験談を聞きながら、いっしょに考えてみませんか。

【日時】平成23年10月2日(日)
開  場:14:00
開  始:14:30
終了予定:16:30
【場所】印西市文化ホール 多目的室
千葉県印西市大森2535番地
TEL0476(42)8811
【定員】90名
【会費】500円 
【アクセス】・JR成田線木下駅から徒歩15分
・北総線 千葉ニュータウン中央駅よりちばレインボーバス木下駅行き15分 市役所前下車すぐ
【駐車場】駐車のスペースが限られておりますので、お越しの際はできるだけ公共交通機関等をご利用ください。
【主催】放射能から子供を守る会@印西
    ブログ(
http://ameblo.jp/inzai-mama/
    申し込み・お問い合わせ先(
inzai.mama@gmail.com

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講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

9月24日(土)
午前10時30分~午後0時30分 (開場10時15分)
尾道商業会議所記念館2F議場
住所:尾道市土堂1-8-8(JR尾道駅より商店街を徒歩5分)
TEL:0848-20-0400
参加費:500円(資料代含む)

 定員:75名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 尾道、申し込みは極力メールでおねがいします。
090-9148-2155
メール:
hamadendenden@mail.goo.ne.jp(浜本)

 

 




七月、中野区の保育園で園児の三分の一が体重減少。「極めて珍しい」という文言

2011-09-22 01:30:41 | 福島第一原発と放射能

 中野区にある公立の保育園の情報です。園全体で九十人規模の大きさだそうです。毎月体重測定をしているそうですが、七月の測定で、全体のおよそ三分の一にあたる29人の園児が、前の月より体重が減っていたということです。この園では、この事態を考慮して、「暑さ、感染症、夏風邪が原因かも」といいながら、成長期に背が伸びて、一時的に体重が減ることがあるが、全体として減ることがこれだけ目立つのは極めて珍しいといっているということです。この保育園は、給食で、牛乳もあるそうです。前に書いた子どもの体重減少というのは、チェルノブイリでもよくみられた現象です。小さい子供たちの、全体としての体重減少が本当におきているのなら、要注意だと僕は思います。御自身のお子さんだけでなく、まわりのお子さんも含めて、大量に体重減少がおきていないのか、確認をしてください。こういう幼稚園や保育園などで大きくこういう現象が他にもおきていないのか気にはなります。

 お話をして頂いた、おかあさんのお子さんは半年でちょっと減っているそうです。下のお子さんは、5月で14.2kg、6月から8月は14.0kg、9月になって14.4kgになったそうです。2才児です。

 別の報告です。「都内の三十代女性が311以降の妊娠。 夏、「妊娠初期」と言っていた彼女、翌月に『無脳症』と 診断され中絶堕胎した。」ということです。無脳症というのは、こんなにありふれておきるものなのか?という僕の疑問が強まります。何例も話がきてしまうと。

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp


 

 

 

 

 

 

  ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 

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明日9/23(金・祝)と9/24(土)に広島県の福山市と尾道市で講演会に伺います。 ご関心のある方はおいで下さい。24(土)の夕方には名古屋付近でトークミーティングもあります。

木下黄太講演会 IN 福山・尾道
「放射能ほんとうに大丈夫?」
 

『東日本大震災が西日本に与えた影響、未曾有の大震災と原子力発電所の事故から半年あまり。お米や牛肉の汚染や、震災廃棄物の広域処理など「心配ありません」と言われているけど本当に大丈夫なの?
震災以降独自の取材を続けておられる、木下さんをお迎えして、実際の現場から見えてきたものをおうかがいします。』
 
9月23日(金・祝)
午後5時30分~8時(開場5時)
広島県民センターふくやま文化交流室
住所:福山市東桜町1番21号(福山駅より徒歩5分、市役所北側)
TEL:084-921-9200
参加費:500円(資料代含む)
定員:120名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 福山、申し込みは極力メールでおねがいします。
080-5609-1651
メール:
hukuyama9@gmail.com(にった)

9月24日(土)
午前10時30分~午後0時30分 (開場10時15分)
尾道商業会議所記念館2F議場
住所:尾道市土堂1-8-8(JR尾道駅より商店街を徒歩5分)
TEL:0848-20-0400
参加費:500円(資料代含む)

 定員:75名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 尾道、申し込みは極力メールでおねがいします。
090-9148-2155
メール:
hamadendenden@mail.goo.ne.jp(浜本)

 

 

 名古屋近辺に9/24(土)とんぼ返りして、トークミーティングをおこないます。僕が到着する前に、放射能測定器の解説会もおこないます。
 
放射能防御プロジェクト中部 トークミーティング
 
 
9/24(土)の16:00スタート19:00終了
会場:愛知県あま市甚目寺観音法花院(甚目寺という、愛知では名刹の境内です)
 
参加費:五百円  当日直接おいで下さい。
 

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10/1(土)東京・立川市で講演会。 10/2(日) 千葉・印西市で講演会。

 

◎立川講演会 『被曝から子ども達を守る為に今、私達が出来る事』

日程・10月1日(土)
場所・東京都立川市 アミュー立川(立川市民会館)5階第一会議室
立川市錦町3ー3ー20  (無料駐車場が会館に隣接してあります)
最寄り駅・JR立川駅  南武線西国立駅

時間・受付13時半から 講演14時~16時

参加費500円

参加ご希望の方は、連絡先・田口
kabu@auone.jpまでご連絡下さい。

◎印西講演会 放射能から子供を守る!木下黄太講演会開催決定!!
10月2日(日)木下黄太氏を千葉・印西市に迎え、講演会を開催します。
放射能の問題について、次々と具体的な対応を打ち出す近隣の自治体を尻目に、
対応方針を明らかにしてこなかった印西市もようやく重い腰を上げ、8月29日に
「放射線等に対する対応についての基本方針」を公表しました。まずは一歩進んだことに感謝です。

印西の子供たちを放射能による健康被害から守ることができるのか。
子を持つ親は、そして地域は何をすべきなのか。
講師の体験談を聞きながら、いっしょに考えてみませんか。

【日時】平成23年10月2日(日)
開  場:14:00
開  始:14:30
終了予定:16:30
【場所】印西市文化ホール 多目的室
千葉県印西市大森2535番地
TEL0476(42)8811
【定員】90名
【会費】500円 
【アクセス】・JR成田線木下駅から徒歩15分
・北総線 千葉ニュータウン中央駅よりちばレインボーバス木下駅行き15分 市役所前下車すぐ
【駐車場】駐車のスペースが限られておりますので、お越しの際はできるだけ公共交通機関等をご利用ください。
【主催】放射能から子供を守る会@印西
    ブログ(
http://ameblo.jp/inzai-mama/
    申し込み・お問い合わせ先(
inzai.mama@gmail.com

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講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp