セシウム134 8696Bq/kg セシウム137 10693Bq/kg
合算で19389Bq/kg
一碧湖は、伊豆では有名な観光地で、僕も何回も行きました。山のふもとにあり、山から下に流れてくる水も多く、あたり山の中で溜まりやすい地形の場所です。この湖畔は、観光スポットで別荘地ですが、そこの道路わきの土壌でこれだけの数字が出たのは驚きます。側溝とかではありません。水は流れてきていますが、特異な場所ではありません。伊東の汚染がひどいことは、わかっていましたが、ここまでの汚染スポットが生活環境や観光地のすぐ近くにあるということをきちんと認識してください。自分が知っている場所が、崩れていく感覚はかなり辛いものがあります。
ガレキの拡散に僕は反対します。基本的に放射性物質を拡散させる事は、いろんな形で致命傷になります。ただし判断が難しいのは、汚染が同程度のエリアのものを、別の汚染地に移すということは、判断が難しくなります。
福島のものは移動させることは無理です。福島県内で留め置くしかありません。方法はまるでない。
同じ程度に汚染されている宮城南部のものも方法はありません。同様です。
さて、岩手や宮城県の大半のガレキをどうするのかという問題があります。
これについて、原則はその地域で処理していくしかありません。
しかし、その処理能力を超えたものをどうするのかということです。
それを、汚染がそれほどされていないエリア、中部や西日本まで持ち込んでいくことは断固として阻止しなければなりません。
これを許してしまえば、日本は放射性物質で崩壊します。各自治体に、国に、「受け入れ拒否」の声を上げなければなりません。放射性物質の影響を軽視して、マスコミ各社が各地で受け入れろとあきらかな世論誘導を繰り返しています。彼らの愚かな情緒論に惑わされてはいけません。これを許せば、日本の国は崩壊します。愚かな官僚や政治家の、極めていい加減な判断と、いい加減なマスコミの扇動で、この国の国土の大半を終了させかねません。ここは、一番の戦いになります。中部や甲信越のエリアから西側は拒否すべきです。東北でも汚染程度の低い、秋田などのエリアも拒否しなければなりません。汚染は汚染の広がっているエリアの中で決着しなければなりません。
こうなると、残るは汚染のあるエリア、関東で、大半の宮城岩手のガレキ処理を引き受けなければならなくなるということです。特に東京です。今回の話はそういう流れです。とするなら、この話を中部甲信越や西日本などの汚染が少ないエリアに拡散させては絶対になりません。東京が受け入れるから全国でというのはふざけた話です。
はっきり言いますが、東京は放射性物質の汚染がひどいです。宮城の大半や岩手と同じレベルか、さらにひどい汚染です。ガレキがきても現実には、五十歩百歩です。
東京の行政当局がこうしたものを受け入れることは、必要悪として判断するのかもしれません。僕はその判断がのぞましいとはまるで思いません。しかし、現実論としてそうなっていく事は想定できます。
関東でも比較的汚染が軽微な場所は強く反対の声もあげるべきとは思います。反対すべきです。
しかし、高濃度汚染の場所の場合、岩手や宮城のガレキを拒否する論理はむずかしいものがあります。都民はその岐路にあります。つまり、放射性物質があり続ける、まわり続ける環境の中で、あなたはいつまでいるのかという事です。
僕が東京に居続けられないのではないかと思っているのは、そこに中心核があります。汚染の中で行き続ける選択はおかしいと僕は思います。このガレキ処理の話は、またあなたに判断を求める話なのです。
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。 三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
ブログのコメント欄で、他のブログやHPを紹介するものが多くなっていますが、リンク先に中身が問題のあるものや、商業利益に付随している場合が多く、困りはじめています。他の記述は反映しても構わないですが、そういうリンクがあると反映されにくいです。了解してください。
========================================== 木下黄太講演会 IN 群馬・玉村町
日時:10月23日(日)開場午後1時半 午後2時から4時すぎまで。
場所:玉村町文化センター 視聴覚室 (定員82名)
http://www.tamamura-bunka.or.jp/
参加費:500円
申し込み:(1)お名前、(2)連絡先メールアドレス、(3)参 加人数を書いていただき、(4)meglian2004@yahoo.co.jp へメールしてください。なお小さなお子様をお連れになる
予定の方は、その人数もお書きください。
なお会場は床なので敷物か座布団椅子などをご持参下さい。
参加費は中学生からは必要になります。
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