「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「チェルノブイリハート」の子どもたちとよく似た奇形のある赤ちゃんのこと。

2011-11-01 13:15:54 | 福島第一原発と放射能
  かなり詳細の情報を得ていますが、いろんな観点から細かく書けません。書ける範囲内で書きます。
  
 埼玉県内在住(ホットスポットと言われていない地域)の女性が、最近出産したお子さんに奇形が出ている、あるケースがあります。僕がその奇形の形状を細かく確認したところ、先日拝見した、ドキュメンタリー映画「チェルノブイリハート」に出てくる子どもの奇形の形状に似ていると感じました。ある医療関係者などは、彼らの知見の中で、前例がない奇形の可能性であることも示唆しています。
 また、神奈川の赤ちゃんで、背中の肉腫を僕は直接見ました。大きさは拳骨くらいなのですが、良性の肉腫だそうです。この肉腫と、色合いや形状がよく似ていて、大きさはさらに三倍くらいある肉腫のある子どもが、「チェルノブイリハート」にも登場していました。
 
 沖縄での「チェルノブイリハート」の上映トークセッションや僕の講演会は、地元の沖縄タイムスや琉球新報が、きちんと報じました。主催会社「緑のシーサー」や主催団体「子どもを放射能から守る会おきなわ」が記事のデータをブログにあげています。
 
■「汚染食品 流通の恐れ」 那覇市内で講演会
 
■「内部被ばく 人ごとじゃない」 那覇で講演会
http://gsisa.ti-da.net/e3775833.html
 
 

 

 きのう、ある伝言を受けて、フライト前に、久高島にいきました。国建ての神アマミキヨがこの地に降りて来たという伝説がある「神の島」とされるパワースポット。海の美しい島でした。もちろん、島の中の全域の線量は本当に低くて、シンチレーションで計測しても、ガイガーで計測しても、本当に低い数字ばかりでした(沖縄本島も大半は同様ですが)。しかし、その島の普通の数値よりも、およそ二倍程度、シンチレーションでもガイガーでも計測できる場所がありました。それは、島の中に二箇所ある拝殿で、外間殿(フカマ)は、久高殿(ウドゥンミャー)という島の二大祭祀場です。同行して計測していた「緑のシーサー」の人たちとも、どうしてこのような現象がおきるのか不思議だと話ました。

 実は先日、親戚の寺もある、高野山に所用があって、上ったのですが、ここの奥の院に至る参道でも、それ以外の山上エリアよりも、二種類のガイガーがあきらかに二倍近い数値が出続けました。これも参道の入り口である一の橋から、奥の院までかなりな長い時間、ずっと示しました。山上のほかの場所は関西の一般的な数値でしたので、非常に不思議に思いました(原発由来の放射性物質の影響なら他の場所も上がるはずですから)。

 仮説なのですが、元々、パワースポットされる神聖な場所と自然放射線には何らかの因果関係があるのかもしれません。文字通り、エネルギー的な意味でも、パワースポットなのかもしれません。 

 さて、知事選、市長選という政治ファクターに大きく依存している大阪は、放射能ガレキ処理は微妙に状態にあります。大阪の首長たちの政治的なスタンスは、僕には今関心がありませんが、彼ら一人ひとりが放射能ガレキに関して、どのような認識をもち、どのように対応するのかは大切な問題です。この問題をないがしろにすることは、大阪の首長としてふさわしくないという認識を、全員の候補者が正確に持つべきだと僕は思います。大阪がどうするのかは、近畿のみならず、日本がどうするのかに、そろそろ繋がりかねないからです。西の比重は、日本全体であきらかに上がっています。

そこで、大阪府のがれき受け入れ反対のネット署名です。

この署名は、この「放射能防御プロジェクト近畿」が協賛しています。
街頭などで現段階で2000筆以上集めています。ぜひ、ご協力お願いします。
 
 
「10月10日ごろに高槻駅前で署名をスタート。
署名は、10月21日に大阪府に要望書を申し入れしたときに、一緒に提出しました。その時点で1974筆。
この間の木下さんの京都の講演会で、約300筆集まりましたし、
今、2500筆くらいかと思います。」
なお、この署名の趣旨は、クリアランスレベルを超える超えないでは、ありません。放射性物質に汚染されたガレキを極力クリアな地域に移送させないということです。クリアランスレベル以下にごまかして持ち込ませようとする動きを検討会でしている情報もあります。論外です。大阪に放射能ガレキを絶対持ち込ませてはなりません。
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「東日本大震災の災害廃棄物について、環境省は全国の自治体に処理を打診し、高槻市を始め北摂の各市は、受け入れ可能と回答しました。しかし、その際に国からは「放射能におせんされたおそれのある廃棄物」であるとの説明はされませんでした。一方、大阪府は、放射能を含む震災廃棄物の受け入れに向けた検討を進めています。

