「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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来週月曜日午後、南足柄で講演会を急遽開催します。

2011-10-18 20:50:09 | 福島第一原発と放射能

神奈川県の南足柄市で講演会を急遽開催いたします。

地元の農業関係者などのご要望もありました。

来週月曜日です。

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[日時]10月24日(月)14:00~17:00

[場所]岩原公民館(神奈川県南足柄市岩原348-1)

[人数]100名

[参加費]500円

[託児あり]子供1人100円(託児係代・保険なし)

[持ち物]座布団(床に座って頂きます。各自、座布団などをお持ち下さい。多少、イス席はご用意します。)

[アクセス]最寄り駅:大雄山線~岩原駅から徒歩5分(改札出て左側を行き、信号を渡ってまた左側に行くとピンク色の建物が見えます。)
※駐車場が少ない為、電車などをご利用下さい。

[申し込み先]電話・FAX:0465-43-5257(電話受付は17時~21時のみ)
Eメール:apricot-baby.12240615@piano.email.ne.jp

※申し込み時に、代表者名・参加人数・託児の有無・連絡先をお知らせ下さい。


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〔事務連絡〕携帯電話メールで私にメールされる方へ

2011-10-18 17:57:05 | 福島第一原発と放射能

返信設定がなされていないため、返信してもリターンメールで返ってきます。

午前六時台に「初めまして○○です」という名前の方です。○○は実名です。

すいません、こちらも対応し切れません。メールの受信設定は自分で確認してメールしてください。

これ何回目の記事かわかりません。基本的な、あまりに基本的な話です。

頼みますから、そのくらいは自分の携帯なので調べてください。

 

また、僕のツイッターやブログのことで問い合わせは基本はメールで。

必要があれば、電話などで応対します。


チェルノブイリの子どもたちの作文集「わたしたちの涙でゆきだるまが溶けた」

2011-10-18 02:38:46 | 福島第一原発と放射能

「わたしたちの涙でゆきだるまが溶けた こどもたちのチェルノブイリ」 梓書院 チェルノブイリ支援運動九州編。チェルノブイリ事故後の子どもたちの作文集です。この作文集を愛読していた女性からぜひ紹介してほしいとメールが届きました。昔の出版物で版元にも残部は多く残っていないそうですが、ぜひ読んでほしい内容です。このメールをくれた女性が、自分のブログで、転載していくそうです。この作文集より二つ、話を紹介します。

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 私は昔これに関わるボランティアをして、奇形児の話があまりに衝撃的で今も心に残っています。
 チェルノブイリ支援運動九州さんから、在庫も少ないのできちんと出先をきちんと表記してくれれば
ブログに載せてかまわないと承諾を得ました。福島の子どもに早く逃げて欲しいので、資料として50人分転載していこうと思っています。 良かったらみてください。 
 福島や汚染のひどい場所の子どもは、何としてでも避難してほしいです。
福島は美しいところです。そして福島の子どもはとても可愛いです。
 だから、これからのことを考えるだけで、涙が出てきます。 
 私が一番気になったのは5キュリーの汚染で甲状腺の病気になっているところです。

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「心に秘めた願望」  エブゲーニ・ペトラシェービッチ(男) 

               中等部10年生 カリンコビッチ地区

 この森には何でもあった。草原は僕を引き寄せ、友達と長い時間を過ごした。
森はキノコの王国だった。
 しかし今は、すべて過去のものとなってしまった。
僕たちの村、ミノフビッチでの放射能の測定値は5キュリーに達した。
昔とはまったく違う村になってしまった。
 

チェルブイリは僕たちから、平穏、未来への希望、幸福への確信をすべて奪い取ってしまい、今はただ恐ろしい悪夢の時代になってしまった。
 僕は学生で、よく勉強している。僕や友達が熱望することは、将来、新聞、ラジオ、テレビが報道している禁止事項がすべてなくなってしまうことである。
 大祖国戦争のとき、ベラルーシ国民は多大ば犠牲を払った。
 4人に1人が死んだ。
 残忍なチェルノブイリは、何万人もの人々の命を奪い取去り、何万人の子どもを病院や診療所にたたきこんだ。
 テレビで親たちが最後の望みをかけて、骨髄移植のために息子や娘を国外につれていく費用を協力してほしいと訴える様子は見るに堪えなかった。
 血液のがん。これは治療の困難な現代の病気である。

