国民の大半が現時点で反対している大飯原発の再稼働のための儀式に、細野氏や仙谷氏が、本日夕刻に福井県庁に入ります。 国民の反対を無視して、放射能被害の現実を隠ぺいした政治家たちが、どのような顔をしているのか、みなさんで確認してください。福井県庁には多くの人々がすでに集まっています。
今年の初めにあるお母さんから次のようなご相談を伺っていました。甲腺の乳頭がんと診断されたということですが、被ばくによる影響なのか否かが判断しにくく、僕といろいろお話をしている状態でした。
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私は、埼玉県南部に住む、四十代の主婦です
年末に地元の病院でまたまた受けた健康診断で、甲状腺肥大が見つかり、追加で血液検査とエコーの検査をしてもらったところ、 エコーを見て先生が『専門病院で見てもらった方がいい』と、都内の甲状腺専門病院への紹介状を書いてくれました。
年明けを待って、紹介先の病院に行き、乳頭癌である事が判明。来月早々に入院・甲状腺全摘出の手術が決まりました。
紹介先の先生に、私の病気はフクシマの事故の影響はないのか心配している事を伝えたところ、 『フクシマにいたのか?こっち(埼玉や東京)にいたのなら、問題ない。こっちは何も心配ない。 チェルノブイリで子どもの甲状腺癌が増えたのは事実だが、あなたの癌は何年も前からあったものだ』と言われました。 (フクシマで始まっているエコーの検査に協力しているとも、チラリと言っていました。)
放射能由来のものでなければいいが、もし由来したものの場合、私は正しい情報を得る事が出来るのか‥?
と危惧しています。
また、私が放射能由来を疑う理由は、このタイミングである事。
年末に受けた血液検査(甲状腺)では、数値に異常なかったのに、2~3週間後に受けた検査では、 大きく変化していて甲状腺の病気の数値だった事は、進行が早過ぎるのではないか?があります。
病気になってしまった事は仕方がないとして、事実が知りたい事と、もし放射能由来であるならば、今、不安に思っている人や今後増えてしまうかもしれない同じ病気の患者さん、こころある人への情報やデータになりたいと思っています。
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このお母さんと、きょうの午後になって、改めてお話しを致しました。またしても衝撃的なお話でした。 実は、今回、四歳の男のお子さんに、5ミリ×7ミリの腫瘍が見つかったそうです。これから、血液検査の結果が返ってきて、良性か悪性なのか判断をするそうです。場合によっては生検もする可能性もあるかもしれません。 この母子は、去年の3/15や3/20,21も埼玉県南部(比較的汚染は少ないエリア)に居て、22日から南足柄に1週間程度避難していました(南足柄もかなりセシウムはかなり降下しましたので、避難は意味があまりなかったと苦笑されていましたが)。
お子さんのお話も、さらに追加して、メールが届きました。
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現在4歳6ヶ月男児。
先週、5月下旬に、エコーで甲状腺に5ミリ×7ミリの腫瘍が見つかりました。その日は、甲状腺機能がどうかを知る為の採血をして、現在結果待ちです。
埼玉県南部の、比較的汚染の少ないとされる地域に住んでいます。避難等はしていません。
去年3月15日午後に、子どもと一緒に近所の買い物やお友達のおうち等に、数時間の外出をしています。
21日は、たしか午前中に、クルマで30分ほどのところにある病院に子どもと出かけました。少し小雨が降った記憶がありますが、雨には当たっていません。
22日は、少しでも距離を稼ぎたい思いで、南足柄に移動しました。直接雨には当たっていませんが、その時の雨に当たった野菜を食べた事が、後でわかっています。
原発事故からしばらくは、子どもの飲み水はペットボトルにしていましたが、牛乳は6月頃まで岩手や北海道のものを与えていました。
今回検査に行った病院では、甲状腺エコーを希望した際、『子どもの甲状腺に影響ありません』『ほら、大丈夫ですよ』と触診しながらおっしゃいましたが、私自身が甲状腺を患った事もあり心配なんです、と強く要望してエコーした検査で、見つかりました。