福島県外でも大気や土壌から高濃度の放射性物質が検出されている地域があります。また、東京との汚泥焼却施設の周辺では、空気中にセシウムを含むダストが舞い上がる「二次汚染」の可能性が報告されました。環境省は、放射性セシウム8000ベクレル/Kg以下の廃棄物の焼却とその焼却灰の埋立処分、その灰の放射能が10万ベクレル/Kg以下の場合は一時保管または固化して埋め立てるなどの方針を示しましたが、10万ベクレル/Kgという数値は、従来の放射性廃棄物の基準値(放射性セシウム合計100ベクレル/Kg)の1000倍にあたり、原発事故前であれば放射性廃棄物として厳重に管理・処分されていたレベルのものです。

またこれらの放射能を含む廃棄物を処理することは、厳重な管理が法令で定められる「放射能業務」にあたる可能性があり、とても市町村ができる事ではありません。しかも焼却業務などをする労働者には、年間1mSvを超える被曝をうけることが想定されています。

放射性物質は、いったん拡散すると回収・除染が非常に困難なので、拡散させないことが重要です。住民とくに子どもたちや、焼却業務に携わる方々の健康を守るため、そして、避難中の被災者の方々が安心して暮らせるように、以下の2点を要請いたします。


1.大阪府内に従来基準(放射性セシウム100ベクレル/Kg)以上の災害廃棄物を持ち込んだり、大阪府内で焼却・埋め立てをしないでください。

2.放射能の有無に限らず、災害廃棄物の受け入れを検討する際には、府民に周知するとともに、府および各市町村で住民説明会を開催してください。」

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<木下黄太 連続講演会in北海道>

【釧路】
と き:11月7日(月) 18:00開場 18:30開始
ところ:釧路市交流プラザさいわい(釧路市幸町9丁目1番地)
チケット代:1000円
主催:木下黄太講演会実行委員会
後援:脱原発ネット釧路、被災者支援ネットワーク釧路
問合せ:被災者支援ネットワーク釧路(TEL:0154-43-0697)

【帯広】
と き:11月8日(火) 18:30
ところ:帯広サラダ館(帯広市西22条南6丁目6-2)
チケット代:1000円
主催:十勝ネット市民の会
申し込み:100名先着 FAX, ハガキ, メールにて申し込み下さい
ハガキ宛先 : 帯広市東10条南13丁目1 ふるさと十勝内事務局
FAX : 0155-27-5337
メール :
tokachinet@gmail.com

【札幌】
と き:11月9日(水) 18:00開場 18:30開始
ところ:かでる2・7 820研修室(札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル )
チケット代:1000円
主催:木下黄太講演会in札幌実行委員会
後援:新篠津村クリーン農産物生産協議会

予約申し込みは下記のメールアドレスにお願いします。
問合せ:TEL:090-6210-5482 E-MAIL:
sasaki.shin@lilac.plala.or.jp(佐々木)

【旭川】
と き:11月10日(木)18:30開場 19:00開始
ところ:旭川市勤労者福祉会館(6条通4丁目)2F 大会議室
チケット代:一般1000円 大学生500円 高校生以下無料
主催:発信局ほたる
チケット取り扱い:珈屋Lamp(末広東1条1丁目7-6)
           こども富貴堂(7条8丁目)
           きっちんらいる(鷹栖町16線8)
問合せ:発信局ほたる E-Mail:
fanciful555@yahoo.co.jp(伊藤)
後援:旭川市教育委員会、自然耕房ホタルファーム、珈屋Lamp、風流里㈱

 
 
