「みんなのカルテ」という試みが始まっています。https://sites.google.com/site/sos311home/これは、今回の放射能被害をうけて、この状況をつきとめていくひとつの試みとしてスタートしています。ここで、過去に投稿されている内容を確認することで、自分に起きている現象がどういうことなのか考えていくきっかけになると僕は思います。もちろん、症例を書き込んでいく作業が出来る方は、投稿していくことでいろんな情報が共有化されています。これは、インターネットの強みともいえる話と僕は理解します。きちんとしたスタイルで運営されているようなので、こういう形での情報集積はまず必要と思います。ぼくのところにも、同様の情報が多いのですが、こうした比較検討できる情報源があるといろんな形で、みなさんの考えがしやすくなると思います。
ただ、この場合、注意しなければいけないのは、妨害工作やいたずらなどが頻繁におきるようです。そうした行為はIDを記録して対応するレベルの話です。これは、犯罪になりますから、警告はしておきます。
ぼくらの方で意図している医師のネットワークは、多分11/12のシンポジウムにこられる方が多いため、そこからスタートする形になると思います。当然ながら専門家の中でどういうスタイルで何を進めていくべきなのか、いろんな考え方があると思いますので、その協議を経て、状況ふまえながら進んでいきます。
釧路は講演会は100人を超える方がつめかけ満員でした。また、金曜の中野の講演会は予約は基本は満員になりました。キャンセル待ちの可能性はありますので、どうしてもと言う方は、主催者に問い合わせをしてください。また、キャンセルは適当な理由でするのはおやめください。皆さん、主催者は一般の方で、「赤字になるかも」というリスクを覚悟して活動しているのです。キャンセルはきちんと前日までに連絡をしてください。最低限のルールも守れないと、放射能被害から身を守ることなど、僕は無理と思います。
さて、北海道にきてみて一番感じたことは、思っているより空間線量が安定していないと言うことです。釧路空港→阿寒湖→屈斜路湖→摩周湖→釧路市内とほとんど日中計測だけのために運転をしていました。sokes-01Mという比較的ばらつきの多い数字が出る機種のため、ある程度は致し方ないのですが、0.05から0.22くらいまでの変動は激しいです。コアには、0.09から0.17の範囲内です。車の中での計測の数字なので、高めです。市内で建物内でもあまり数字が変わらず、沖縄や九州の数字と比較すると高いです。
釧路で少し驚いたことです。講演会の終了後、市内の本当に安い食べ物屋で長時間、そこのおばさんや常連と話しました。その店は釧路の夜の店の経営者が、夜中に食べにくる居酒屋なのですが、二、三日に一度は、放射能の話が出るそうで、ものすごくその中身を気にしているということです。三陸の魚が使えないという認識の中でどういうふうに店の食材をまわすのかという工夫の話をしていたり、まだ福島第一が終わらない以上、風向きによってはここも危険ではないかという話が、日本の北の果ての飲み屋街の中でも普通にされている状況でした。さらに政府やテレビが本当のことを言っていないという実感も強く感じているようで「戸の夏すぎからこれはおかしいと言い始めている」と言われました。この店のおばさんは、数日前に東京にいる同窓の人とはなしたらしく、その人からも「東京はいられない状態」と聞かされたとも話していました。こういうごく普通の場所、というか失礼ながらこんな類の話を普段するはずのない場所で、そういう話が出てくることに少し驚いていると僕が伝えると、「でもね、体にかかわることだからみんな関心がある。しかも、怖いよ」とおばさんから言われました。
いづれにしても、放射能についての危険の認識が広がっていくことは大切と思います。この意識を共有することで、新しい判断が出てくることもありえます。僕もがんばります。
きょうは、帯広に伺います。
<木下黄太 連続講演会in北海道>
【帯広】
と き:11月8日(火) 18:30
ところ:帯広サラダ館(帯広市西22条南6丁目6-2)