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もちろん、お母さんに甲状腺の乳頭がんがおきていて、お子さんが4歳にしては大きめの腫瘍が甲状腺にできている実態があります。僕は本当に警戒しています。大きいという事は、警戒すべきです。チェックは必要です。だんだん、時間経過とともに大きくなっている気がするのです。急速に増大し、悪化する可能性を、被ばくしている状態の中では考えるべきです。万が一、悪性になり、転移したら大変なことになるのですから。1年、2年と検査間隔をあけるほど、安心材料は一つもありません。きちんと見続けることしかありません。
山下氏による学会の制約にとらわれずに、甲状腺のエコーや血液検査を積極的に行い、被ばくのことを解明しようという決意のある医者はいい加減、全国でどなたかいませんか。何回呼びかけてもほとんどメールが来ません。避難者は全国にいて、医師を探しています。少しでも良心のある医師はメールして下さい。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
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【6/16(土)「わたしたちが岡山へ逃げてきた理由」木下黄太講演 in 岡山】
◎日時:2012年6月16日(土) 14:00~16:00 (開場13:30)
◎会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室)
岡山市北区春日町5-6 TEL086-233-8311
◎料金:前払い800円 当日1,000円(中学生以下無料)
◎託児:受付終了
※近隣の一時保育をご利用ください。すぐ近くの保育園などであるそうです。
◎お申込み
http://kokucheese.com/event/index/37227/
◎お問い合わせ
メール:info★rdp-okayama.net ★を半角の@に変えてください
TEL:090-4170-0736 中山
◎主催:放射能防御プロジェクト 岡山
◎協賛:さよなら原発1000万人アクションin岡山実行委員会/あかいわエコメッセ
◎後援:岡山市教育委員会/赤磐市教育委員会/財団法人おかやま環境ネットワーク
/山陽新聞社/朝日新聞岡山総局/毎日新聞岡山支局/産経新聞社/RSK山陽放送/
TSCテレビせとうち/OHK岡山放送/FM岡山
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広島にいてもひとごとではない放射能汚染
「健康にはただちに影響はない」
「基準値内だから問題ない」はほんとう?
「震災がれきを受け入れて痛みを分かち合」って大丈夫?
【6/17(日)昼 木下黄太 講演 in広島 】
13:00~15:00 (開場12:30)広島市南区民文化センター2階 スタジオ
広島市南区比治山本町16-27 082-251-4120
広島会場申込:http://kokucheese.com/event/index/38422/
【6/17(日)夕 木下黄太 講演 in呉 】
18:30~20:30(開場18:00)呉市広民センター5階広公民館大会議室
呉市広古新開2丁目1-3 0823-71-2151(JR新広駅前)
呉会場申込:http://kokucheese.com/event/index/38324/
◎参加費両会場ともそれぞれ:前売り900円 当日1200円
※申込サイトでご予約の上、当日、会場にて前売料金をお支払いください。
※予約の方で満席の場合は、当日券の販売は行ないません。
※託児は応相談。
◎主催:木下黄太氏広島講演実行委員会(ヤマムラ・アラカワ・キムラ)
協賛:放射能防御プロジェクト中国&放射能防御プロジェクト岡山
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首都圏の健康被害の状況を話します。大掛かりな講演になります。
【6/30(土)木下黄太講演 in 品川 首都圏の今!!】
6月30日(土) 品川区荏原文化センター(大ホール)
講師 木下黄太
主催 「品川区の子どもたちを守る会」
場所 品川区荏原文化センター
午前の部 開場10:00 開演10:30~12:00(木下氏講演会)
午後の部 開場13:00 開演13:30~16:00
(午後の部「チェルノブイリハート」を上映+木下氏講演会)
申し込み受付 5月23日 2012-05-23 18:20:00 から開始
申し込み締切日 6月20日 2012-06-20 18:20:00で終了
(最終入金6月21日まで)
お申し込みなど、詳しい詳細はこちら・・・木下黄太氏 講演会のお知らせ