「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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【速報】 「現在、北海道の雨で、放射性物質が一定量、降下している可能性があります」

2011-09-06 15:17:41 | 福島第一原発と放射能

関係者と確認が取れました。北海道の旭川近辺で、LB200というベクレルモニターで雨水を測定をはじめたグループがいらっしゃいます。計測をはじめたばかりなので、まさにきょうの、現況報告です。

「昼過ぎから降り出した雨のたまり水を3回ほど確かめながら計測しました。結果は、190ベクレル、180ベクレル、リセットして再補正しても160ベクレルを計測。この結果をどう判断するかはもっともっと多くのデータを集めないとわかりません。わかりませんので、ありのままをご報告しておきます。」

ずっと、北海道にどのくらい放射性物質が降下しているのかわかりませんでした。きょうの時点、かなり雨が降っているときに、このような数値が出ているということです。放射性物質が一定量降下している可能性があります。かなり、大雨のようですが、このような状況もあることを多少、ご認識下さい。このところ、北に向けた風が多く、北海道へどのくらい放射性物質がむかっているのか、今まで、わかりませんでしたが、今回の報告が、その手がかりになる気がします。


放射性物質に無防備に接触した場合、安全は担保されない話。

2011-09-06 04:53:35 | 福島第一原発と放射能

個別土壌調査 

石巻市羽黒町、セシウム134が442.0Bq/㎏、 セシウム137が556.1Bq/㎏                                         あわせて998.1Bq/kg

石巻市蛇田、セシウム134が240.5Bq/㎏,セシウム137が307.9Bq/㎏
                            あわせて548.4Bq/kg                    

江戸川区鹿骨
セシウム134     1732Bq/kg,セシウム137   1923Bq/kg

          あわせて3655Bq/kg

 
 

福岡も、京都も、満員御礼状態でした。特に、京都は人がかなり多くて、定員を四十人オーバーし、立ち見となりご迷惑をおかけしました。講演会場で、気になったことは、ある検査会社で勤務をされていた方からは、放射能ではないが、過去に検査で数値が高く出ると、もう一度、検体を変えて低い数値が出されていた話です。実は、放射能関連でも、同じような話を聞いていたので、疑いはやはりぬぐえません。特に数値を低くして安心したいという傾向から、そのために、土を深く掘って安心する示唆があるということも、前にも知っていますから。検査の実態を問い詰める作業が必要と思います。
また、京都では、福島で作業をした男性が、体調不良となり、同行女性は腹膜炎となった報告もあり、会場は一時騒然としました。この危ないの実態は下記の通りです。
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<8月22日>
夜7時ごろ、福島駅より飯館村方面へ車で20分くらい走った、山間部へ行く。
30分くらいの滞在。地元の男性、私、私のアシスタントの女性、合計3人
小雨。傘をささず、マスクをせず、半そでで行動。
RADEX:RD1503 で、フルメーター(9.99μ㏜/h)を計測した草むらに立ち入る。
同行した地元男性が、検体 として、草をむしっていた。その目の前に私がいた。
草をむしっていた地元男性も、傘をささずに、マスクをせずにいた。
その後、地元男性に連れられ、福島駅前の居酒屋にて食事。
海藻サラダが出てきたが、悪いと思ったので、食する。
宿泊したホテルに戻り、下痢がはじまる。
水状の下痢。
その時から、現在までずっと下痢。
<8月27日,28日>
不思議な胸の痛みがある。内側から胸を押し当てているような感じであった。
さすがにおかしいと思い、病院に行く事を決意。
<8月29日>
内科の病院に行く。精神的な疲れか、風邪と診断される。
心配がぬぐえないので、血液検査を依頼した。
<8月30日>
胸の痛みは治まったが、腕が少しパシパシする感じが始まる。(かゆいと言うか表現しにくい感じ)
喉の両サイドも少し違和感を感じるようになってくる。

<現在>
相変わらず、下痢がおさまらない。9月4日より、お腹の張りを少し感じるようになった。
●同行した女性について
8月29日より腹痛・下痢が始まり夜に傷みが強くなっていき、8月30日に診断し、手術を行い入院する。腹膜炎・虫垂炎と診断され、何かの塊のようなものが摘出される。
今後摘出されたものが何か分かるという。
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放射性物質をとりこみやすい環境の中で、無防備にいると何が起こるのか、実はよくわかりません。はっきりしているのは、かなりの危険はあるということです。外部被曝ではなく、吸い込む事による内部被曝は、あるレベルを超えると間違いなく、すさまじい結果を招きます。この例は、そのよい証左と僕には思えます。
 

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

都内での講演会は二ヶ月ぶりとなります。時間をとってきちんとお話したいとおもいます。

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【9/10(土) 木下黄太講演&トークセッションin恵比寿】

今回は木下さんを囲み、くるま座になって、ラフな雰囲気で皆さんと一緒に話し合いを持ちたいと思っていますので、小さなお子様をお連れの方も是非ご参加下さい。(床は土足禁止、フローリングです。長時間座っている自信の無い方は、敷物をご持参ください。)足が悪い等、事情により椅子が必要な方は、用意しますので申し込み時にお申し付けください。

●日時:2011年09月10日(土曜)
●場所:【TIS STUDIO】
東京都渋谷区恵比寿西1-30-13 グリーンヒル代官山102
http://tisandyou.jp/studio/
●時間13:30~16:30(13:00より受付開始)
●参加費:500円
(小学生以下は無料)

【会場までの最寄り駅】
●JR 山手線恵比寿駅西口より徒歩7分
●東横線代官山駅より徒歩5分
●日比谷線恵比寿公園出口より徒歩5分

参加ご希望の方はメールにてお名前と参加人数をお知らせください。
人数の把握をしたいので、フェイスブックでの参加表明された方も、こちらにメールおねがいします。
※注意:問い合わせも会場ではなく、必ず下記メールアドレスへお願いいたします。

申し込み&問い合わせアドレス⇒qqqppip@gmail.com
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ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 

講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

最近はツイッターでも情報は流していますが、ブログとは性格の違うツールとして使っています。必要な方はフォローしてください。https://twitter.com/#!/KinositaKouta