「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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東京から神戸に避難し、からだのあざが二十個消えてなくなった、おかあさんからのお便り

2011-09-29 02:34:17 | 福島第一原発と放射能

 木下さん、こんばんは。ご無沙汰をしております。                                自由が丘での講演会に参加し、7月初旬に疎開の相談をさせて頂いた○○です。

その節は有り難うございました。
先月末に、母子で神戸へ引っ越しをしました。
木下さんのブログがなければ、そして木下さんとお電話でお話しできなければ、この選択は出来なかったと思います。
思えば、3月11日から東京に住んでいて、生きた心地がしなかったです・・。
木下さんが真実を提示してくださり、そして、背中を押してくださり、疎開をしてみて、全く知らない土地での母子生活があんなに心細いと思っていたのですが、
いざやってみたら!思ったよりもなんとかなりそうです(笑)
まわりのお母さん友達からは、「そんな不安で心細いこと、私には考えられない!」と言われますが・・、
きっとやってしまえば、なんとかなっていくものなのかもしれません。
色々とみなさま事情があると思いますので、簡単には言えませんが、避難を考えて踏みとどまっていらっしゃる方にも
案ずるより産むが易しかも!と申し上げたいです((笑))
木下さんの真実をはっきりと記事にし、避難を明確に呼び掛けてくださる方はなかなかおりません。
本当に助けられた思いです。感謝しております・・。

一つ、健康についてご報告したいことがあります。
5月から、手の関節の痛みがありました。 病院でリュウマチの検査結果は、陰性でしたが一向に良くなるどころか痛みは強くなっていました。
今はだいぶ良くなりました。

また、神戸に来る前、気づいたら脚にたくさんのアザができていました。
試しに数えてみたら、18個あり、それも今までできたことがないくらいの直径10センチを超えるくらいのものも。
神戸へ引っ越しをする2、3日前には腕にも2個でき、計20個となりました。
母や主人からも驚かれ、病院に検査にいくことを勧められました。
引っ越し後、1週間もたたないうちに、ふと気付くと、あんなに治ることがなく、それどことかどんどんと増えていたアザが
きれいさっぱりと消えていました・・。
やはりこれは・・・と考え、そしてぞっとしてしまいました。

うちの主人は東京に残っていますが、最近胸の痛みを感じるようです・・。

この世からこれを機に原発が廃止すればいい・・と心から思います。
海や空や・・地球をこんなににも汚染し、人の人生、健康をめちゃめちゃに壊してしまう・・。
子どもたちに大きな負の遺産も・・・。
人間が新しい選択をするしか、未来に繋がる道はないと思うのですが(涙)。

東京や、柏、流山に住んでいる友人や子どもたちが心配です。
妊婦友人にも食べ物のことなど情報を伝えていますが、反応は人それぞれです。
今は、無関心な方も何をきっかけに真実に耳を傾けるかわかりませんね・・。

木下さんの活動は、誹謗中傷や、妨害など・・・並大抵の精神力では出来ることではないと思います。
どうぞ心も身体も、大切になさってくださいね。
木下さんの存在(そして、ブログに集う方がの存在も)があるからこそ、私も危機感をキープしていられます。
これからも応援しています。

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このお便りを読むと、少し励まされました。しかも原因不明のあざが、東京から神戸の移住で消えてなくなる現象が本当におきていることは、ある意味びっくりします。いろんな意味で放射性物質の影響を懸念している僕の想定を超えて、いろんなことがおきていると思わせます。この方とは、電話でお話もしましたが、お気持ちの部分でも、いろんなよい変化が出ていることが、はっきり感じられました。なぜ、僕が避難を退避を呼びかけるのかを、認識してもらいたいために、これを伝えています。

個別調査 岩手県盛岡市の幼稚園の松葉 地面の上に落ちていたもの 
NAIシンチレーションで検査会社がおこないました。
  Cs-134 3114.7Bq/kg  Cs-137 3637.3Bq/kg セシウム合算6752Bq/kg
 雨が落ちやすい場所で、さらに松葉は吸着しやすい為、この数値は高く出ています。しかし、合算でこの数字はすごいです。

