南相馬の乳幼児の七パーセントからセシウムが検出と言っていますが、この検出限界が、またしても20Bq/Lのようです。ゲルマニウム半導体での検査ではないです。NAIシンチレーションでの検査数値でしょうが、こういう機械でもをさらに精密にやると、もっと下限は落とせます。そういうこともやっていない。本当に正確かどうかもわからない。いろいろ不審なポイントが多い検査ですが、こういう検査の状況から考えても、恐らく、南相馬で、残る九十三パーセントの乳幼児の多くでも、1Bq/L以上の検出はありうると思っています。かなりの数の乳幼児が体内をセシウムに侵されている事はほぼ間違いないでしょう。由々しき事態です。検出された中で、一番多かった、187Bq/Lのお子さんの体内の最大推定は28000ベクレルを超える可能性もあります。尋常な数値ではありません。
セシウムが尿から検出された七パーセント内、検出の最低数値である20Bq/Lのお子さんも、体内最大推定は3000ベクレルになります。尿のBq/Lの体内最大推定は150倍といわれていますから、ぼくの感覚では1Bq/L以上の検出から注意が必要です。というのも、尿検査ではないですが、同様に体内の放射性物質を検出する方法である、WBCをベルリンで受けて、限界値は20Bq位といわれます。最大推定は十倍の200Bqとも考えられます。例えば、WBCで25Bq検出の大人で、特に問題は少ないのですが、しかし、注意すべき事項も言われるようです。この場合の体内最大推定はおよそ十倍の250Bqともされます。それを考えると、体内最大推定で150Bqとなる尿検査結果1Bq/Lから、子どもは被曝影響を考慮すべきと思います。
今回の検査が適切ならば、南相馬の乳幼児の93パーセントが、20Bq/L未満なのはわかりました。しかし1Bq/L未満がどのくらいかは不明。ゲルマニウム半導体で計測すれば分かるのに。まあ、しかし、恐らく大半の乳幼児は1Bq/L以上20Bq/L未満でしょう。この数値でも、当然健康被害はおこりうると想定すべきことです。外部被曝と混同させて、シーベルト換算する手口を使うのは、いい加減にしろと思います。ベラルーシのパンダジェフスキー報告などを読めばおきうることはよく分かります。いずれにしても、大掛かりに尿検査をしていくことで、福島の子どもたちに危機がはっきりあることが、よく分かったと言えると僕は思います。どうしようもないくらい、絶望的な話です。これを大丈夫という政府、専門家、行政は、本当におかしい。この数値の出ている子どもたちを被曝地にとどめておくことは本質的におかしいと強く述べておきます。
浜松で細野環境大臣がガレキ処理をすすめる講演したようです。真に受けて静岡県内の自治体、浜松などがガレキ処理をうけとめれば、本当に終わります。浜松はセシウム合算平均25Bq/kg、チェルノブイリの際のフランス並み。ぎりぎり踏みとどまれる汚染レベルです。注意すれば、食に気をつければなんとかなるかもしれません。それなのに、ここで、ガレキを処理すれば、本当に浜松も終わります。抗議の声をあげてください。細野大臣は静岡県選出。地元から、まず抗議の声をあげてください。
低線量被曝についても、20ミリシーベルトで細野が線を引く発想がおかしいんです。線量の意味はほとんどない。放射性物質は粒子。吸引すると危険。食すると飲むと接触するととにかく危険。なんでこんな単純なことが理解できないのか?一定以上、放射性物質が存在すれば、アウトなんです。いつまでも理解しない政治家はただの馬鹿です。さらに、 ガレキの処理を肯定する発言も繰り返している。だまされてはいけません。非汚染地が被曝地のガレキを処理すると、間違いなく被曝します。もし、この影響で、健康被害が後に出たら、細野本人を追い込むべき話。こんな発言を許してはなりません。
三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。
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<木下黄太 連続講演会in北海道>
いよいよ明日から北海道に伺います。僕の心の中では、去年の夏、一週間の北海道旅行中に、仕事の同僚一人の自殺、二人の事故死が、相次いで、聞こえてきたことが、このいろんな流れのスタートと感じています。その場所にまた立つということの意味をかみ締めておきたいと思っています。
【釧路】
と き:11月7日(月) 18:00開場 18:30開始
ところ:釧路市交流プラザさいわい(釧路市幸町9丁目1番地)
チケット代:1000円
主催:木下黄太講演会実行委員会
後援:脱原発ネット釧路、被災者支援ネットワーク釧路
問合せ:被災者支援ネットワーク釧路(TEL:0154-43-0697)
【帯広】
と き:11月8日(火) 18:30
ところ:帯広サラダ館(帯広市西22条南6丁目6-2)
チケット代:1000円
主催:十勝ネット市民の会