チケット代:1000円
主催:十勝ネット市民の会
申し込み:100名先着 FAX, ハガキ, メールにて申し込み下さい
ハガキ宛先 : 帯広市東10条南13丁目1 ふるさと十勝内事務局
FAX : 0155-27-5337
メール : tokachinet@gmail.com
【札幌】
と き:11月9日(水) 18:00開場 18:30開始
ところ:かでる2・7 820研修室(札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル )
チケット代:1000円
主催:木下黄太講演会in札幌実行委員会
後援:新篠津村クリーン農産物生産協議会
予約申し込みは下記のメールアドレスにお願いします。
問合せ:TEL:090-6210-5482 E-MAIL:sasaki.shin@lilac.plala.or.jp(佐々木)
【旭川】
と き:11月10日(木)18:30開場 19:00開始
ところ:旭川市勤労者福祉会館(6条通4丁目)2F 大会議室
チケット代:一般1000円 大学生500円 高校生以下無料
主催:発信局ほたる
チケット取り扱い:珈屋Lamp(末広東1条1丁目7-6)
こども富貴堂(7条8丁目)
きっちんらいる(鷹栖町16線8)
問合せ:発信局ほたる E-Mail:fanciful555@yahoo.co.jp(伊藤)
後援:旭川市教育委員会、自然耕房ホタルファーム、珈屋Lamp、風流里㈱
■□■子供達を内部被爆から守ろう!■□■□■
メディアでは本当のことを伝えない。だから地方も知らない。
子供達の命を守るために自分達で行動するしかない!
政府の基準値を信じますか?
学校給食は大丈夫ですか?
【中国新聞報道】広島県在住の授乳中のママさんから放射能性物質が検出され記事がでました。これは広島県だけの問題ではありません。全国に広がる汚染食品によって乳児から大人までの内部被爆が拡大中。今回の結果は早く行動を起こしただけの話しにしかすぎません。
会場:広島YMCAホール
定員:285名
日時:11月19日(土)午後13時00分~15時00分(開場12時半)
住所:広島市中区八丁堀7-11 地図:http://bit.ly/q8YD2X
※駐車場はござますが、当日は満車が予想されますので 公共機関または、近隣の駐車場のご利用を。
乳幼児連れの方は、ホール後ろ側にお座り下さい。
録画は厳禁です。録音も原則禁止。
会場費・資料代:600円(お席確保の方お子様300円)
定員に達しても当日キャンセルや立ち見も可能です。その場合は、メール又はお電話にてご連絡をお願いいたします。
お申込はこちらから
もしくはメールもあります。参加者全員の名前、人数、連絡先電話番号、席確保のお子様がいる場合はその点もお子様の人数も明記して、連絡アドレスも明記して下記のメールに連絡を。
cyugoku.info@gmail.com
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木下黄太講演会 in 岡山
福島原発事故と全国放射能汚染!その時何が起こったか!?
第一線で活躍中の木下黄太さんが見た放射能汚染の真実を聞く。
【講演内容】
・福島第一原発事故後の取材を通じた体験談
・放射能による健康被害の実態
・四国にすむ私たちはどう放射能と向き合うか
・瓦礫焼却問題 ・土壌汚染問題
・質疑応答
【日時】11月23日(水・祝)
開 場:13:30
開 始:14:00
終了予定:16:00
【参加料】一般 600円(小学生以下100円)
【定員】 70名~(最大120名まで)
【場所】 とくぎん トモニ プラザ(徳島県青少年センター)
徳島市徳島町城内2番地1 TEL:088-625-3852 地図
【申込】 11/5より、先着にて受付。定員に達した時点で終了します。
申込み → info@panda.eek.jp
(上記メールアドレスへ代表者名・参加人数をご連絡ください。)
【主催】 自然派クラブ「室内空気を考える会」問い合わせ→info@panda.eek.jp
※保育の予定はありません。