「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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ちょっと気になる話。「お子さんの体重が何ヶ月もそのままという事はありませんか?」

2011-09-20 01:08:32 | 福島第一原発と放射能

個別土壌調査 

神奈川県秦野市鶴巻北 公園の土

 採取日:9/13 18:00
 セシウム134:145.2Bq/kg
 セシウム137:178.4Bq/kg

 秦野市では、この場所でセシウム合算323.6Bq/kgの土壌汚染になりました。別の調査で、秦野市西大竹上屋敷(自宅内の畑)でセシウム合算290.2Bq/kgの汚染がはっきりしてきていて、比較的軽微と見られていた秦野もセシウムに汚染されていた事がはっきりわかります。チェルノブイリの時にフランスは平均合算30Bq/kg、西ドイツは平均合算90Bq/kgが参考になります。秦野でも汚染がある地域は、フランスの十倍、西ドイツの三倍程度の汚染と考えてください。

 また概数の数字データを聞いただけですが、仙台市内の汚染状態についても、芳しくない話が入ってきました。仙台駅周辺の土壌でセシウム合算800Bq/kg程度の汚染が見つかったという事です。もちろん、仙台市内で、これより少ないところもありますし、多いところもあるようです。これは、当時、降雪があったかなかったも影響しているとみられますが、数字的には、名取市や大崎市と大きく変わらず、仙台市も含んだ宮城県の全域が、首都圏と変わらず汚染されている事ははっきりしました。もちろん南部で福島県に隣接している地域の汚染はさらに高いです。このあたり、仙台の数値などは最近、風向きが仙台にとってよくないことも影響しているのかもしれません。

 熱海市が市内の土壌調査を行いました。幼稚園や小学校など十二箇所での土壌調査ですが、平均するとセシウム合算で540Bq/kgになるようです。最大は小山臨海公園の1018Bq/kgです。熱海や伊東の公的な土壌調査の数字は、伊豆エリアに、かなりシビアな話を突きつけます。http://www.city.atami.shizuoka.jp/www/contents/1310452852646/activesqr/common/other/4e731326003.pdf

 下記のメールをいただきました。一部省略等しています。

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 私は川崎市に住んでいます。3月20日から私は一週間、子供は4月上旬まで大阪におりました。6月下旬に渡仏しパリにおります。

 (私は川崎で)雨にうたれることがありました。(その後)4月中旬あたりから、まずひざの下を中心に発疹ができ、かゆくてたまらず夜も起きるほどでした。その後発疹は足の上まで、それから腕、おなかにも少しでき、3日間くらいは顔がパンパンにはれました。
 
 皮膚科にいったら一軒目でまず、中毒症のようだけど何か薬とか毒のようなものを摂取しましたかと聞かれ、心当たりがまったくなかったのでないと答えました。二軒目でも同じでした。その後まったく治らないばかりか顔のほうまで異常が出てきたので一軒目の病院に再度行くと、りんご病かなあといわれました。保育園でりんご病の子供がいたので、そうかもしれないと思いましたが、りんご病の期間は長くても一ヶ月くらいだそうですが、私は結局6週間くらいは発疹が治りませんでした。それに関節痛などのほかのりんご病の症状は出ませんでした。

 また、生理不順は5月6月とありました。7月以降フランスで治りました。

 それから私は数年前に不整脈の手術をしたことがありそれ以来不整脈はなかったのですが、7月から何度かあり、驚きました。今は落ち着いています。

 子供は4月と5月には熱を出すことがたびたびありました。4月にうけた予防注射のあとには高熱になりましたし、大阪に3月後半から3週間子供が滞在したときにも、微熱がずっとあったのを覚えています。それから初めて6月に飛び火にかかり、それもフランスに行った直後に治りました。6月になっても鼻水をずっと出していたのですが、フランスに行ってからは寒くてもまったく鼻水を出すことがなく、自分の子供がいつも鼻水を出しているのが普通だと思っていたので本当に驚いています。
 

  また、3、4、5、6と4ヶ月間まったく子供の体重が増えなかったこともおかしいと思います。フランスに来てからは約600グラムも増えました。この時期大体100~200グラムずつ増えるそうですが。成長期の子供の体重が増えないなんて、よっぽど保育園で給食を与えられていないのかと心配していたくらいです。

 飛び火のあとは二ヶ月以上たってもまだ消えません。ほかの傷跡も赤ちゃんなのに何ヶ月たっても消えないのでおかしいかもしれないなと思います。赤ちゃんは大人と違って代謝が活発なはずなのに。

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この中で、最も気になる話なのが、子どもの体重増加が、三月からの四ヶ月間まったく増えていなくて、渡仏後に600グラム増えているという現象です。チェルノブイリに詳しい専門家に聞くと「チェルノブイリでも乳幼児や子どもの体重が増えないという話はあった。それは、注意すべきポイント」という事でした。年齢月齢にもよりますが、お子さんの体重が、何ヶ月も増えないという現象がおきているかどうかは、念のため気にしてください。

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  三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

  ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 

 講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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9/23(金・祝)と9/24(土)に広島県の福山市と尾道市で講演会に伺います。

 

木下黄太講演会 IN 福山・尾道
「放射能ほんとうに大丈夫?」
東日本大震災が西日本に与えた影響、未曾有の大震災と原子力発電所の事故から半年あまり。お米や牛肉の汚染や、震災廃棄物の広域処理など「心配ありません」と言われているけど本当に大丈夫なの?
震災以降独自の取材を続けておられる、木下さんをお迎えして、実際の現場から見えてきたものをおうかがいします。
 
9月23日(金・祝)
午後5時30分~8時(開場5時)
広島県民センターふくやま文化交流室
住所:福山市東桜町1番21号(福山駅より徒歩5分、市役所北側)
TEL:084-921-9200
参加費:500円(資料代含む)
 

定員:120名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 福山、申し込みは極力メールでおねがいします。
080-5609-1651
メール:
hukuyama9@gmail.com(にった)


 

 

9月24日(土)
午前10時30分~午後0時30分 (開場10時15分)
尾道商業会議所記念館2F議場
住所:尾道市土堂1-8-8(JR尾道駅より商店街を徒歩5分)
TEL:0848-20-0400
参加費:500円(資料代含む)

 

定員:75名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 尾道、申し込みは極力メールでおねがいします。
090-9148-2155
メール:
hamadendenden@mail.goo.ne.jp(浜本)

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 ツイッターでも情報は流していますが、ブログとは性格の違うツールとして使っています。必要な方はフォローしてください。https://twitter.com/#!/KinositaKouta

 

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加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。

①企業名

②商品名

③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)

④主要な原材料

⑤原材料の産地

⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。

⑦放射能対応の有無、具体的な対応

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