申し込み:100名先着 FAX, ハガキ, メールにて申し込み下さい
ハガキ宛先 : 帯広市東10条南13丁目1 ふるさと十勝内事務局
FAX : 0155-27-5337
メール : tokachinet@gmail.com
【札幌】
と き:11月9日(水) 18:00開場 18:30開始
ところ:かでる2・7 820研修室(札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル )
チケット代:1000円
主催:木下黄太講演会in札幌実行委員会
後援:新篠津村クリーン農産物生産協議会
予約申し込みは下記のメールアドレスにお願いします。
問合せ:TEL:090-6210-5482 E-MAIL:sasaki.shin@lilac.plala.or.jp(佐々木)
【旭川】
と き:11月10日(木)18:30開場 19:00開始
ところ:旭川市勤労者福祉会館(6条通4丁目)2F 大会議室
チケット代:一般1000円 大学生500円 高校生以下無料
主催:発信局ほたる
チケット取り扱い:珈屋Lamp(末広東1条1丁目7-6)
こども富貴堂(7条8丁目)
きっちんらいる(鷹栖町16線8)
問合せ:発信局ほたる E-Mail:fanciful555@yahoo.co.jp(伊藤)
後援:旭川市教育委員会、自然耕房ホタルファーム、珈屋Lamp、風流里㈱
年齢職業問わずご参加頂けます。もちろんお子様連れも大歓迎です。」
※(開場は午後6時15分からになります)
〒164-0001 中野区中野2丁目9番7号
http://www.nices.jp/access/zero.html
(申し込み先着順)
【会費】1席あたり500円。(席の要らない小さなお子様は無料です。託児はありません。)
【主催】とうきょう子供と母の会
【申し込み先】下記連絡先へ、席の必要な方全員のお名前と電話番号、合計人数、連絡用アドレスをご明記の上、申し込み下さい。tokyo-kodomo-haha@hotmail.co.jp
運営はボランティアの一般人がしております。突然のキャンセルは講演の開催可否に影響します。キャンセルは必ず前々日までにご連絡下さい。
■□■子供達を内部被爆から守ろう!■□■□■
メディアでは本当のことを伝えない。だから地方も知らない。
子供達の命を守るために自分達で行動するしかない!
政府の基準値を信じますか?
学校給食は大丈夫ですか?
【中国新聞報道】広島県在住の授乳中のママさんから放射能性物質が検出され記事がでました。これは広島県だけの問題ではありません。全国に広がる汚染食品によって乳児から大人までの内部被爆が拡大中。今回の結果は早く行動を起こしただけの話しにしかすぎません。
会場:広島YMCAホール
定員:285名
日時:11月19日(土)午後13時00分~15時00分(開場12時半)
住所:広島市中区八丁堀7-11 地図:http://bit.ly/q8YD2X
※駐車場はござますが、当日は満車が予想されますので 公共機関または、近隣の駐車場のご利用を。
乳幼児連れの方は、ホール後ろ側にお座り下さい。
録画は厳禁です。録音も原則禁止。
会場費・資料代:600円(お席確保の方お子様300円)
定員に達しても当日キャンセルや立ち見も可能です。その場合は、メール又はお電話にてご連絡をお願いいたします。
お申込はこちらから
もしくはメールもあります。参加者全員の名前、人数、連絡先電話番号、席確保のお子様がいる場合はその点もお子様の人数も明記して、連絡アドレスも明記して下記のメールに連絡を。
cyugoku.info@gmail.com
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木下黄太講演会 in 岡山
福島原発事故と全国放射能汚染!その時何が起こったか!?
第一線で活躍中の木下黄太さんが見た放射能汚染の真実を聞く。
【講演内容】
・福島第一原発事故後の取材を通じた体験談
・放射能による健康被害の実態
・四国にすむ私たちはどう放射能と向き合うか
・瓦礫焼却問題 ・土壌汚染問題
・質疑応答
【日時】11月23日(水・祝)
開 場:13:30
開 始:14:00
終了予定:16:00
【参加料】一般 600円(小学生以下100円)
【定員】 70名~(最大120名まで)
【場所】 とくぎん トモニ プラザ(徳島県青少年センター)
徳島市徳島町城内2番地1 TEL:088-625-3852 地図
【申込】 11/5より、先着にて受付。定員に達した時点で終了します。
申込み → info@panda.eek.jp
(上記メールアドレスへ代表者名・参加人数をご連絡ください。)
【主催】 自然派クラブ「室内空気を考える会」問い合わせ→info@panda.eek.jp
※保育の予定はありません。お子様と一緒のご参加は歓迎いたしますが、目を離されないよう十分ご注意を。トラブルについては一切の責任を負いかねます。