罪深いチェルノブイリはとうとう僕にも甲状腺の病気をもたらしてしまった。今後どうなっていくのか、予測はできない。
 最近、僕はアリョーシャ・クリーガのチェルノブイリに関する本を読んだ。
彼はブラーギン地区病院の監査委員のメンバーとして従事した時のことを書いている。
 その本のあるページに記載してあった診療登録されたカルテのデータは、心の痛みなしには読むことができなかった。
 エレナ・D 1985年生まれ 線量 396レム
 アンドレイ・G 1985年生まれ 線量 788レム
女の子や男の子が百名以上も、甲状腺の被ばく線量の数字とともに並んでいる。
なんと恐ろしいことだ。
 戦争があったわけでない。爆弾が落とされたわけでない。
 地雷が落とされたわけでない。
だが、子どもたちが死んでいく。
これが戦争でなくてなんであろう。災難は音もなく、裏切りもののように忍び寄ってくる。
僕たちは何のために生きているのだろうか。
森の中に入るのは禁止。草原で遊ぶのは禁止。
魚釣りも禁止。しかし、生きることは許可する。人間の命はなにものにもまさり尊いと言いながら、農民の子どもが自分の血でのどを詰まらせている。
ナローブリャの男の子が授業中に気絶する。
ブラーギンでは先生が女の子の出血を止められないでいる。
なぜ、こういうことに目を向けるのであろうか。
この不幸なこどもたちを救うためには何ができるだろうか。
 
チェルノブイリの苦痛。この問題は永遠の課題になってしまった。
僕たちはみな、チェルノブイリによって刻印を押された無実の囚人である。このような生徒はベラルーシに50万人いる。
僕たちはストロンチウムに汚染されたリンゴを食べ、セシウム入りの牛乳を飲み、致死量の放射能に汚染された土の上を歩き、そこで遊んでいる。
 チェルノブイリの悲劇はわれわれの健康、魂、運命を損ない続けている。
 僕はこんなことが起こるのは嫌だ。僕たちはみんな将来によりよい希望を持って生き、遊び、楽しみたいのだ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 
暗い夜になる前に 」マリア・ゴルフビッチ(女13歳)

              ソコビッチ中等学校7年生 ソリゴルスク地区

 チェルノブイリが私の小さな村を荒らしたとき、私はたったの5歳だった。
不幸は私の家も避けはしなかった。
 兄のミーシャは、今もなお無慈悲に人々をなぎたおし続けている恐ろしい病気、ガンで死んだ。

 医者は放射能のせいだと言った。

 ミーシャは、20回目の春を迎える一週間前に死んだのだ

 今では、ガンがチェルノブイリ事故の影響であることを疑う人はいない。
 なぜ、私の兄に恐ろしい白羽の矢がたったのか。
 なぜ、今死んでいく何千人もの人々に白羽の矢がたったのか。

 兄は死ぬ前に、もう歩けなかった。
 兄は私にこう頼んだ。

 「僕のそばに座って、マーシェンカ、美男子になるように髪をすいてくれないか」と。私は黙ってうなずいた。

 兄は暗い、生気のない目でただ私を見つめるだけだった。

 そして、私は一人祈りつづけた。

 命の灯りを
 消さないで 瞳さん
 暗い夜になるまえに

 家族みんなつらかった。
 私と母はミーシャをがっかりさせないように、こっそり泣いた。
 こうやってチェルノブイリはわが家に侵入し、壁にかかる遺影として永久に住み着いてしまった。
 
 時は進む。人々は以前人生の出来事を思い出すとき「戦争前、戦争後」と
言っていたが、今では「チェルノブイリの前、チェルノブイリの後」と
言っている。それは悲しい歴史の区切り目となってしまったのである。