個別土壌調査 
盛岡市内の庭の土壌                                                    Cs-134 209.5Bq/kg  Cs-137 231.6Bq/kg   セシウム合算441.1Bq/kg
盛岡市内小学校の土壌   
Cs-134 114.8Bq/kg  Cs-137 169.7Bq/kg    セシウム合算284.5Bq/kg
以上の3検体とも同じ方の提供です。
「木下様がおっしゃられていた通り、1000は軽く突破していました。
ショックで体が震えています。頭が考える事を拒否する程ショックです。」とおっしゃっています。     
 松葉は土壌を測ろうとした場所が、一面松葉が敷き詰められていて、やむなくその松葉の検査にしたそうです。もちろん、高く出ますが、普通のここの土壌でも、軽く1000Bq/kgは超えると思います。しかも、この方は高性能のガイガーで計測していて、γ線とβ線のみの計測で、この三地点よりも、はるかに高いとみられる0.8μsvや1.0μsvの地点が、近隣にあるそうです。その場所も土壌調査すれば、盛岡市内の汚染はさらにはっきりしますが、ここまでみても大変汚染されているという事です。もしかすると、当初よりも汚染程度は強まっている可能性があると思います。引き続き、岩手県内の汚染状況を調べたいですから土壌調査は必要です。
 特に、岩手で一関は土壌の放射能被害がさらにひどいです。行政に頼らず、一関や岩手の方たちは、独自に土壌調査して下さい。必要なら相談に応じます。メールをしてください。
 また、一関の住民グループが子どもを守る署名を呼びかけています。

ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

 

 

 

 

10/2(日)千葉・印西講演会です。

10/15(土)の熊本、10/16(日)の福岡でも講演会をおこないます。お知らせ致します。

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★『木下黄太 講演会 IN 熊本』
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■日時:10月15日(土)
■会場:熊本県青年会館(ユースピア熊本) 202号室(120名)
 熊本市水前寺3-17-15 2F
■開場13:00 開始13:30~15:30
■申し込み:
kyushu.kumamoto@hotmail.co.jp                                       ※上記メールアドレスへ代表者名・参加人数をご連絡ください。
■参加費:600円(会場費・お子様無料)
■熊本県青年会館アクセス
http://www.ks-kaikan.com/access/access.html
※駐車場はござますが、当日は満車が予想されますので
公共機関または、近隣の駐車場のご利用をお願いいたします。
※JR水前寺駅隣に立体駐車場がございます→
http://parking-kyushu.jp/number/94178863


★『木下黄太 講演会 IN 福岡』
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■日時:10月16日(日)
■会場:春日クローバープラザ西棟1F クローバーホール(288名)
■開場:13:00 開始13:30~16:30
■申し込み:
http://kokucheese.com/event/index/18006/  

■参加費:500円(託児室あり一人 800円:保険込)

*混雑が予想されますので、ご来場の際は公共機関にてお越し下さいませ。
(会場はJR春日駅目の前。)
どうしてもお車にて来られる方は周辺駐車場をご使用下さい。
★クローバープラザ近隣駐車場のご案内→
http://www.cloverplaza.or.jp/parking1.pdf


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◎印西講演会 放射能から子供を守る!
10月2日(日)木下黄太氏を千葉・印西市に迎え、講演会を開催します。
放射能の問題について、次々と具体的な対応を打ち出す近隣の自治体を尻目に、
対応方針を明らかにしてこなかった印西市もようやく重い腰を上げ、8月29日に
「放射線等に対する対応についての基本方針」を公表しました。

まずは一歩進んだことに感謝です。

印西の子供たちを放射能による健康被害から守ることができるのか。
子を持つ親は、そして地域は何をすべきなのか。
講師の体験談を聞きながら、いっしょに考えてみませんか。

【日時】平成23年10月2日(日)
開  場:14:00
開  始:14:30
終了予定:16:30
【場所】印西市文化ホール 多目的室
千葉県印西市大森2535番地
TEL0476(42)8811
【定員】90名先着順
【会費】500円 
【アクセス】・JR成田線木下駅から徒歩15分
・北総線 千葉ニュータウン中央駅よりちばレインボーバス木下駅行き15分 市役所前下車すぐ
【駐車場】駐車のスペースが限られておりますので、お越しの際はできるだけ公共交通機関等をご利用ください。
【主催】放射能から子供を守る会@印西
    ブログ(
http://ameblo.jp/inzai-mama/
    お問い合わせ先(
inzai.mama@gmail.com

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