「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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欧州数年滞在後、先月帰国の35歳女性。橋本病と甲状腺腫瘍9mm発覚。半年前、欧州で甲状腺検査異常なし。

2012-06-28 00:41:03 | 福島第一原発と放射能

 

 まず、次の内容をご覧ください。西ヨーロッパに数年滞在して、先月帰国した女性が、帰国の一週間後から、突然体調不良となり、甲状腺の病気が今週発覚しています。彼女はヨーロッパにいた時から、今回の帰国に懸念していて、放射能対策を一定程度は、されていました。

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 実は体調が本当に悪く、先週近所の内科に行ったところ、甲状腺専門の病院に行くように言われ、
すぐに診察・検査をしてもらいました。昨日その結果が出たのですが、橋本病とのこと。
また、それとは別に、9ミリの腫瘍が見つかりました。
これについては悪性か良性かわからないため、次回細胞診をすることになっています。

半年前にスペインで健康診断を受けたときに、虫の知らせ(?)で
甲状腺の検査(エコー)もお願いし、血液検査も項目を増やしてもらっていたのです。
そのときは数値には何も異常がなく、甲状腺にも問題はありませんでした。

ということは、橋本病も腫瘍も、発症したのはこの半年の間ということになります。
放射能が原因?と考えてしまいますが、まさか帰国して1か月弱で、そんなに早く症状が出ます・・かね??

取り急ぎ、発症のご報告まで。

 

【居住地と室内線量について】

・5月下旬(帰国時)よりちょうど一週間、新宿のウィークリーマンション滞在。
 室内の線量は、0.18~0.29 Inspector+で計測。

・その後は、中野区内に移る。
 現在の室内の線量は、0.11~0.17くらい。平均0.13だと思います。


【出た症状について】

・最初の一週間: 下痢、肺から絞り出すような咳、うなじに巨大な吹き出物、後半徐々に倦怠感始まる

・二週目: 下痢(後半収まりました)、咳は空ゼキのような感じに。
      この週から朝起き上がれなくなる、ひどい倦怠感で午前中から昼寝が必要
      目の痛みがありコンタクト使用できない
      吹き出物は直径2センチほどになりました

・三週目: 空ゼキ続く。朝起き上がれない、倦怠感ひどい
      目の痛みは外出時にひどくなる
      吹き出物がおさまる

・四週目: 空ゼキ続く。倦怠感も変わらず。たまに下痢。
      倦怠感と首すじの痛みがひどく、近所の内科へ。⇒専門の病院を紹介される。
           
  

【専門病院での診察について】

・初診は6月下旬
  診察時の触診で、甲状腺はかなり肥大しており、「これでは何か問題はあることは確実」と言われる。
  (カルテには“びまん肥大”と書かれました)
  診察後、血液検査、エコー検査。

・一週間後、検査結果が出る。
  血液検査の結果から、橋本病と診断。
  また、エコー画像から9ミリの腫瘍が見つかる。
  腫瘍については、悪性良性がわからないため、次回細胞診をすることになった。
  倦怠感がひどい。


 ちなみに、幼い子供に帰国後出た症状は、ひざ下の痣(紫斑も)、咳、口内炎(帰国後ずっと)、目のクマ、皮膚の痛みとただれ・・・こんな感じです。鼻血が出るかとヒヤヒヤしています

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 この事例が、半年前の西ヨーロッパでの甲状腺のエコーや血液検査の後、ヨーロッパでの数か月間での発症ではなく、日本帰国後のこの一か月の体調不良に伴う発症であったとしたら、本当に怖ろしいです。つまり、全く今回の事故の、初期被曝はしておらず、西ヨーロッパに数年いた女性が、帰国後一か月で、甲状腺に異常が起き、橋本病が発症し、9mmの腫瘍ができる状況の可能性も、はたして想定されるのかという事です。もしも、この想定が正しければ、東京に居住することは、全く無理だと改めてはっきりする話だと思います。この35歳の女性は、帰国後、屋外では必ずマスクをしており、外食は一切せず、放射性物質を相当吟味して、材料を選び、自分で料理しているものしか食べていないという事です。それでも、こういう事が起きるなら、思わぬ放射性物質の摂取が、東京ではおこりうる現実があるという事になります。もしそうなら、致命傷になりかねません。

 この女性には、お子さんの検査もされるようにおすすめしています。お子さんの状況を確認することで、さらに事態がはっきりすると思います。

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次のアドレスが僕の連絡先です。いろんな形でのご依頼やご相談はまずメールでお願いします。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 

 「健康被害と思われる事象が顕著にあらわれている方は、僕までメール下さい。事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

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土曜日の品川講演、直接おいで下さい。

【6/30(土)木下黄太講演 in 品川 首都圏の今!!】

 

6月30日(土) 品川区荏原文化センター(大ホール)

主催 「品川区の子どもたちを守る会」

場所 品川区荏原文化センター


午前の部 開場10:00 開演10:30~12:00(木下講演)

午後の部 開場13:00 開演13:30~16:00
(午後の部「チェルノブイリハート」を上映+木下講演)


詳しい詳細はこちらまで↓

6/30(土) 木下黄太 in 品川 「首都圏の今」講演会追加チケット予約受付決定

 

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申し訳ありません。様々な理由でバンダジェフスキー博士日本最終講演のDVDが遅れています。

もう少しかかりますが、価格2000円程度でどの程度の方がほしいのか、事前に確認をしたいと思います。

DVDをご希望の方は、下記アドレスに、お名前と希望枚数のみメールください。

これは、事前予約でなく、ほしい人がどの程度の人数なのかを、調べているだけですが、

こちらも予算がない中での作業ですので、メールを頂いてほしい枚数が全体でどのくらいかわかりたいです。

DVDの希望者の受付メールアドレスは dvdbandazhevsky@gmail.comになります。

メールのタイトルは「DVD希望( )枚」 ← ( )は数字を入れてください。

本文はあなたさまのフルネームのみお書きください。

正式に出した時点でお知らせメールも致しますので。よろしくご協力ください。

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  我孫子市の焼却灰を長野の業者が処理する話です。長野県小諸市である産業廃棄物業者が、千葉県内の他の焼却灰をすでに受け入れています。我孫子市の話は、この業者ではないかと取り沙汰されています。そして小諸市の市長は焼却灰の受け入れ基準を500Bq/kg→2500Bq/kgへ上げると突然言い出し、市議会は反対している情勢。この引き上げも市民との約束を反故にする(協力組織のようになっている11区6団体の了解をもって市民の理解とする)中身で、小諸市議会に撤回を求める陳情書が市民側から提出され、6月市議会で全員賛成で可決されたばかりということです。しかし、小諸市の市長は今のところ撤回の意思はないとのことです。

 この流れから考えると、小諸市の特定の業者が、我孫子市の焼却灰を受け入れるための布石を、小諸市の市長がうっている可能性は強いです。確信犯的な行動のようです。みなさん、警戒してください。