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中野で急遽開催いたします。
 
「木下黄太さんの都内講演会を開催します。午後7時からの講演です。お仕事帰りの方、
年齢職業問わずご参加頂けます。もちろんお子様連れも大歓迎です。」
 
木下黄太講演会IN 中野
 
11月11日(金)午後7時開演、午後10時終了予定(撤収時間です)
※(開場は午後6時15分からになります)
【場所】中野ZERO 小ホール(中野駅徒歩7分)
〒164-0001 中野区中野2丁目9番7号
http://www.nices.jp/access/zero.html
【定員】500名
(申し込み先着順)
【会費】1席あたり500円。(席の要らない小さなお子様は無料です。託児はありません。)
【主催】とうきょう子供と母の会
【申し込み先】下記連絡先へ、席の必要な方全員のお名前と電話番号、合計人数、連絡用アドレスをご明記の上、申し込み下さい。
tokyo-kodomo-haha@hotmail.co.jp
運営はボランティアの一般人がしております。突然のキャンセルは講演の開催可否に影響します。キャンセルは必ず前々日までにご連絡下さい。
 
 
 
 
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11/19(土)木下黄太講演会 in 広島 YMCAホール

■□■子供達を内部被爆から守ろう!■□■□■

メディアでは本当のことを伝えない。だから地方も知らない。
子供達の命を守るために自分達で行動するしかない!


【中国新聞報道】広島県在住の授乳中のママさんから放射能性物質が検出され記事がでました。これは広島県だけの問題ではありません。全国に広がる汚染食品によって乳児から大人までの内部被爆が拡大中。今回の結果は早く行動を起こしただけの話しにしかすぎません。


政府の基準値を信じますか?
学校給食は大丈夫ですか? 
東京電力が起こした事故は、この広島でも被害が出ています。
これ以上広島に被爆者を増やさないよう皆で協力し学んでいきましょう。


会場:広島YMCAホール
定員:285名
日時:11月19日(土)午後13時00分~15時00分(開場12時半)
住所:広島市中区八丁堀7-11  地図:
http://bit.ly/q8YD2X
※駐車場はござますが、当日は満車が予想されますので 公共機関または、近隣の駐車場のご利用を。

乳幼児連れの方は、ホール後ろ側にお座り下さい。
お子様がグズリはじめましたら、地下1・2の通路にて遊ばせてください。

録画は厳禁です。録音も原則禁止。

会場費・資料代:600円(お席確保の方お子様300円)

定員に達しても当日キャンセルや立ち見も可能です。その場合は、メール又はお電話にてご連絡をお願いいたします。


お申込はこちらから
http://kokucheese.com/event/index/19479/


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木下黄太講演会 in 岡山
 
11/20(日)午後に岡山県立図書館で開催。
 
会 場:岡山県立図書館 デジタル情報シアター
     岡山市北区丸の内2-6-30
         086-224-1286(代表)
時 間:13:40~16:40(開場13:10)
参加費:500円
定 員:80名(要予約)
主 催:ALL AS ONE(オールアズワン)
申込み先:090-8240-1923(田村)
      090-5618-8895(林)
 
 
 
 
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木下黄太講演会 in 徳島

福島原発事故と全国放射能汚染!その時何が起こったか!?
第一線で活躍中の木下黄太さんが見た放射能汚染の真実を聞く。

【講演内容】
・福島第一原発事故後の取材を通じた体験談
・放射能による健康被害の実態
・四国にすむ私たちはどう放射能と向き合うか
・瓦礫焼却問題 ・土壌汚染問題
・質疑応答

【日時】11月23日(水・祝)
    開  場:13:30
    開  始:14:00
    終了予定:16:00

【参加料】一般 600円(小学生以下100円)

【定員】 70名~(最大120名まで)

【場所】 
とくぎん トモニ プラザ(徳島県青少年センター)
     徳島市徳島町城内2番地1 TEL:088-625-3852 地図

【申込】 10/24日~11/4迄、コープ自然派で受付(TEL.0120-408-300)
    (応募者多数の場合は抽選して全員の方にご連絡致します。)

     11/5より、先着にて受付。定員に達した時点で終了します。
     申込み → info@panda.eek.jp
    (上記メールアドレスへ代表者名・参加人数をご連絡ください。)

【主催】 自然派クラブ「室内空気を考える会」問い合わせ→info@panda.eek.jp
※当日は、駐車のスペースが限られておりますので、お越しの際はできるだけ公共交通機関等をご利用ください。
※保育の予定はありません。お子様と一緒のご参加は歓迎いたしますが、目を離されないよう十分ご注意をお願いいたします。
トラブルについては一切の責任を負いかねます。