 チェルノブイリの悲劇は、私たち皆に慈悲、思いやり、良心を要求している。

 なぜなら、それがないところには不幸が住みついてしまうからである。
でも今わがやには不幸がいすわっている。それは出ていこうとはしない。

 何年たっても何世紀たっても
 この痛みは私たちから去らない
 それはあまりに大きく果てしなく
 どうしても鎮められない
 それは負の遺産として
 何世紀も 私たちの子々孫々に残るだろう
 そして彼らの心に居すわって
 永遠に平静を奪うだろう
 地球上の一人ひとりが
 このおそろしい年
 おそろしい日を覚えていますように
 
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 「わたしたちの涙で雪だるまが溶けた」
 梓書院 チェルノブイリ支援運動九州より


  本の注文先 写真や詳しい資料もあるので本が、おすすめです。
         http://www.cher9.to/hon_03.html


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今週土曜日午前の横浜関内ホール、日曜日の群馬は満員になっています。横浜は予約メールの提示をお願いします。医療関係者や専門家で希望の方や、取材の依頼は、直接私にメールください。

24日(月)に、南足柄か小田原近辺で講演会をおこないます。会場確定次第、お伝えします。

さらに29日(土)午後に沖縄・那覇でも開催予定です。まもなくこれもオープンにいたします。

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放射能防御プロジェクト in 伊東
木下黄太講演会
10月21日(金)木下黄太氏を伊東に迎えます。
1999年,茨城県での東海村JCO臨海事故
(日本国内で初めて事故被曝による死亡者を出した)
を直接取材し、放射能の危険性を理解する人物。
福島第一原発の真実。
そして伊豆、伊東が現在、放射能にどの程度汚染されているのか。
測定結果をもとに講演していただきます。
私達は自費で土壌検査、
空間放射線量を調べた結果、伊豆にも放射能汚染がある事を知りました。
ぜひ福島第一原発事故の真実を知って、真剣に考えましょう。
福島第一原発事故後の体験談
放射能性物質が子供達へどのような危険を及ぼすのか
質疑応答
■日時:10月21日(金)
開場13:15  13:30開始~17:00終了予定(開場、開始時刻変更注意) 
参加ご希望の方は合わせてお申し込み下さい。
■定員:200名
■会費は基本無料ですが、メンバーが私費で運営しています、
ご理解が得られた方は是非500円程度の寄付金をお願いします。
■場所:生涯学習センターひぐらし会館3Fホール
伊東市桜木町1-1-17
参加申し込みは自由ですが、
メールでの申し込みも大歓迎です。
放射能からこどもを守る市民の会  
save.izu@gmail.com(メールアドレス訂正しました)
子供を放射線から守る事が趣旨ですので
お子様やお孫さんを守る為に是非参加お願いします

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木下黄太講演会 IN  浜松

定員オーバーで会議室が変更です。

■日時:10/25(火) 開場:18:00~、開始:18:30~20:30
■会場:アクトシティ コングレスセンター53~54会議室 (最大198名)

■参加費:600円 (会場費・小学生まで無料)  ■アクトシティアクセス:http://www.actcity.jp/about/access.php

■主催:子どもの給食を守る会 浜松
http://blog.livedoor.jp/kodomohamamatsu/
■申し込み先:kodomohamamatsu@gmail.com

 上記メールアドレスへ、お名前・連絡先メールアドレス・参加人数をご連絡ください。
尚、小さなお子様をお連れになる予定の方は、その人数もお書きください。
会場設営のため、出来るだけ前もってのご予約をお願いします。
 
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木下黄太講演会 IN  京都

 日時:2011年10月28日(金) 午後1時~午後3時半
 場所:京都市下京区 ひとまち交流館・大会議室
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 定員:300名 (可能な方は事前に予約を。当日でもたぶん大丈夫ですが)
 料金:500円

 *小さなお子さま連れの方も、どなた様も是非お越し下さい。親子室もございます。

 主催:京都ママパパの会 
http://kodomo-kyoto.sakura.ne.jp/
 申し込み先:: kodomokyoto@gmail.com