「他人を変えることはできない」という話をする人がいますが、ぼくからすれば笑止千万です。「他人を変えることはできない」のが絶対命題なら、僕はこのブログも書きませんし、他者にも関わりません。馬鹿馬鹿しい。この話は「他人を変えるしかない」話です。変えられない事の苦悩で闘っている人々がいるところに、「他人を変えることはできない」という話を無神経にする感覚が理解できません。
ここは、変える為に闘う人々の場です。変えられない人の意識は此処と大きく異なります。他者と相手に寄り添う事まではできても、今回は相手を変えないわけにはいかないのです。こんな事もわからずに、僕のブログの読者と自称する人を僕は軽蔑します。
今回の事柄について、僕は相当の覚悟をしています。ある程度変わらなければ、僕自身が追い込まれ、僕自身が崩壊するリスクもあることを十分に理解して、決意し、行動しています。相手がどうだろうと、僕の気持ちも考えも、本質的には変わりません。相手を変えられなければ、僕が崩壊するだけです。そんなことを怖れる感覚は僕にはまったくありません。ぎりぎりの戦いです。
くだらないことを忠告めいて言う輩は、二度と此処にくるなということです。こちらの覚悟をなめるなと。
ドイツの放射線防護協会の院内集会の内容が参加者からメールできました。この話は、横浜ストロンチウム、世田谷弦巻高濃度情報と首都圏の中心的な住宅地で、α線、β線核種の危険性がようやく姿を示してきた状況のときに注意すべきと思います。参加した方のメールを引用いたします。
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院内学習会に行ってきました。
異様な危機感に震えたのは、子どもの乳歯(当然、骨にも…)内に見られるα線粒子の画像とウクライナに於けるプルトニウム241の汚染状況(1986年)と崩壊後のアメリシウムの汚染状況(2006年)の図(キエフも汚染地域に含まれているように見えました!)でした。
乳歯はどの地域の子どものものか、と尋ねましたが、場所は分からないとのことでした。
α線粒子を取り込んだのは、経口摂取か、吸引か、と尋ねると、両方だろうという答でした。
吸引がありうるなら、α線粒子は、今の日本で言うなら、福島だけでなく100~200km圏にも飛散し体内に吸込まれているのでは、と尋ねると、公表されているデータがあまりに少な過ぎる、とのことでした。
発表されている推計(試算?)では、セシウムに比べるとプルトニウムは何桁も少ないようだが、と述べると、かなり少なく発表しているだろう、アメリシウムの調査もしないで避難民を帰すなどあってはならない、最も危険な物質(アメリシウム)が無視されている、(アメリシウムに比べれば)セシウムは害の少ない物質に過ぎない、ということでした。
学習会で取り上げられた画像・地図・グラフなどを示して説明すれば、多くの人々が原発事故・死の灰の(致命的な)危険性についてはっきり理解できると思います。だからこそIAEA・WHO・各国政府・メディアは、被害実態を明らかにする研究・調査を徹底的に黙殺・抹殺するのですね。人々を目覚めさせず、何も知らせず、弱らせ死なせたいのですね。
木下さんがブログでα線核種の(既に身近な)危険性について注意を喚起して下さるのは、本当に有り難いです。
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プルトニウム、アメリシウム、コバルト、ストロンチウム、危険な核種はそこかしこに落ちている、付着していると僕はおもいます。世田谷弦巻の状態は土壌のみならず、周りにも付着しています。壁だけでなく、樹皮も要注意です。これだけのホットスポットが、ミクロホットスポットとして、あちらこちらにある感覚を僕は抱きはじめています。そして、断片的な健康被害報告が、その存在を示す道しるべになる可能性をいつもいつも思っています。とにかく、皆さんの情報集約が大切なんです。
三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。
あす大阪講演会、横浜関内、群馬は全て満員です。
10/15(土)の熊本、10/16(日)の福岡でも講演会をおこないます。お知らせ致します。
★『木下黄太 講演会 IN 熊本』
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■日時:10月15日(土)
■会場:熊本県青年会館(ユースピア熊本) 202号室(120名)
熊本市水前寺3-17-15 2F
■開場13:00 開始13:30~15:30
■申し込み:kyushu.kumamoto@hotmail.co.jp ※上記メールアドレスへ代表者名・参加人数をご連絡ください。
■参加費:600円(会場費・お子様無料)
■熊本県青年会館アクセス
http://www.ks-kaikan.com/access/access.html
※駐車場はござますが、当日は満車が予想されますので
公共機関または、近隣の駐車場のご利用をお願いいたします。
※JR水前寺駅隣に立体駐車場がございます→http://parking-kyushu.jp/number/94178863
★『木下黄太 講演会 IN 福岡』
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■日時:10月16日(日)
■会場:春日クローバープラザ西棟1F クローバーホール(288名)
■開場:13:00 開始13:30~16:30
■申し込み:http://kokucheese.com/event/index/18006/
■参加費:500円(託児室あり一人 800円:保険込)
*混雑が予想されますので、ご来場の際は公共機関にてお越し下さいませ。
(会場はJR春日駅目の前。)
どうしてもお車にて来られる方は周辺駐車場をご使用下さい。
★クローバープラザ近隣駐車場のご案内→http://www.cloverplaza.or.jp/parking1.pdf
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放射能防御プロジェクト in 伊東
木下黄太講演会
10月21日(金)木下黄太氏を伊東に迎えます。
1999年,茨城県での東海村JCO臨海事故
(日本国内で初めて事故被曝による死亡者を出した)
を直接取材し、放射能の危険性を理解する人物。
福島第一原発の真実。
そして伊豆、伊東が現在、放射能にどの程度汚染されているのか。
測定結果をもとに講演していただきます。
みなさんはそもそも原発がどういうものか知っていますか。
テレビや新聞で報道されている内容を鵜呑みにして大丈夫なのでしょうか。
飲み物はどうなの?肉や魚はどう?野菜の産地は?子供が食べても安全?
伊東市役所が発表した三カ所の数値は安全な数値?私達は自費で土壌検査、
空間放射線量を調べた結果、伊豆にも放射能汚染がある事を知りました。
ぜひ福島第一原発事故の真実を知って、真剣に考えましょう。
福島第一原発事故後の体験談
放射能性物質が子供達へどのような危険を及ぼすのか
質疑応答
■日時:10月21日(金)
※開場13:30 14:00開始~17:00終了予定
参加ご希望の方は合わせてお申し込み下さい。
■定員:200名
■会費は基本無料ですが、メンバーが私費で運営しています、
ご理解が得られた方は是非500円程度の寄付金をお願いします。
■場所:生涯学習センターひぐらし会館3Fホール
伊東市桜木町1-1-17
参加申し込みは自由ですが、
メールでの申し込みも大歓迎です。
放射能からこどもを守る市民の会 save.izu@gmail.com(メールアドレス訂正しました)
子供を放射線から守る事が趣旨ですので
お子様やお孫さんを守る為に是非参加お願いします
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木下黄太講演会 IN 浜松
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木下黄太講演会 IN 京都
日時:2011年10月28日(金) 午後1時~午後3時半
場所:京都市下京区 ひとまち交流館・大会議室http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
定員:300名 (可能な方は事前に予約を。当日でもたぶん大丈夫ですが)
料金:500円
*小さなお子さま連れの方も、どなた様も是非お越し下さい。親子室もございます。
主催:京都ママパパの会 http://kodomo-kyoto.sakura.ne.jp/
申し込み先:: kodomokyoto@gmail.com